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スイートブールは安くて蛋白質が多いから貧困とダイエットを助ける菓子パンだ

驚いたのが昔から良く見かけたスイートブール(ヤマザキ)は栄養成分の蛋白質が菓子パンにしては多かった。菓子パンで中身もないから栄養成分は主原料の小麦の炭水化物と製造に必要な油脂などの脂質の二つが大半を占めていると思ったけれどもそんなカロリーが高いだけの普通の菓子パンではなかった。珍しくも蛋白質も多いとするとスイートブールは一個百円くらいの安い商品だから貧乏人が三大栄養素を取るのに向いている。加えて非常に多い炭水化物の糖質を他の食事から取らずに減らせば健康を求める人にも適しているかも知れない。

植物性の蛋白質が多く含まれる

ヤマザキのスイートブール

スイートブールは一個で14.5g程度の蛋白質が取れるけれどもこれは例えば牛丼の並盛りの20g程度に近付く。カロリーも505kcalだから700cal程度へ遠くないけど、とにかく七割以上の分量に匹敵する。値段からすると前者が百円くらいで、後者が三百から四百円なので、逆に三割以下に遠ざかる。蛋白質を安く多く取るのにスイートブールは良いと思うし、そうした商品としてのコストパフォーマンスが高いわけだ。

ただし注意しなくてはならないのは蛋白質には動物性と植物性があって小麦は後者で、牛肉は前者だからそれぞれを主原料とするスイートブールと牛丼を蛋白質の分量だけで比べて評価するのは必ずしも精確ではない。

動物性蛋白質
肉類(牛、豚、鶏ほか)、魚介類、卵、乳製品など
必須アミノ酸を多く含んでいて吸収率が九割七分以上と高いものの脂質やコレステロールが多く含まれて生活習慣病の要因になり易い。
植物性蛋白質
穀類(小麦、米、玉蜀黍ほか)、豆類(大豆、豌豆、空豆ほか)など
必須アミノ酸を多く含まず、吸収率は八割四分以下と少ないものの脂質やコレステロールを多く含まず、生活習慣病の要因になり難い。
大豆は例外的に必須アミノ酸を全て含んで吸収率は九割五分以上と高くてさらに脂質やコレステロールも多く含まず、生活習慣病の要因になり難い。

筋肉を作ったり、神経を伝えたりする蛋白質、またはそれを構成するアミノ酸の必須栄養素としての主な作用は動物性の方が優れている。食品から取り込んだ際の吸収率も高い。ただし動物性の蛋白質を含む動物性の食品は同時に脂質やコレステロールも多いから過剰摂取では健康被害の恐れが大きく増す。

植物性の蛋白質を含む植物性の食品はその可能性が少ないのが利点で、穀類は炭水化物を非常に多く含むからやはりその過剰摂取の弊害はあるにせよ、蛋白質の摂取に関しては付随する脂質が程々なのが良い。

蛋白質で植物性の方は体内で合成されずに食品からしか得られない必須アミノ酸が少ないのが惜しい。それだけだと穀類で特にリジンが不足する場合が多くて――大豆は逆に豊富らしい――スイートブールなどのパンの小麦には正しく当て嵌まる。動物性の方には良く含まれていて鰆や鰹(鰹節)や鯵や鰤や鯖などの魚に目立って多い。リジンは筋肉や神経に加えて免疫や代謝にも影響するらしいからいつも絶やさないようにしたい。

蛋白質の摂取で大事なのは動物性と植物性のバランスを取る。動物性食品に多くて鰆や鰹(鰹節)や鯵や鰤や鯖などの魚に目立って多い。どちらかに偏るとそれぞれの弊害が出易いし、全体の栄養のバランスも崩れる恐れが増してしまう。

面白いのは蛋白質として必須アミノ酸や吸収率で動物性よりも劣っている植物性にも固有の利点があるらしい。

「コレステロール値や心臓病、糖尿病のリスクを低減するなど、植物性食品を中心とした食生活がもたらす健康上のメリットにより、植物性タンパク質源の需要が高まっています」と、プリチェット博士。2015年に米国食生活指針諮問委員会は、プラントベースの食事の重要性を強調し、健康と環境のために、肉の消費量を減らすように呼びかけている。「さらに植物性タンパク質源は、動物性タンパク質源に比べて食物繊維の含有量が多いだけでなく、はるかに経済的なのです」と、プリチェット博士。

