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ジョン・キーツの輝く星よという人生の宝物の恋愛詩

ジョセフ・セヴァーンのジョン・キーツの肖像

ジョン・キーツ輝く星よは不朽の名作だ。希望に胸を熱く膨らませる詩で、数世紀を越えながら少しも色褪せることのない言葉の魅力を宿している。就中、人生を教えられるんだ。

輝く星よ、貴方ほどに揺るぎない私だったなら――
夜に垂れ下がる淋しい華々しさではなく
生得の受難者、眠りに就かない隠者のように、
末永く開かれた目蓋によって見ていたが、
大地を巡って人々の岸辺を洗い清める
彼らの僧侶らしい日課への水の移ろいだった、
あるいは山岳や野原の雪化粧を目にしていたが
新しくは柔らかに落とされたものだった
いいや――未だじっと揺るぎなく、じっと変わらずに、
私は掛け値のない恋人の豊かな胸を枕にして、
その柔らかな落ちくねりをいつまでも感じただろう、
愛しく心配がっていつまでも目覚められる、
じっと、じっと彼女の優しい息遣いを聞いただろう、
ゆえに久しく生きられる――他には死に失せる。

原文

Bright star, would I were stedfast as thou art—
Not in lone splendour hung aloft the night
And watching, with eternal lids apart,
Like nature's patient, sleepless Eremite,
The moving waters at their priestlike task
Of pure ablution round earth's human shores,
Or gazing on the new soft-fallen mask
Of snow upon the mountains and the moors
No—yet still stedfast, still unchangeable,
Pillow'd upon my fair love's ripening breast,
To feel for ever its soft fall and swell,
Awake for ever in a sweet unrest,
Still, still to hear her tender-taken breath,
And so live ever—or else swoon to death.

ジョン・キーツの輝く星よ(訳出)

恋愛詩で恋人のファニー・ブローンに贈られたらしい。星に託して気持ちが輝かしく歌われているんだ。冒頭から一般詩と思いながら読んでいると途中で目を丸くする。ソネット(十四行詩)なので、イギリス式の四四四二の分け方になっている、丁度、三節目の頭の「いいえ」から恋人への想いがはっきり打ち出されて行く。作品の展開としては揺るがせない想いは恋人が一番(貴方こそ全て)だといいたいのではないか。前段の「雪」よりも後段の「胸」が良い。惚気とすれば御馳走様かも知れず、美味しかった幸せを、ただし詩的に優れてもいるわけで、著しく感動を覚えざるを得ない。

素敵なのはロマンが広がる

ファニー・ブローンの肖像

夢見られた世界が胸に突き刺さるように受け取られる。人生とは何か。一つの答えが掴まれている。ジョン・キーツにとってはファニー・ブローンが必要不可欠な存在だった。これは恋人にかぎらず、砂漠の中のオアシスのように人によって事情や程度の差はあるにしても宝物と呼ぶに相応しいと思う。

ジョン・キーツは命と引き換えにしてまで力強くも意欲的に捉えていてすなわち渾身の情熱において明かしていた。ロマンとしても極限的ではないかしら。星の輝きが命の輝きに匹敵する。とても美しいイメージで、夢見られた世界ならば栄光の架け橋ともいうべき万感の境地に触れては行く先々で花を咲かせるくらい喜ばしく認められてしまう。

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