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弾き音について|英語の流暢な発音

複数の連続する単語か一つの単語でも音韻が軽く放たれて流暢に発音される状態を弾き音/Flappingという。

英語の発音のそうした弾き音には子音の「t」と隣接した子音の「nt」で生じる二種類がある。

英語の流暢な発音の二種類の弾き音の仕方

何れもアメリカ英語で良く行われる。

単語のアクセントが置かれないところにあって前後を母音で挟まれた「t」と「nt」が弾き音になり易い。

その他に「d」と「nd」でもそれそれぞれに同様の仕方で発音されることがある。

子音の「t」の弾き音

put on
pʊt̬ɒn(プロン)
at all
ət̬ɔːl(アロール)
get in
ɡet̬in(ゲリン)
little
ˈlɪt̬.əl(リラル)
metal
ˈmet̬.əl(メラル)

子音の「t」の弾き音の発音は通常の「t」を素早く一回だけ震わせながら声を出す。すると「l」や「d」や「r」などに近付いて聞こえる。

発音記号には「t̬」が使われる。通常の「t」の下に有声音の記号(v)が付いたもので、「t」の弾き音化の状態を直に表している。

または「ɾ」(歯茎弾き音)や「d」(有声歯茎破裂音)が使われることもある。何れも発音そのものから捉えて表している。前者は日本語のら行のら/り/る/れ/ろの出だしの子音、後者は日本語のだ行のだ/で/どの出だしの子音と全く同じなので、それからすると日本人にとって「t」の弾き音の発音は英語の中で最も簡単なものの一つといえるかも知れない。

幾つか違う発音記号が使われるのは聞こえ方によって別に選ばれるためで、必ずしも一律には表し切れないような微妙な音韻なんだ。

隣接した子音の「nt」の弾き音

sent to
seɾ̃ə(セナ)
lent out
leɾ̃aʊt(レナウト)
invent it
ɪnˈveɾ̃ɪt(インヴェニィト)
painter
ˈpeɪ.ɾ̃ɚ(ペイナー)
minty
ˈmɪ.ɾ̃i(ミニィ)

隣接した子音の「nt」が一つの子音の「ɾ̃」に移行する。子音の「ɾ̃」という発音記号は「t」の弾き音に匹敵する歯茎弾き音の「ɾ」の上に鼻音の記号(~)が付いたもので、発音の仕方は通常の「t」を素早く一回だけ震わせながら声を出すという「t」の弾き音を鼻にかけながら行う。すると「n」に近付いて聞こえることが多い。

発音記号に「n」(歯茎鼻音)が使われることもある。日本語のな行のな/に/ぬ/ね/のの出だしの子音と全く同じなので、それからすると日本人にとって「nt」の弾き音の発音は英語の中で最も簡単なものの一つといえるかも知れない。

幾つか違う発音記号が使われるのは聞こえ方によって別に選ばれるためで、必ずしも一律には表し切れないような微妙な音韻なんだ。

弾き音の内容は英語の流暢な発音のその他の連結同化と似ている。概念上、前者は複数を繋げるだけで元の音韻を残すもの、後者は元の音韻を他に新しく置き換えるものとされる。すると弾き音はどちらの性質も含んでいると考えられる。

元の「t」や「nt」の音韻が変わらずに引き継がれる部分と他のものに変わる部分を両方とも持つのではないか。発音そのものが「ɾ」か「d」や「ɾ̃」か「n」に完全に置き換えられてしまうとすれば同化の一種に他ならないけど、ただし実際は元の音韻と共通する部分という連結の内容を全く示さないわけではない。さもないと何の弾き音かも分からなくなるというか、聞こえ方に微妙な違いがあったり、人や地域で発音の変化する度合いに差が生じ易くて元の音韻を残すかも知れない。

なので弾き音の内容については元の音韻を部分的に引き継ぐと共に部分的に置き換えるような発音の仕方から連結と同化のどちらでもあり得るものとして捉えるのが妥当だ。

関連:英語の流暢な発音の連結と脱落と同化と弾き音

参考:英語のフラッピング/フラップTって?初心者にも分かりやすく説明します 英語の発音ルール「flap t」音声付き Flapping

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