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L・フランク・ボームのクオックの王妃の日本語訳

アメリカの作家、小説家で戯曲家のL・フランク・ボームの童話集アメリカのお伽噺(1901)の収録作品のクオックの王妃の日本語訳を行った。

L・フランク・ボームのクオックの王妃の原文と朗読

The Queen of Quok by L. Frank Baum/L・フランク・ボームのクオックの王妃
原文:Project Gutenberg作品集
朗読:LibriVoxマシュー・リース

両方ともパブリックドメイン(著作権なし)だから無料で自由に使って構わない。

L・フランク・ボームのクオックの王妃の日本語の訳文

銀と白が基調の輝く宝冠

王様が昔亡くなった、王様は良くするけど、他の人身のように息切れを起こしがちになりながら。

もうこの王様は地上の生活を終えて良い頃だった、というのも嘆かわしく浪費するふうな暮らしだったし、国民は彼なしで極僅かな不都合もなく済ませられるためだった。

彼の父親はお金と宝石の両方とも潤沢だったから彼に満杯の国庫を残した。しかし正に死去した愚かな王様は全てのお金を遊蕩に無駄遣いしたのだった。それから国民の大半が貧窮者になるまで税金を取られてこのお金がもっと彼の遊蕩に消え失せたのだった。次、彼は宮殿の豪奢な古い家具を全て売り払った;全ての金銀の食器類や細々とした装飾品を;擦り切れた衣服に折り重ねるための汚れた虫食いのアーミンローブだけは取っておいたけど、全ての裕福な敷物類や全ての居住用備品や自身の王様の衣装でさえも。そして彼はそのお金をさらに遊蕩へ費やした。

どんな遊蕩かを説明することは訊かないでおくれ。私が知るのは風聞からそれはお金を処分するための一つの優れた方法だったということだけだ。そしてつまりこの金遣いの荒い王様はそれを見付け出した。

彼はもはや豪華な宝石をこうした王様の冠からや自分の笏の上の円い玉から全て抜き取ると売り払ってお金を費やした。遊蕩、もちろん。しかしついに資産の底が突くのだった。彼は冠自体を売ることはできなかった、なぜなら王様以外に誰も戴く権利を持たないからだった。王宮も売ることはできなかった、なぜなら王様だけが住む権利を持つからだった。

なので最終的に彼はがらんとした宮殿まで落魄れた自分を見付けた、眠る大型のマホガニーのベッド枠組み、靴を脱ぐために座る小型の腰掛けと虫食いのアーミンローブだけは含むけど。

これに続いて彼は主任の相談役から小銭を、時偶、借りる必要に迫られるまで落魄れたが、ハムサンドイッチを買うためだった。すると主任の相談役は多くの小銭を持たなくなった。王様の相談にそんなに愚かに乗る者は自身の見込みも同様に台なしにする他はなさそうだった。

なので王様は生きるための何も持たないまま、突然、亡くなり、もはや十歳の息子が残されてすっからかんの王国と虫食いのローブと宝石の剥がれた冠を引き継いだ。

誰もその子供を羨まなかったが、本人が王様になるまでは殆ど省みられることはなかったのだった。それから相当に重要な人物と見做されると政治家や取り巻きが王国の主任の相談役に率いられながら会議を開いて彼のために為し得ることを決めた。

これらの人々は前の王様がお金の続く間に遊蕩するのを手伝ってしまって今や貧しくて働くには尊大過ぎた。なので彼らはお金を小さな王様の国庫へともっと持ち込む計画を考えることに努めたが、自由に飲み食いするには手近なところなのだった。

会議が終了した後、主任の相談役が若い王様にやって来、彼が独楽で中庭で遊んでいるといった:

