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L・フランク・ボームの強盗たちの箱の日本語訳|アメリカの童話

アメリカの作家、小説家のL・フランク・ボームの童話集アメリカのお伽噺(1901)の収録作品の強盗たちの箱の日本語訳を行った。

作品の出典

The Box of Robbers by L. Frank Baum/L・フランク・ボームの強盗たちの箱
原文:Project Gutenberg作品集
朗読:LibriVoxマシュー・リース

両方ともパブリックドメイン(著作権なし)だから無料で自由に使って構わない。

日本語の訳文

昔の大小の鍵の束

誰もマーサを、その午後、一人のままにしておくつもりはなかった、しかし偶さか皆が呼び出された、というのもあれこれとした理由のためだった。マクファーランド夫人は女性賭博防止連盟で、毎週、開かれるトランプ会に参加していた。姉妹ネルの若男が全く予期せずに呼びに来て長距離ドライヴに彼女を連れて行ってしまった。パパは事務所にいた、いつも通りに。それはメアリー・アンの外出日だった。エメリンはどうかというと確かに家にいて小さな女の子の面倒を見ていた;しかしエメリンは落ち着きのない性分だった。

「カールトン夫人の娘さんと一言話しに路地を渡ったら、お嬢ちゃん、お嫌かな?」、彼女はマーサに訊ねた。

「ちっとも」と返した子供。「裏口を締めた方が良い、けども、鍵を取って、私は上の階にいるから」。

 

「おぅ、そうしよう、もちろん、お嬢ちゃん」といった陽気な家政婦、すると自分の友達と午後を過ごそうと走り去った、マーサを大きな家にたった一人ののままにしておまけに鍵もかけながら。

小さな女の子は新しい本の幾頁かを読み、刺繍の幾針かを縫い、四つの気に入りの人形で「訪問ごっこ」を始めた。それから屋根裏に何ヵ月も使っていた人形の遊び場があったと思い出したので、埃を払って整理しようと決めた。

こんな考えで一杯になりながら女の子は屋根の下の大きな部屋へ曲がりくねる階段を上った。そこは三つの円い屋根窓から良く明るんで暖かくて快適だった。壁の周りには箱と荷物入れの列、古い敷物類の積み重ね、破損した家具の断片、捨てられた衣服の束、その他の何やらがらくたがあった。良く整えられた家は全てこんなふうな屋根裏を持つので、私は必ずしも描写しない。

人形の家は移動させられてしまっていた、しかし探した後にマーサは向こう側の大きな煙突の近くの隅に見付けた。

引き出すとその後ろにウォールター叔父さんが何年も昔――マーサが生まれる以前、実際――にイタリアから送り届けていた黒い木の輸送箱があると気付いた。マンマがそれについて、ある日、話して聞かせた;どうにも開ける鍵がなかった、なぜならウォールター叔父さんは自分が家に戻るまでは開けないままにしておくことを望んだからだった;しかもどうにもこうして彷徨う叔父さん、屈強な狩猟家だったが、象を仕留めるためにアフリカへと向かうやその後は音沙汰がなくなってしまっていた。

小さな女の子は輸送箱を物珍しく眺めた、今や図らずも注意を引かれたからには。

それは正しく大きく――マンマの旅行用の荷物入れよりさえも大きく――変色した真鍮頭の釘で一面に飾り鋲が打たれていた。それはしかも重たく、マーサは方端を持ち上げようとしたら僅かに動かすこともできないと分かった。しかし表側の横に鍵のための場所があった。彼女は屈んで錠前を調べるとそれを開けるのは、可成、大きな鍵なのだと気付いた。

その後、お察しの通り、小さな女の子は叔父さんの大きな箱を開けて中に何が入っているかを知りたがった。というのも私たち全員が好奇心を抱くためで、小さな女の子は私たちの他の者と丁度同じくらい好奇心を抱くのだ。

「ウォールター叔父さんがいつか帰って来るなんて信じない」、彼女は思った。「パパは象に殺されたに違いないと昔いった。もしも鍵を持ってさえいれば――」。彼女は止まると小さな手を陽気に叩き合わせた、リネン室の棚の大きな鍵の籠を思い出したので。あらゆる種別と大きさがあった;きっと一つはあの不可思議な輸送箱を開けられるだろう!