絶対に摂るべき! あなたが知らない3つの植物性タンパク質源|Woman's Health

分けても食物繊維の影響によって食後の血糖値の上昇を緩やかに(炭水化物や脂質の吸収を遅らせるため)することが健康に良い。さらに蛋白質のアミノ酸の血中濃度が比較的に長く保たれるのが栄養素としての効果的な結果を生むとも考えられるようだ。

実際、世の中でヴェジタリアン(菜食主義者)とかヴィーガン(完全菜食主義者)なんて植物性の蛋白質を中心とした食生活が成り立っているし、動物性の蛋白質を減らしながら人間は健康的でいられるのを正しく体現している。

ただし植物性の蛋白質だけでは不利な点を全く考えないのは危険に違いないし、一般的には動物性の蛋白質とのバランスの取れた食生活が重要で、すると互いの欠点を補完しながら相乗効果を期待できるようにもなるのが嬉しい。

貧困とダイエットに有利な理由

普段の食生活で不足しがちな蛋白質を安く多く取れるスイートブールは貧乏人の味方ともいえるくらい貧困を助けるかも知れない。

菓子パンは炭水化物と脂質が非常に多くてカロリーを得るには物凄く良いけれども栄養素が偏るから、名前の通り、お菓子として食べ過ぎないようにしなくては行けないだろうけど、ところが一部には蛋白質も多くて三大栄養素が揃って食事として殆ど組み込めそうなものもあるんだ。

スイートブールの一個当たりの栄養成分の目安

  • 熱量_505kcal
  • 蛋白質_14.5g
  • 脂質_14.5g
  • 炭水化物_79.1g
  • 食塩相当量_1.4g
  • 飽和脂肪酸_4.6g
  • トランス脂肪酸_0(0.3g未満)
  • コレステロール_81mg

出典:栄養成分表|山崎製パン

以前、職場の知り合いの若い女性がスイートブールが大好きでしょっちゅう食べているといいながら痩せていて健康そのものに見えるのが驚いた。振り返ると菓子パンだからお菓子として余計に食べて太って不健康になるものとはかぎらず、食事代わりに取られた可能性もあった。

または野球選手のイチローも新人の頃に菓子パンばかり食べていた(見兼ねた監督からもっと栄養価の高いものを食べるように注意された)と聞いて体力が保てるのかと非常に驚いたけれども調べると世界屈指の成績を上げる全盛期の頃にも食べていた。

「日本のコンビニはすごいですね。華があります。僕、オフの朝昼兼用はほぼ毎日、コンビニのパンなんです」

イチロー/<僕はこんなものを食べてきた> イチロー 「超こだわりの食伝説」|Number Web

好きで良く食べるのはクリームパンらしかった。これも菓子パンにしては蛋白質が多めで、栄養成分は三大栄養素が揃っていてスイートブールを一回り小さくしたような印象なんだ。体力が必要な野球選手が食べてしかもしょっちゅうで、イチローは筋肉を物凄く鍛えていても全くの細身だけれども菓子パンをダイエットに使っているせいもあったのか。言葉からはっきり分かるのは「朝昼兼用」といわれるようにお菓子ではなく、食事として的確に組み込まれながら運動への卓越した体作りと健康に寄与していた。

菓子パンでも取り分け蛋白質が多いスイートブールは食事として健康を求める人の味方ともいえるくらいダイエットを助けるかも知れない。

現今、市販の菓子パンを一日に何個も食べるのは原材料のマーガリンやショートニングのトランス脂肪酸の危険性も否定できないから控えるべきだし、スイートブールの場合は飽和脂肪酸やコレステロールも相当に多いので、食べるときはなるべくそうした脂質の吸収を抑える珈琲やお茶と合わせるのが望ましいだろう。

上手くやると貧困やダイエットにも役立てられないわけでないし、スイートブールは菓子パンだからおよそお菓子にしかならないものだと思ってしまうのは勿体ない。

参考:パンのはなし:パンの栄養 スイートブール 大きなパン☆山崎製パン 集中力アップも期待できるアミノ酸、リジンとは リジンを多く含む食品・食べ物【ベスト50】 タンパク質の効果的な取り方、王道は「動物性と植物性」の同時摂取

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