カーラ・トーマス|ソウルシンガー 結城永人 - 2019年11月14日 (木) カーラ・トーマス/Carla Thomas。1942年12月21日生まれ。アメリカのテネシー州メンフィスの出身。メンフィスソウル、サザンソウル、ソウルを歌う。 カーラ・トーマスの歌手人生 Carla Thomas from Billboard / Public domain 父親のルーファス・トーマスもR&Bやファンクやソウルやブルースを歌う黒人男性ソウルシンガーだった。 そして兄のマーヴェル・トーマスはキーボーディスト、妹のヴァネス・トーマスは歌手になるという音楽の三兄妹の中で、カーラ・トーマスは育った。 父親が地元のビールストリートのパレスシアターの司会者をやっていて良く催しに触れたのが音楽世界の分けてもメンフィスソウルへ向かう動機付けになった。 十歳のときにやはり父親が地元のラジオ局:アフリカ系アメリカ人のためのWDIAのパーソナリティーをやって本来は高校生のために提供するティーンタウンシンガーズ――卒業生に歌手のアニタ・ルイス/ソウルチルドレンのメンバーやミュージシャンのアイザック・ヘイズがいる――に特別に参加して勉強と歌に励んで高校卒業まで続けていたんだ。 十七歳のときにCause I Love Youで、サテライトレコード(後のスタックスレコード)からデビューした。父親のルーファス・トーマスとのデュエットで、兄のマーヴェル・トーマスもキーボードで共演している。まだ高校生のうちに録音された歌で、地方で好評を得た。 同年に発売された二枚目のシングルのGee Whiz (Look at His Eyes)が大ヒットして全国で好評を得るともはや歌手として不動の地位が築かれずにいなかった。 カーラ・トーマスの主要楽曲 Gee Whiz (Look at His Eyes)|Carla Thomas Carla Thomas - Topic(YouTube)Carla Thomas | Discography(Discogs) 代表曲はCause I Love You(ルーファス・トーマスとのデュエット/1960)やGee Whiz (Look at His Eyes)(1960)やB-A-B-Y(1966)やTramp(ローウェル・フルソンの楽曲のオーティス・レディングとのデュエット/1967)やI Like What You're Doing To Me(1969)などがある。 スタックスの女王で、オーティス・レディングやルーファス・トーマスのデュエットパートナー。 原文 Queen of Stax soul and duet partner of Otis Redding and Rufus Thomas. カーラ・トーマス|ALLMusic(訳出) カーラ・トーマスは伸びやかに際立って哀愁漂う美声の持ち主で、1960~70年代にアメリカ南部のメンフィスで栄えた黒人音楽のスタックスレコードに所属して「スタックスの女王」、またはそうした煌びやかで官能的なサザンソウルを大きく牽引したメンフィスソウルを体現して「メンフィスソウルの女王」とも呼ばれる最高の歌姫の一人だった。 GRAMMY Award Results for Carla Thomas 1968年の第十回グラミー賞でアルバムのThe Queen Aloneが最優秀R&B女性ヴォーカルパフォーマンス賞とオーティス・レディングとの共作アルバムのKing & Queenが最優秀R&Bパフォーマンス賞ヴォーカル入りデュオまたはグループ部門にノミネートされた。 ジェームズタウンのShe Got Soulの二十二人の正真正銘の黒人女性ソウルシンガー コメント 新しい投稿 前の投稿
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