彼女は階段を飛び降り、鍵の籠を見付けると屋根裏へ持ち帰った。それから真鍮の飾り鋲の箱の前に座って鍵を次から次へと奇妙な古い錠前に試し始めた。幾つかは大き過ぎたが、多くは小さ過ぎた。あるものは錠前に入って行くのに回らない;又あるものは直ぐに詰まってもう二度と抜けないと、一頻り、心配されるくらいだった。しかしついに籠が殆ど空になったとき、変わった形をした古びた真鍮の鍵が錠前へと容易く滑り込んだ。喜びに叫んでマーサは両手で鍵を回した;すると鋭く「カチッ」と聞こえて、次の瞬間、重たい蓋が独りでに飛び上がった!

小さな女の子は輸送箱の端に、瞬間、寄りかかった、そして目に映った光景は驚きに後退りさせるものだった。

ゆっくりと慎重に男が輸送箱から身を解き、床に踏み出し、手足を伸ばすとそれから帽子を取りながら驚いた子供へ丁寧にお辞儀した。

彼は背が高くて痩せていて顔は酷く日に当たったか焼けたようだった。

それからもう一人の男が輸送箱から出現し、欠伸しながら寝坊した男子生徒みたいに瞼を擦っていた。彼は中背で、肌は最初の者と同じくらい酷く日に当たったようだった。

マーサがあんぐりと驚くべき光景に目を丸くしたと同時に三人目の男が輸送箱から這い進んだ。彼は仲間たちと変わらない顔色だったが、背が低くて太っていた。

三人揃って物珍しいふうな装いだった。彼らは金のモールで飾られた赤い別珍の短いジャケット、銀の釦が付いた空色の繻子の膝丈ズボンを身に着けていた。靴下には赤や黄や青の太いリボンが結ばれていたが、一方では鍔広の帽子を被り、その高い山から明るい色のリボンを何ヤードも旗めかせていた。

彼らは耳に金の大きな輪とベルトに短刀と拳銃の列があった。目は黒くてギラ付いて濃くて凄まじい口髭、豚の尻尾みたいに先が丸くなっているのを貯えていた。

「まぁ! お前は重かったな」と声を上げた太っちょ、別珍のジャケットを引き下ろして空色のズボンから埃を払っていたときだった。「圧し潰されて全く体調を崩したよ」。

「避けられなかったよ、ルーギ」と応じた痩せっぽち、軽快に;「輸送箱の蓋が俺をお前に圧し下げた。しかし後悔を述べる」

「俺としては」といった中くらい、ぞんざいに煙草を巻いて火を着けながら「何年間も大親友でいるのをお前らは有り難く思うべきだ;だから嫌いにはなるなよ」。

「屋根裏で煙草を喫っては行けない」といったマーサ、煙草の光景に立ち直りながら「家を燃やすかも知れない」。

中くらいが前から彼女に気付かないでいたが、この発言で女の子へ振り向いてお辞儀した。

「淑女の申し出により」といった彼、「俺は煙草を捨てる」。すると彼はそれを床に投げて足で消した。

「貴方たちは誰なのかしら?」と訊ねたマーサ、今までは怖がらないくらい驚いていたのだったが。

「俺たちの自己紹介をお許し下さい」といった痩せっぽち、帽子を優美に派手に振り回しながら。「こいつがルーギ」、太っちょが頷いた;「そしてこいつがベニ」、中くらいが会釈した;「そして俺がヴィクター。俺たちは三人の追い剥ぎ――イタリアの追い剥ぎです」