「陛下、私どもは王国にその以前の権力と豪華を取り戻す方法を考えました」

「申し分ない」と返した陛下、うっかり。「どうするのか?」。

「王に大富豪の淑女と結婚して頂くのです」と返した相談役。

「余に結婚!」と叫んだ王様。「おい、余は十歳でしかあらん!」。

「尤もです;遺憾であります。ですが陛下は成長されるでしょうし、王国の事態は王の妻との結婚を要求しております」

「母親と結婚することはできないか、代わりに?」と訊いた哀れな小さな王様、赤ちゃんの頃に母親を失っていたのだった。

「適いません」と断じた相談役。「母親と結婚することは違法なのです;妻と結婚することは正当で適切です」。

「其方自身が妻と結婚できないか?」と尋ねた陛下、独楽を主任の相談役の爪先へ向けては如何にも彼が跳んで避けたのを見て笑いながら。

「説明させて下さい」といった相手。「王はお金をちっとも持ちませんが、王国を持ちます。そこには自分の富を王妃の小冠と引き換えに喜んで差し出す富裕な女性たちが多くおります――たとえ王が子供でしかないとしても。なので私どもは最高額を付ける者がクオックの王妃になって良いと募ることに決めました」。

「どうせ結婚しなくてはならなければ」といった王様、一瞬、考えた後に「余はナイアナと結婚したい、武具師の娘と」。

「彼女は貧し過ぎます」と返した相談役。

「彼女の歯は真珠、彼女の目は紫水晶、彼女の髪は黄金である」と断じた小さな王様。

「真です、陛下。ですが妻の富は使われなくてはならないと良くお考え下さい。ナイアナはどう見えましょうか、真珠の歯を引き抜かれ、紫水晶の目を抜き取られ、黄金の頭を剃られた後?」

少年は戦慄した。

「良きに計らえ」、彼はいった、望みを絶たれて。「ただ淑女はできるかぎり、可愛らしくて良い遊び相手にならせよ」。

「最善を尽くします」と返した主任の相談役、するとクオックの少年王の妻を近隣王国の全体に渡って募るべく立ち去った。

小さな王様との結婚の特典に多くの志願者があったゆえに彼を競りにかけることが決められた、最大の可能な金額を王国へと持ち込せなくてはならないために。そこで予定された日に淑女が全ての周辺王国――ビルコン、マルグレイヴィア、ジャンカム、さらにマクヴェルト共和国ほどの遠方からでさえも宮殿に集まった。

主任の相談役は宮殿に朝早くやって来ると王様の顔を洗わせてその髪を梳らせた;するとそして冠の内側に古新聞で詰め物をして陛下の頭に合うくらい小さくした。気の毒そうな冠で、宝石が昔あったところに大小の穴が幾つも開いていた;しかも見過ごされて打つけ回されてしまってはすっかり叩き潰されて色褪せるまでだった。だが、相談役はいったけど、それは王様の冠で、競りの厳粛な機会に戴くべきが正しく相応しいのだった。

全ての少年みたく、王様か貧窮者であれ、陛下は己の一揃いの服を破って汚してしまっていた、ゆえにとても人前に出せるものではなかった;しかも新しいものを買うお金はなかった。よって相談役は古いアーミンローブを王様に巻き付けて別の空いた謁見室の中央に座らせた。

そして彼の周りに王国の宮仕えと政治家と取り巻きの全員が立った、生活のために働くには尊大過ぎるか怠惰な人々で構成されていた。非常に大人数で、たぶんそうだろう、もはや立派な姿を見せるのだった。

それから謁見室の扉が押し開けられるとクオックの王妃になることを熱望する富裕な淑女たちがぞろぞろ入って来た。王様は大きな不安と共に見渡した、すると彼女たちはそれぞれ皆が自分の祖母になるくらい老けて王室のトウモロコシ畑から烏を怖がらせて追い払うくらい醜いと判じた。その後は興味を失うのだった。

