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ジェームズタウンのShe Got Soulの二十二人の正真正銘の黒人女性ソウルシンガー

ラップ/ヒップホップの気に入りの作品の一つにジェームズタウンのShe Got Soulがある。大好きな黒人女性ソウルシンガーのジョセリン・ブラウンを起用しているのが嬉しくて曲自体も途方もなく素晴らしいと感じる。青春期に初めて聴いて穏やかな口笛と心地好いビートと落ち着き払ったラップにジョセリン・ブラウンの並外れて魂に溢れた叫びが加わって胸打たれながら忘れ難いほどに魅せられてしまったんだ。

ジェームズタウンは個人のDJなのか、ラップ/ヒップホップのグループなのか、何なのか、情報が殆どなくて分からない。分かるのはShe Got Soulのヒットチャートが1991年9月にイギリスで五十六位、1992年3月に二十六位を記録したのと1999年にもジョセリン・ブラウンを起用してI Believeをリリースしていたくらいになる。今時、検索エンジンにかけても曲について出て来るだけで、ミュージシャンとしての情報を得るのは難しいんだ。大変に優れた曲作りの才能を認めるし、種々と知りたくならせるにせよ、謎めいたままに受け留めるしかない。

ジェームズタウンのShe Got Soulの様々なバージョン

ミックス

リミックス

傑作のShe Got Soulの魅力はライム(ラップのための押韻された詞)にも曲と同じくらいある。だから本当に音楽作品としての完成度が高いと唸らされもするけど、内容はとにかく黒人女性ソウルシンガーの名前を挙げて誉め称えるんだ。タイトルを和訳すると「彼女は魂を持つ」となるように歌に魂があるとおよそジェームズタウンが認めて気に入った黒人女性ソウルシンガーの名前を次々と出してラップを行う。

個人的に非常に共感できるし、何よりもジョセリン・ブラウンを起用しているセンスがジェームズタウンはずば抜けて良いと思う。She Got Soulに名前が挙がる黒人女性ソウルシンガーは全て聴くに値する正真正銘の実力派ではないか、是非とも覚えておきたくなる。実際にそれぞれの曲をかけると素晴らしい出会いが訪れると頷かずにはいられないんだ。

因みにアメリカのヴァージニア州の都市名にジェームズタウンがあって十七世紀にイギリスの最初の植民が行われた歴史的な場所なんだ。奴隷などによってヨーロッパから多くの黒人がアメリカ――当時は国がないからまだ北アメリカ大陸でしかなかった――へ連れて来られた植民地時代だけれども最初の一人が、記録上、1619年のイギリスからジェームズタウンへの年季奉公人といわれている。黒人女性シンガーを称えるミュージシャンのジェームズタウンの名前、または芸名の由来ははっきり分からないにせよ、アメリカの都市名のジェームズタウンが黒人と相当に深い結び付きを持っているのは間違いないので、ソウルなどの同国で始まる黒人音楽の社会的な起点とも受け取り得るし、望んで意図的に付けられた可能性も全くないわけではないと想像する。

二十二人の正真正銘の黒人女性ソウルシンガーの名前

アフロの髪型の黒人女性の横向きのシルエット

ジェームズタウンのShe Got Soulのラップから魂に満ちた歌声を持つ二十二人の正真正銘の黒人女性ソウルシンガーの名前を聞き取って覚えられる。

  1. アレサ(フランクリン)_Respect/ソウル
  2. シャーリー・ブラウン_Woman to Woman/ソウル
  3. カーラ・トーマス_Gee Whiz (Look at His Eyes)/メンフィスソウル
  4. チャカ・カーン_I'm Every Woman/ディスコ
  5. ブレンダ・ラッセル_Piano in the Dark/ポップ
  6. ベティ・ライト_Clean Up Woman/ファンク
  7. メアリー・ウェルズ_My Guy/R&B
  8. リン・コリンズ_Think (About It)/ファンク
  9. ミリー・ジャクソン_(If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right/ソウル
  10. グラディス・ナイト_Midnight Train to Georgia/ソウル
  11. ジョセリン・ブラウン_Always There/アシッドジャズ
  12. アン・ピーブルス_I Can't Stand the Rain/R&B
  13. ジェニファー・ホリデイ_And I Am Telling You I'm Not Going/ソウル
  14. ジーン・ナイト_Mr. Big Stuff/ファンク
  15. ロバータ・フラック_Killing Me Softly with His Song/R&B
  16. マデリン・ベル_Melting Pot/ロック
  17. エラ(フィッツジェラルド)_My Happiness/ジャズ
  18. ビリー・ホリデイ_Strange Fruit/ジャズ
  19. ニーナ・シモン_Don't Let Me Be Misunderstood/ジャズ
  20. アニタ・ベイカー_Giving You the Best That I Got/R&B
  21. ドリス・デューク_To The Other Woman (I'm The Other Woman)/ソウル
  22. リンダ・ウーマック_Teardrops/ダンス

※括弧付きは名字なしで、最初の名前だけが出て来る。
※二十人目以降はOriginal Mix以外ではカットされ得る。
※名前の次に気に入りの代表曲とジャンルを載せた。

音楽のジャンルだとエラ・フィッツジェラルドとビリー・ホリデイとニーナ・シモンはジャズを歌うことが非常に多くてジャズシンガーと考えられるし、あるいは残りの全員もソウルミュージックをメインに歌っているソウルシンガーというわけでは必ずしもない。

ジェームズタウンが魂の歌声を感じたかぎりでの黒人女性ソウルシンガーがShe Got Soulでは名前を挙げて称えられている。本当に頷くばかりだと個人的に認めるし、青春期に知らなかった黒人女性シンガーを何人も新しく知って聴くことができたのはソウルミュージックなどの黒人音楽を愛する身として大きな喜びに他ならなかった。

二十二人の黒人女性ソウルシンガーの名前と共に僕も気に入りのそれぞれを象徴する代表曲を一つずつ選んでみた。

何れも名曲ばかりで、聴き堪えはとても大きい。全員、アメリカ人だけれども二十世紀後半の黒人が白人からの差別と最も劇的に打つかり合った時代、キング牧師の公民権運動に集約されるような世の中に重なっている。人生から捉えても黒人にとっては肌の色の違いだけで難癖を付けられて惨殺されるほどの極めて忌まわしい悲しみを生き抜く歌、そして込められた魂が本当に貴重だと感じる。

どんな人でも同じように絶望的な状況に追い込まれることは十分に起こり得るし、人権無視の卑しい嫌がらせだけではなく、天変地異や病気などの数え切れない災いにも襲われ兼ねないのが自然の一部としての人間の本性なんだ。

魂の込められた歌には未来永劫と人生の希望を呼び覚まして何も諦めずに掴むべき夢を真実に分け与える力がある。

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