「追い剥ぎ!」と叫んだマーサ、怖がった顔付きで。

「全くです。きっと全世界で俺たちほどに恐ろしくて凶暴な三人の追い剥ぎはおりますまい」といったヴィクター、誇り高く。

「そうっす」といった太っちょ、重々しく頷きながら。

「しかし悪どい!」と声を上げたマーサ。

「はい、全く」と返したヴィクター。「俺たちは極端に途方もなく悪どいです。きっと全世界で貴方は目の前に今立っているそいつらよりも悪どい三人を見付けられませんよ」。

「そうっす」といった太っちょ、満足げに。

「しかし貴方たちはそんなに悪どくない」といった女の子;「それは――それは――お巫山戯だ!」

ヴィクターは目を伏せると顔を赤らめた。

「お巫山戯!」と喘いだベニ、怖くなった顔付きで。

「厳しい言葉っす」といったルーギ、悲しげに、手に顔を埋めて。

「思いもしませんでした」とぶつぶつ呟いたヴィクター、感極まって取り乱した声で。「まさかそんなに罵られるとは――しかも淑女から! ですがきっと貴方はうかうかお話になられた。俺たちが悪どいのにはわけがあると、お嬢さん、良く考えなくてはなりません。つまり如何に追い剥ぎにならざるを得なかったか、訊かせて下さい、悪どくないとすれば?」。

マーサは戸惑いながら頭を振った、注意深く。それから何かが思い当たった。

「貴方たちはもはや追い剥ぎのままではあり得ない」といったマーサ、「なぜなら、今、アメリカにいるのだから」。

「アメリカ!」と叫んだ三人、一斉に。

「確かに。貴方たちはシカゴのプレーリー通りにいるよ。ウォールター叔父さんがこの輸送箱に入れてイタリアからここに送り届けた」。

追い剥ぎたちはこの告知から大きくまご付いたようだった。ルーギは揺り子の古椅子に座り込むと黄色の絹のハンカチで額を拭った。ベニとヴィクターは退却した輸送箱を拠点に彼女を青白い顔と凝らす眼差しで眺めた。

幾分か立ち直ったときにヴィクターが話した。

「貴方のウォールター叔父さんは俺たちに大きな間違いを犯してしまいました」、非難がましく、彼はいった。「彼は俺たちを最愛のイタリア、追い剥ぎが非常に尊敬されるところから連れて来、誰を強奪するか身代金をいくら求めるかも分からない見知らぬ国へ運んで来てしまいました」。

「そうっす!」といった太っちょ、脚を鋭くピシャリと打ちながら。

「つまり俺たちはイタリアでそんなに見事な名望を勝ち取っていたのでした」といったベニ、残念そうに。

「きっとウォールター叔父さんは貴方たちを改心させたかった」と仄めかしたマーサ。

「シカゴにはそれにしても追い剥ぎはいないのですか?」と訊いたヴィクター。

「まぁね」と返した女の子、今度は自分が顔を赤らめながら「私たちは彼らを追い剥ぎとは呼ばない」。

「それでは俺たちはどんな仕事をしたら良いのですか?」と尋ねたベニ、望みを絶たれて。

「大きなアメリカの町でできることは物凄く多い」といった子供。「お父さんは弁護士」(戦慄せし追い剥ぎ)「お母さんの従兄弟は警視正だよ」。

「あぁ」といったヴィクター、「それは良い職です。警察は検視される必要があります、イタリアでは特に」。

「どこででも!」と付け加えたベニ。

「それから他のこともできる」と続けたマーサ、励ますように。「路面電車の操縦士や百貨店の店員ができる。何人かは市会議員になってさえも生計を立てる」。

追い剥ぎたちは悲しげに頭を振った。

「俺たちに大した仕事は向きません」といったヴィクター。「俺たちの本分は強奪することです」。

マーサは考え倦ねた。

「ガスの事務所で地位を得ることは、可成、厳しい」、彼女はいった、「しかし政治家にはなるかも知れない」。

「いいえ!」と叫んだベニ、突然と凄まじく;「俺たちは自らの高邁な使命を手放してはなりますまい。いつもやっていた追い剥ぎ、もはや続けなくてはならない追い剥ぎです!」