しかし裕福な淑女たちは決して腰掛けの上に踞る哀れな小さな王様を見なかった。主任の相談役、競売人の役を務める者の周りに直ぐに集まるのだった。

「クオックの王妃の小冠に如何程を申し出られますか?」と訊いた相談役、大声で。

「小冠はどこですか?」と尋ねた九人目の夫を埋葬したばかりで、数百万ドルの資産があった喧しい老淑女。

「現在、どんな小冠もありません」と説明した主任の相談役、「ですが最高額を付ける者は誰でも戴く権利を持つのです。つまりその時に購入して頂けます」。

「おぅ」といった喧しい老淑女、「分かりました」。そうして彼女は付け加えた:「私は14ドルを付けます」

「14,000ドル!」と叫んだ痩せて背が高くて皮膚全体に皺が寄った仏頂面の女性――「霜降りの林檎みたい」、王様は思った。

競りはもう急速に猛烈となり、ついに金額が1,000,000ドルへと上ったときに貧困に打ち拉がれる宮仕えが明るくなった。

「王は私どもに有り余る財産を齎すのです、結局」と同輩へ囁いた一人、「するとそして私どもは王の支出を手伝う喜びを得ることになります」。

王様は不安になり始めた。少しでも心優しいか感じ良いと見える全ての女性は資金不足から入札を止めてしまっていた、そして皺くちゃの細身の老女がどんな値段でも小冠を得ようと決意していると思われた、さらにそれによって少年夫も。この年寄り女は最終的に興奮した余り、頭の鬘が横になりながら入れ歯が滑り出したままで、小さな王様を大変に恐がらせた;しかし彼女は決して諦めないのだった。

ついに主任の相談役が叫び出して競りを終えた;

「3,900,624ドル16セントでメアリー・アン・ブロジンスキー・デ・ラ・ポーカスさんに落札!」。すると仏頂面の老女が支払いを現金でその場で済ませ 、これが夢物語だと証明した。

王様はこの悍ましい女と結婚しなくてはならないと考えて動揺する余り、大声でわんわんと泣き始めた;そうするとその女性は彼を強かに引っ叩いた。しかし相談役は彼女を人前で自分の未来の夫を懲らしめたことで非難した、いいながら:

「貴方はまだ結婚しておりません。明日、結婚式が行われる後までお待ち下さい。それから王を思う存分と虐待できるのです。ですが、現在、私どもは皆さんにこれは恋愛結婚だと思って頂きたいのです」。

哀れな王様はその夜に殆ど眠れはせず、自分の未来の妻への怖れで余りにも一杯だった。頭から武具師の娘、自分と同じくらいの年齢の者と結婚したいという考えを引き出すこともできなかった。硬いベッドの上でごろごろとのたうち回っては月明かりが窓に訪れながら何もない床の上に大きな白い敷き布みたいに広がるまでだった。最終的に百回目の寝返りで手が大型のマホガニーのベッド枠組みの頭板の秘密のバネに打つかると直ぐにガチャンと鋭く鳴って板がパッと開いた。

王様は騒音によって見上げた、そして開いたパネルを見ると爪先で立った、さらに内側に手を伸ばすと折り畳まれた紙を引き出した。それは本みたいに数枚が一つに留められてあって最初の頁が書かれていた:

