人間の生き方の内面的に立ち直るような一つの自然な流れ

Joshua Bell performs Bach's Chaconne, the final movement from Violin Partita 2 in D minor via TheNexusInstitute

ジョシュア・ベルバッハは生命感が宿っていて譜面の読み込みが深そうだけれどもそこはかとない魅力を湛えていて総じて静かに穏やかに引き付けられるのが特徴的だ。


バッハは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータが素晴らしいと思う。ソナタとパルティータの三曲ずつの全六曲で構成されていて全体を通して聴いてみると取り分けパルティータ第二番の第五楽章/シャコンヌの部分が世間的にも人気曲ながら極めて興味深く受け留められた


後から気付いたけれども自作詩の詩人の歌~水の精と生の涙~のイメージがバッハのパルティータ第二番の第五楽章/シャコンヌにぴったりではないかと感じたので、殊更と注目せざるを得なくなってしまった、個人的には。


悲しみへの祈りによって心が癒される世界観というか、人間の生き方の内面的に立ち直るような一つの自然な流れを僕が言葉でやったようにバッハは音符でやっているに違いなさそうなので、初めて無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを知ったのはヘンリク・シェリング(ヴァイオリニスト)の揺るぎなく端正な演奏だったけれども本当に引き付けられながら愛するべき作品に他ならないと認めるにも至った。


バッハはそれこそ宗教音楽なので、自己表現で祈りと癒しが密接に結び付いているのは当たり前かも知れないにせよ、特筆するべきなのはやはり真面目さだろう。真面目さが常人離れしたくらい突き抜けていた。だからこそ宗教音楽の良さ、喜ぶべき祈りと癒しの結び付きもとことん究明するように作曲せざるを得なかったはずではないか。


ジョシュア・ベルは譜面の読み込みの確かさに裏付けされたような形で自信を持ってバッハの楽音を奏でているから生命感を与えると思うし、音楽がまるで生き物のようにリアルに喜ばしく伝えられては祈りと癒しも人生の安らぎとしてそこはかとなく魅力的に味わわれるはずなので、聴いていて好感度が高いという演奏だ。

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