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些細な日常

学ぶべきは幸せを呼んだ恋愛で覚えた人柄こそ

昔から自作時を皆に読んで貰えないことが大きな悩みだった。考えたのは感動的に歌えば良いのではないか。皆の心を掴んで再び放さないような作品が必要だとすればそれしかないだろう。少しずつ感動的に歌うように努めて僕は望み出した。

人生の鑑としてゲームセンターの契約社員が思い浮かんだ

彼がインターネットで一人の女性と出会ったらしくてメールでやり取りしていた。そんな中で僕にガラケーの画面を向けながら彼女へのメールを、結構、長かったんだけれども内容的に大丈夫かどうかと訊いて来たんだ。彼がいうには彼女に他に好きな人がいるといわれたから自分としては貴方が幸せになってくれれば良いみたいな形で彼女との付き合いは終わっても仕様がないと身を引くように仕上げた。

聞きながら目を向けると彼は泣きそうな顔で、僕には感動しているともまさか受け取られた。人に心を込めて思い遣る自分に間違いなく巡り会えたというような雰囲気が凄く漂っていた。僕は何も応えなくても彼の決めた道だから良いのではないかと頷くばかりだった。訊きながら彼も彼でそんなに応えて欲しい様子ではなかったし。ガラケーで何十行も認めたメールを目にしたまま、微かに打ち震えていた。

それから暫くして彼は彼女と結婚した。本当に数ヶ月で早いと思ったけど、身を引くようなメールから逆に付き合うようになったせいなんだ。とすると本当の気持ちを確かめたい彼女だったのか。前にも他の男性から同じような話を聞いたことがあったし、自分でも思い当たるかも知れない、女性から告げられる終わりみたいなものは必ずしも額面通りに受け取ってはならないようだ。

他の男性というとコンビニの深夜バイトの仲間で一人の女性に別れたいといわれて仕様がなく別れて他の女性と付き合っていたら目出度いのに再び付き合いたいらしく舞い戻って来られたからどうするべきかと訊かれた。僕としては自分の決めた道を歩んで欲しかったので、もはや彼には本当に好きで思いが残っているならば復縁する可能性も全くないわけではないと人生を仄めかすように応えざるを得なかった。前の彼女を引き摺ったままでは今の彼女とも結局は不幸な暮らしかも知れないかぎり、彼が本当に好きかどうで恋人選びを行うべきだと感じた。

振り返ると彼は最初のところですっぱり別れたからそうなるんだろう。性格が出るというか、何で、今更、舞い戻って来られるのかと頭を悩ませていたけれども前の彼女も本当に別れたくて縁切りを頼んだかどうかは果たして定かではなかったとすれやり直すという流れも十分にあり得る。

翻ってゲームセンターの契約社員は上手いというか、人付き合いは正直な人なので、信頼できて馬鹿にされる恐れもなければ自分の気持ちは明らかに示し出す。なので身を引くようなメールを仕上げても貴方が好きだけれども耐え忍んで別れる自分なんだとはっきり分かるように載せてもいた。彼女にとっては言葉が胸に来たと、付き合うべきなのは他の男性ではないと考えられるとしてもやはり不思議ではなかったんだ。

夜中に、突然、海が見たいと彼女に呼び出されて彼は出かけたと教えてくれた。渋々なのか、嬉々なのか、聞きながら僕には気持ちが容易には掴めなかった。口癖で「がっ付いていると思われないか」とあったけど、個人的には理解するのには相当に苦しめられる恋愛観だった。どんどん突き進めば良いと僕は思うし、さもなければ相手のせいではないだろうか。かねて貴方も互いの思いにドタキャンの連続でなければ運命的な出会いは楽勝だったようにも推定されてしまう。赤い糸どころか鋭い歯車でさえも吹き飛ばされるから関係性そのものが御破算になりかける。とはいえ、正反対なんだろう。彼女こそ彼にとってはどんどん突き進んで夜中に叩き起こして海にまで遠く誘い出されてしまう相手だった。

人間関係で面白い、考えると。彼女と僕の恋愛観が同じで、ゲームセンターの契約社員と仲良しだった。だから世間的には友達の恋人と付き合うことも見られたりするわけではないか。気が合って共通の友達の影で発展する二人に変わることがあり得るんだ。