   「王様が困ったとき
   この頁を二つに折り畳み
   そして火を着ければ
   願いを手に入れるはずだ」

これは余り良い詩ではなかったが、王様は一字ずつ月明かりで読んだとき、喜びで一杯になった。

「余が困っているのは間違いない」、彼は声を上げた;「なので直ぐに燃やして何が起きるかを確かめよう」

彼は一枚を引き千切ると本の残りを秘密の隠し場所に置いた。それからその紙を二つ折りにして腰掛けの上に載せるとマッチを灯して火を着けた。

それはほんの小さな紙にとって恐ろしい燻し火となった、そして王様はベッドの端に座ると熱心に見守った。

煙が晴れたとき、彼は見て驚いた、太った小人が腰掛けの上に座るけど、腕を組んで胡座をかいて王様に向きながら黒いブライヤーパイプを燻らして静かに座るのだった。

「さて、参上」といった彼。

「そのようだ」と返した小さな王様。「しかしどうやってここへ着たのか?」。

「紙を燃やさなかったか?」と強く訊ねた丸い人、答えとして。

「ふむ、そうだった」と認めた王様。

「そこでお主は困っておるし、我輩はそこからお主を助けに来たのじゃ。我輩は王立ベッド枠組みの奴隷じゃ」。

「おぅ!」といった王様。「人がいるとは知らなかった」。

「お主の父親もそうじゃった、さもなければ金のために持ち物の全てを売るほどの馬鹿ではなかったんじゃろうに。ところで彼がこのベッド枠組みを売らなかったのはお主にとって幸運よ。さぁ、そこで何をお望みか?」

「望みは定かではない」と返した王様;「しかし望まないのは分かる、つまりそれは余と結婚するつもりの老婆だ」

「いとも容易い」といった王室のベッド枠組みの奴隷。「お主がやらなくてはならんのは彼女が主任の相談役に支払った金を返すこと、そして縁談の取り消しを宣言することじゃ。不安がるな。お主は王様じゃし、お主の言葉は法律じゃ」。

「如何にも」といった威厳。「しかし余は多額のお金を要する。主任の相談役がメアリー・アン・ブロジンスキーにその数百万ドルを返した場合、どうやって生きて行かれるのか?」。

「ふーん! いとも容易い」と再び答えた人、するとポケットに手を入れてから引き出して王様へ昔ながらの革の財布を軽く投げた。「取っておきなされ」といった彼、「すればお主はいつも裕福じゃろう、というのもその財布から25セントの銀貨を思う存分と、一度に一枚、取り出せるためじゃ。どれだけ事繁く取り出しても大丈夫、もう一枚が瞬時に財布の内側のその場所に現れるじゃろう」。

「有り難い」といった王様、感謝して。「其方は余に素晴らしく親切にしてくれた;というのも今や必要なだけのお金を得られ、しかも誰とも結婚しなくて構わないためだ。千回 、有り難い!」。

「何でもないさ」と答えた相手、パイプをゆっくりスパスパと吹かして煙が月明かりの中に巻くのを見守りながら「そんなことは我輩には容易い。望みはそれで全てか?」。

「今正に余の考え得る全てだ!」と返した王様。

「ならばどうぞベッド枠組みのあの秘密のパネルを閉じなされ」といった人;「本の他の頁がいつか役に立つかも知れん」

少年は前のようにベッドに乗ると手を伸ばしながら他の誰にも発できないように口を閉じた。それから訪問者へ振り向いたが、王室のベッド枠組みの奴隷は消えてしまっていた。

「予期したな」といった陛下;「だが、さよならをいうのを待たれなかったのは残念だ」。

軽くなった心と大きな解放感で、少年王は枕の下に革製財布を置いた、そしてベッドへと再び登りながら朝まですやすや眠った。

太陽が昇ったとき、陛下も起きた、元気を取り戻して楽な気分で、そして最初にやったのが主任の相談役を呼び寄せだった。

あの力強い人物が塞ぎ込んで惨めな様子で到着した、しかし少年は自身の幸運で一杯過ぎて気付かなかった。いった彼:

「余は誰とも結婚しないことに決めた、というのも自身の財産が、丁度、手に入ったためだ。よってあの老婆へ本人がクオックの王妃の小冠を戴く権利のために其方に支払ったお金を返すことを其方に命じる。さらに結婚式は行われないと公表せよ」

これを聞きながら相談役は震え始めた、というのも彼は少年王が本気で統治しようと決めたのだと分かったためだった;すると疚しく見えたので、陛下は尋ねた:

「さて! 今や何の問題があるのか?」

「王陛下」と返した惨めな人、震える声で「私は女性にそのお金を返すことができません、というのも失くしてしまったためです!」。

「失くして!」と叫んだ王様、驚きと怒りが混ざって。

「そうであっても、陛下。昨夜、競りからの帰り道で私はドラッグストアに立ち寄って喉のためにカリ錠を幾つか買いましたが、余りにも大声で話しながら乾いて荒れたのでした;もはや陛下は女性があんな大変な値段を支払う気にさせられたのは私の努力を通じてだとお認めになるでしょう。さて、ドラッグストアに入って行きましたけど、私はうっかりお金の包みを馬車の座席に置いたままにしてました、そして再び出て来たとき、それは消えてました。盗人もどこにも見えませんでした」