「そうっす!」と賛同した太っちょ。

「シカゴであっても強奪するべき人はいるはずです」と述べたヴィクター、機嫌良く。

マーサは悲しくなった。

「彼らは全て強奪されてしまったと思う」、マーサは異議を唱えたマーサ。

「それでは俺たちは強盗から強奪することができます。つまり経験と才能が普通を越えているのです」といったベニ。

「おぅ、ねぇ;おぅ、ねぇ!」と呻いた女の子;「どうしてウォールター叔父さんはかつてこの輸送箱に入れてここに貴方たちを送り届けたのかしら?」

追い剥ぎたちは興味を持つのだった。

「それは知ってみたいことです」と宣したウォールター、熱心に。

「しかし誰にも決して分からないんだ。つまりアフリカでの象狩りの最中にウォールター叔父さんはいなくなった」、彼女は続けた、確信しながら。

「それでは俺たちは悲運を受け入れて己の能力を尽くして強奪しなくてはなりません」といったヴィクター。「最愛の本職に忠実なかぎり、俺たちに恥じらう必要はありません」。

「そうっす!」と叫んだ太っちょ。

「兄弟! 今や始めるぞ。俺たちのいる家を強奪しよう」。

「良し!」と叫び出した他の者たち、そして跳び上がった。

ベニが子供に脅迫的に身を翻した。

「ここに留まれ!」、彼は命じた。「もしも一歩でも動けば頭から血を被るだろう!」。すると彼は付け加えた、より穏やかな声で:「心配するな;そんなふうに全ての追い剥ぎは虜に話しかけるんだ。しかしもちろん俺たちは若い淑女をどんな状況下でも傷付けはしない」

「あり得ない」といったヴィクター。

太っちょはベルトから大きな短刀を抜き取ると頭の周りに派手に振り回した。

「血を!」、彼が突然と叫んだ、凶暴に。

「バナナを!」と叫んだベニ、恐ろしい声で。

「敵へ乱暴を!」と囁いたヴィクター。

するとそして三人は腰を略半分に折り曲げながら手に引き金を起こした拳銃を構えて歯で挟んだ短刀をギラ付かせて階段を忍び足でこっそりと下りた、マーサを不安に身震いしながら助けを叫ぶことさえもできないほどに怖がらせたままにしておきながら。

屋根裏に一人でどのくらいいたのかを彼女は決して分からなかった、しかし最終的に帰り着く追い剥ぎたちの猫みたいな足音を聞いて一列縦隊で上がって来るのを見た。

彼らの腕には略奪品の荷が重く運ばれるばかりだった、もはやルーギは彼女の母親の最良のイヴニングドレスの積み重ねの上にミンスパイの平衡を保っていた。ヴィクターは細々とした装飾品と真鍮の枝付き燭台と客間の時計を腕一杯に抱えて続いて来た。ベニは家庭用聖書と食器棚の銀製食器と銅のやかんとパパの毛皮のオーヴァーコートを持っていた。

「おぅ、愉快!」といったヴィクター、荷を降ろしながら;「もう一度、強奪できるとは気持ち良いな」

「おぅ、忘我!」といったベニ;しかし爪先にやかんを落とすや直ちに苦悶して踊り回り始めた、イタリア語の奇妙な言葉をぶつぶつ呟きながら。

「俺たちは富豪だ」と続けたヴィクター、ルーギが戦利品を山に追加すると同時にミンスパイを掴みながら;「一つの家から全部! このアメリカは豊かな場所に違いない」

小刀で彼はそれからパイの一片を切り取ると残りを己の同志へ手渡した。そうすると三人揃って床に座りながらマーサが悲しげに傍観する一方で、パイを平らげた。

「洞穴がなくてはならないな」と述べたベニ;「つまり安全な場所に俺たちの略奪品を置いておくべきだ。お前は秘密の洞穴を教えてくれるか?」、彼はマーサに訊ねた。

「マンモス洞穴がある」、彼女は答えた、「しかしケンタッキーだ。そこへ行くには、長い間、貨車に乗るしかないんだ」。

三人の追い剥ぎは考え込んで眺めながら黙ってパイをむしゃむしゃ食べていたが、次の瞬間、玄関の呼び鈴が電気で鳴り、遠く隔てられた屋根裏でさえもはっきり聞こえてぎょっとさせられた。

