レゴアートに可愛くも打ちのめされた心 結城永人 - 2016年12月24日 (土) Behind the Scenes of LEGO Lions for NYPL|brickartist ブリックのLEGOでライオンを作っている。他にも色々とやっているけれどもレゴアート、またはブリックアート(Brickartist.com)と呼ばれて世界的に親しまれているLEGOを用いた作品の一つなんだ。 可愛いと思う 僕には馴染みが薄かったし、名前しか知らない玩具で、LEGOというと遊んだ記憶は殆どないわけだけど、しかしレゴアートで興味深いのは玩具のちょっと作品でも徹底的に極めるように取り組めば同じものとは思えないくらい様変わりしてしまう。 見ていて正しく唸らされる出来映えが凄い。緻密で細かい手捌きがないと無理だし、LEGOはイメージを計算しながらやらないとできないのではないかと数学的というか、構想しただけで頭が疲れてくたくたみたいに辛くて近寄り難くてが本音ならば驚異的に感じられもするんだ。 好きでなければ手は伸びないだろう。芸術家の意気込みが犇々と伝わって来るライオンだった、LEGOの大がかりな創作の。 同じように頑張りたくなる、まさか。珍しい気持ちがする。レゴアートの素晴らしさへは芸術家として見習うでも励ましを受け取るでも言葉が欠けてそうだ。 心こそ打ちのめされる きっと子供が何気なく遊んでいるのと変わらないせいだろう。なぜ作品を求めたのか。大元の思いが自分らしさに帰って来るようなところが良いし、涙もちょちょ切れるほどに優しさを感動的に味わわせる。芸術の志が端から見守られていた。 絶えず、進むべき道を確かめながら作品に打ち込むように頑張れれば望ましいのではないか、自己表現を尽くす、持てる力を掻き集めて最大限に発揮するためには大元の思いこそ必要不可欠なんだ。 いい換えれば根性を疎かにしてはならないし、レゴアートのライオンには芸術の緻密な美しさだけでなくては強靭な逞しさも学んでしまう。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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