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大坂なおみの精神を病んで鬱状態に陥った赤裸々な告白を考える

大坂なおみが2021年の全仏オープンで試合後の記者会見を行わず、問題視されるというニュースがあって何だろうと思っていたら数日後の大会期間中に棄権するという本人のツイートがあって同時に鬱状態とも明かされて衝撃が走った。

皆さん、これは数日前に投稿したときに想像したり、意図したりした状況ではありません。今、トーナメントや他の選手や自分の健康のために最良なのは棄権して皆さんがパリで行われるテニスに目を向けるように戻すということだと考えます。決して邪魔したくありませんでしたし、タイミングが理想的ではなく、メッセージをはっきりできたら良かったと受け入れてます。もっと大切なのは精神的な健康を決して矮小化したり、そうした言葉を軽率に使わないことでしょう。真実、私は2018年の全米オープンから長期間の鬱状態に陥っており、対処しながら本当に大変な時間を過ごして来たということです。私を知る人は誰でも私が内向的だと知ってますし、トーナメントで私を見たことがある人は誰でも私がしょっちゅう社交不安を鈍らせられるようにヘッドフォンを着けていると気付くでしょう。テニス記者はいつも優しくしてくれましたけど(もはや取り分け自分が害したかも知れない全ての素敵な報道陣へ謝りたいです)、私は人前で自然に喋れませんし、世界のメディアに話す前は不安の波に襲われます。本当に緊張しますし、気付くといつも請け合って自分で最高に答えようとすることはストレスなんです。なのでパリのここでは既に弱らされながら自己療法に取り組んで記者会見を外した方が良いと考えるくらい不安を感じていました。前以て告知しましたが、例の規則の一部が時代に全く合わない気がしますし、そのことに注目して欲しかったからです。トーナメントには私信で謝って烈しく「叩く」ようなトーナメントの後でお話できるのが何よりですと伝えました。幾らか時間を取って今はコートから離れるつもりです、しかし頃合いを見計らってツアーで働いて本当に選手と記者とファンにとって最良に持って行ける方法を話し合いたいです。とにかくも誰もが元気で安心して過ごせることを願いますし、大好きな皆、そのうちに会いましょう。

原文

Hey everyone, this isn't a situation that I ever imagined or intended when I posted a few days ago. I think now the best thing for the tournament, the other players and my well-being is that I withdraw so that everyone get back to focusing on the tennis going on in Paris. I never wanted to be a distraction and I accept that my timing was ideal and my message could have been clearer. More importantly I would never trivialize mental health or use the term lightly. The truth is that I have suffered long bouts of the depression since the US Open in 2018 and I have had a really hard time coping with that. Anyone that knows me knows I'm introverted, and anyone that has seen me at the tournaments will notice that I'm often wearing headphones as that helps dull my social anxiety.  Though the tennis press has always been kind to me (and I wanna apologize especially to all the cool journalists who I may have hurt), I'm not a natural public speaker and get huge waves of anxiety before I speak to the world's media. I get really nervous and find it stressful to always try to engage and give you the best answers I can. So here in Paris I was already feeling vulnerable and anxious so I thought it was better to exercise self-care and skip the press conference. I announced it preemptively because I do feel like the rules are quite outdated in parts and I wanted to highlight that. I wrote privately to the tournament apologizing and saying that I would be more than happy to speak with them after the tournament as the Slams are intense. I'm gonna take some time away from the court now, but when the time is right I really want to work with the Tour to discuss ways we can make things better for players, press and fans. Anyways hope you are all doing well and staying safe, love you guys I'll see you when i see you.