「あれは何だ?」と強く訊ねたヴィクター、掠れた声で、三人が小刀を抜いて急いで立ち上がったときだった。

マーサは窓へ走ると郵便屋だけが見えたが、郵便箱に手紙を入れて再び去って行くのだった。しかしその小事から厄介な追い剥ぎから免れる方法を思い付くことができたので、彼女はまるで青色吐息のように両手を揉み合わせ始めると大声を発した:

「警察だ!」

強盗たちは心底と恐ろしく慌てて互いに見合った、そして身震いしながらルーギが訊いた:

「大勢なのか?」

「百と十二人!」と声を上げたマーサ、彼らを数えた振りをした後に。

「それでは俺たちはいなくなる!」と宣したベニ;「つまり決してそんな大勢と戦って生き残れはしない」

「武装しているか?」と尋ねたヴィクター、まるで凍えるように戦きながら。

「おぅ、はい」といった彼女。「銃と剣と拳銃と斧と――そして――」。

「そして何?」と強く訊ねたルーギ。

「そして大砲」。

三人の悪どい連中は大きく呻き、そして虚ろな声でベニがいった:

「俺は彼らに素早く殺されて苦しまされないことを望む。これらのアメリカ人は血に飢えて恐ろしいインディアンが化粧したんだと聞かされていた」

「そうさ!」と喘いだ太っちょ、戦慄して。

突然とマーサが窓から振り向いた。

「貴方たちは私の友達、ではないかな?」と訊いた彼女。

「俺たちは心から誓う!」と答えたヴィクター。

「俺たちはお前が大好きだ!」と叫んだベニ。

「俺たちはお前のために死のう!」と付け加えたルーギ、自分はとにかく死ぬところだと考えながら。

「それでは私が助けよう」といった女の子。

「どうやって?」と訊いた三人、一つの声で。

「輸送箱へと戻って行って!」といった彼女。「するや蓋を閉めるので、貴方たちは発見されないんだ」。

彼らは部屋をぼんやりとあやふやな仕方で見回したが、彼女が声を上げた:

「急がなくてはならない。もう直ぐ貴方たちはここで捕まるんだ」

それからルーギが輸送箱へと跳んで底に脂肪を横たえた。ベニが次に転がり込んでその裏側に詰められた。ヴィクターは手に口付けをしようと優美なふうに女の子に停止した後に続いて行った。

それからマーサは圧し下げようと蓋に駆け上がった、しかし留め具が上手く行かなかった。

「ぎゅっと圧し込めなくてはならない」、彼女は彼らにいった。

ルーギが呻いた。

「最善を尽くしてますよ、お嬢さん」といったヴィクター、上に最も近いところで;「前はとても綺麗に収まったけれども輸送箱が今は俺たちにむしろ小さいようです」

「そうっす!」と底から来た太っちょのくぐもった声。

「何が空きを塞ぐかが分かります」といったベニ。

「何です?」と尋ねたヴィクター、切に。

「パイです」と返答したベニ。

「そうっす!」と底から来た、微かな口調で。

それからマーサは蓋の上に座りながら全ての体重をかけて圧し下げた。とても喜ばしいことに錠前がかかった、ついに跳ね降りてから彼女は全ての体力を込めて鍵を回した。


この物語は自らに関わりのない事柄に干渉するべきではないと私たちに教えてくれる。というのもマーサがウォールター叔父さんの不可思議な箱を開けることを抑制していたら彼女は強盗たちが屋根裏へと持って来た略奪品の全てを階下へ運ぶしかなくならなくはなかったためだ。

参考:アメリカお伽話01 『山賊箱』  L・フランク・ボーム

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