「警察を呼んだのか?」と訊いた王様。

「はい、呼びました;ですが全員が隣区へ出払ってまして強盗の捜索を約束されましたけれどもいつか発見されるとは殆ど期待でません」

王様は溜め息を吐いた。

「余らはどうしようぞ?」、彼は訊いた。

「メアリー・アン・ブロジンスキーと結婚するべきかと思われます」と答えた主任の相談役;「さもなければ、実際、死刑執行人に彼女の首を切り落とすように命じられるのです」

「それは誤りだろう」と断じた王様。「女性は害されるべきではない。ただお金を返すだけのことだ、というのも余は彼女とどんな状況でも結婚しないためだ」。

「王がいわれるその私有財産は彼女に返済できるくらい多いですか?」と訊いた相談役。

「まあ、ふむ」といった王様、考え込んで、「ただしそれを行うには相当な時間がかかるだろう、そして其方の仕事に違いないぞ。女性をここに呼べ」。

相談役はメアリー・アンを探しに行ったが、彼女は王妃になるわけには行かず、ただ返金を受け取るのだと聞いたとき、激情に陥って主任の相談役を一時間近くずきずきするくらい狂暴に引っ叩いた。しかし彼に付いて王様の謁見室に来、そこで大声で自分のお金を要求するのだった、一夜分の利息も主張しながら。

「相談役が其方のお金を失くしてしまった」といった少年王、「しかし彼は其方に私個人の財布から全金を支払える。それは小銭で受け取らざるを得ない、しかしながら、と思う」。

「問題ではありません」、彼女はいった、まるで再び引っ叩く手を伸ばしたいように相談役を睨み付けながら;「私の物である全金、そして利息を受け取るかぎり、どんなに小銭でも気にしません。どこにあるのですか?」

「ここだ」と答えた王様、革財布を相談役に手渡しながら。「全てクォーターの銀貨で、一度に一枚、財布から取り出されなくてはならない;しかし其方の要求に支払って余りあるくらい豊富だ」。

そこで椅子はなかったので、相談役は一角の床の上に座り込みながら25セントの銀貨を、一枚ずつ、財布から数え上げ始めた。そして老婆は彼と向かい合って床の上に座りながらそれぞれの硬貨を手渡しで受け取った。

それは多額だった;3,900,624ドル16セント。もはやその量に達するには多くの25セント貨はドルの場合の四倍になる。

王様はそこに座る彼らを残して学校に行った、そしてしょっちゅうその後に彼を財布から適切に威厳あるふうに統治するために必要なお金を得られるまで遮った。これは幾分か数えるのを遅らせたが、長い仕事なので、何れにせよ、大した問題ではなかった。

王様は大人になると武具師の綺麗な娘と結婚してもはや彼ら自身の二人の愛らしい子供もできた。時偶、彼らは宮殿の大きな謁見室に入って行って小さな者たちに老いた白髪頭の相談役が25セント銀貨を萎びた老女、自分が騙されないように確かめるべく彼の動きを悉く見守る者へ数え上げるのを見守らせた。

それは高額、25セント貨で3,900,624ドル16セントだ。

さてやこんなふうに相談役は女性のお金に余りにもうっかりしたことを懲らしめられた。そしてこんなふうにメアリー・アン・ブロジンスキー・デ・ラ・ポーカスも自分がクオックの王妃の小冠を戴くかも知れないために十歳の王様と結婚しようと望んだことを懲らしめられた。

関連:L・フランク・ボームのクオックの王妃の原文と注解

参考:アメリカお伽話09 『クオックの王妃』 L・フランク・ボーム

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