数日前にやはり本人のツイートで精神的な健康(メンタルヘルス)から全仏オープンの試合後の記者会見をやらないといわれていた(Hey everyone-)けれども主催者に理解がないことを糾弾する内容も強かったせいか、実際に緒戦で試合後の記者会見を拒否して一万五千ドル(約百六十五万円)の罰金を科せられたり、さらに全仏オープンを含めたテニスの四大大会の主催者から今後も変わらなければもっと多くの罰金と出場停止という共同声明を出されたりして追い詰められるだけだった。

翌日、さらに個人的な内容の鬱状態を告白する赤裸々なツイートが出されて全仏オープンが棄権されたわけだったんだ(大坂選手、全仏から棄権表明 2018年から繰り返しうつに)。

最初のツイートは精神的な健康に触れつつも偉振った有名選手にありがちな自分勝手なものに思われた可能性があったかも知れないけれども二回目のツイートは親身に受け取られて世界のメディアに擁護論も多く噴出したから大会の運営が問い直される可能性があるかも知れない。

大坂なおみが精神を病んで鬱状態に陥った理由とは何か

大坂なおみを模したバービー人形
I first teamed up with @Barbie in 2019 and today we’re introducing the Barbie Role Model Naomi Osaka doll|NaomiOsaka大坂なおみ

一昨年の一月に全豪オープンで優勝して世界ランキング一位になったときにブログに取り上げた。

性格が良いと思うし、テニスが強いどころかそれ以上に人間的な魅力が大きいと認めるけれどもメディアの言動からは面白い感じで、むしろ外向的な印象が強かったから告白の「私を知る人は誰でも私が内向的だと知ってます」という言葉には本当に驚かされる。すると面白い感じなのも人付き合いで黙って何かを考えるよりも耐えていることがあるせいなのか。会話などの間の取り方が普通よりも緩くて和やかな雰囲気が漂うけど、落ち着き払っているばかりではなく、分けても知らない人には緊張感を持っているためでもあるんだろう。

もう少し前には黒人差別への抗議を盛んに行っていたのがとても印象に残っている(大坂なおみ選手がマスクでアピールする、米黒人犠牲者たち)。それこそ最も悲惨なアメリカの最も大きなテニスの試合、2020年の全米オープンで、殺された黒人たちの名前を一人ずつ書いたマスクを着けて入場した。僕もブログに取り上げたけれどもジョージ・フロイドの無惨な殺害事件からアメリカの黒人差別への大規模な抗議デモが行われた頃、流石というか、大坂なおみの性格が良いのは本当に間違いないと再認識させられる出来事だった。

悲しみをどうにも堪え切れず、たとえ自分が有名で、黒人として差別の標的に余計にされてしまうとしても表立って逆らわずにいられないのは感受性が物凄く強いという印象を与えた。

考えるとなぜ大坂なおみが精神を病んで鬱状態に陥ったかは性格が良くて感受性が物凄く強いことが挙げられそうだ。

注意するとそれ自体が悪いわけでは決してない。脳に障害がなければ多くの場合は社会が愚かなせいで、人は精神を病むし、鬱病もその一つだろう。だから自分を変える必要は全くないし、他面、それを狙った詐欺紛いの商売とか勧誘なんてものにも騙されないようにして欲しい。

大坂なおみはツイートの文面から察すると分かってそうだけど、つまり「例の規則の一部が時代に全く合わない気がします」というのは自分よりも他人というか、人に病気を齎すそれこそ病気のように異常な社会の方をしっかり責めることに成功しているのではないか。

休んで調子を取り戻すことを祈りたい。本当に厄介で、今は鬱病や何かの精神病/心理疾患は医者が確実には治せない状況だし、病院で尚更と悪化させられる危険性は良心的な場合でさえも否定できない。

因みに僕の姪も治療抵抗性統合失調症からクロザピンで回復したといわれるけど、その前もその後も様々な薬物の多剤多量の投与が長引いて脳が萎縮してしまったのか、大丈夫ならば知的障害が悪化したように警察沙汰の奇行を増やしたりして自立する目処が全く立たなくなっている。

大坂なおみは先天的な障害もないみたいだし、完全に引き篭ったりしてないかぎり、鬱病だとしてもまだ軽症ではないか。重症化すると本当に厳し過ぎると思うから気付けば直ぐに精神を病む要因となる社会、いい換えれば不幸な人間関係を離れるべきだろう。

現今、同じような状態で、どうにもならない人が世界に多いはずだから赤裸々な告白のツイートで実情を的確に公表したことは励みになると良いと思うし、テニスに止まらず、人々のありとあらゆる生活環境が居心地良く改善される切欠になることも期待される。

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