彼は又しても上手いというか、僕には彼女を会わせないし、顔写真を見せることもなかったことは事実で、勘繰れば独り占めしたいような空気こそ濃厚だった。恋愛事情を偶に聞かされながらどんな人なんだろうと微かに感じたけど、きっと自分に近いせいだったに違いない。

海へ出かけた後に二人は結ばれたのか。彼女は頼り甲斐がありそうに彼を知ったというと他に好きな人がいるのメールから導き出され得る。改めて考えると他にいい寄られている人がいるとした男女のありがちなほどの駆け引きを完全に越えていた気持ちに驚かされる。彼も、余程、好きでなくてはさりげなくも追いすがるような真似はしなかったはずだろう。すると流石に上手い彼女と架空でも口に出すのはもはや憚られるにせよ、自分は貴方を同じくらい好きではないみたいな彼への疑いを果たすためにはどうしても貴方ではなくては駄目なんだと身を以て伝えて行くことが大切になって来るわけではなかったか。

事実上、彼女のために彼は海へ出かけたけれども気持ちにおいては彼のために彼女は呼び出していた。貴方だけを見詰めているとしっかり認められたから結ばれるに至った二人だとしても察して強ちではない。

ゲームセンターの契約社員は左手の薬指に指輪を付けて愛妻弁当を携えて働くようになった。もはや羨ましいかぎりの僕としかいえなかっだけれども二人の成り行きで個人的に最も気になったのはやはり彼に身を引くようなメールを見せられた場面だった。人生の素晴らしい瞬間を身近でまざまざと味わわされてしまったと思う。心ばかりの思い遣りに包まれている誰かと傍目で触れ合うことは凄く少ない。他には速やかに思い浮かばなさそうだ。

本当の自分を出さなくては夢も希望も生まれては来ない

冒頭のアイデアに戻るけど、創作活動、自分にとって感動的に受け留められる作品ならばよもや詩にかぎらなくとも彼が彼女と交際して結婚まで漕ぎ着けたような幸せを呼ぶんだと踏まれた。

やってみると実際は芳しくなかった。特に何も変わらず、詩ならば多くの人に読んで貰える結果には結び付かないという。感動しながら歌うことは自分のためには間違いなく良いし、心の癒しに他ならない。止める必要はないというか、積極的に狙うべきだろう。

気がかりなのは皆が寄り付かないわけで、何で彼は感動的なメールから彼女と結ばれたのかと探れば人柄が滲み出る文面が功を奏したはずのところに学びたくなる。

畢竟、どんなに良くても作品が理解されなくては作者の気持ちは伝わらないというしかない。

僕は物事を深く追求しながら詩でも何でも人柄は殆ど出さないかも知れないし、人それぞれの受け取り方にはよるけど、掲示板の雑談から簡単に伝わらすこともできなければ作品に取り入れて行かないとインターネットは終わりではないかしら。必死に頑張っても一人ぼっちではいつまでやっていても本当に仕様がないと思う。

サイト運営に置き換えれば実生活の肌合いがホームページやブログで示されない。皆が寄り付かないという大きな悩みの正しく種だった。物事を深く追求しながらではおよそ無理だから普段の雰囲気とは全く違うし、自分表現をインターネットで漏れなく合わせなくては行けないんだ。

それができないうちは管理人として不完全燃焼の気持ちにもならざるを得まい。自己表現が捗ってなくて潰れる。本当の自分が出せなければアクセスが少ないとかなんて悲しい結果を冷静に受け留められなくて何もかも悪いのは自分だと不幸を敢えて背負ってしまう。すればさらに人は避けたがるのではないか、僕を死相で。死相を感じさせてはサイト運営に夢も希望もないので、本当の自分を出すことが極めて大事だった。

普段はできているし、インターネットでやれるかは物事を深く追求しないことにかかっている。

皆と仲良く暮らしているだけの空気をホームページやブログの自己表現で送らないと十分には理解されて来ないだろう。

端的にいうと厳しければ甘くする。厳しいままでは人気者になれないのはサイト運営を十年以上もやって分かり切っていることだし、実生活で皆が仲良くしてくれるのも甘いせいで、人柄なので、一言では優しさこそ感じ取らせたはすだった。

何にせよ、永遠の詩人の本質的な認識を並べ立てるか、または匂わせてしまうのも同じみたいだから注意したい。

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