日本のALPS処理水の海洋放出は人や自然を破壊しないか 結城永人 - 2023年9月3日 (日) 先月二十四日、福島第一原発のALPS(Advanced Liquid Processing System/多核種除去設備/アルプス)処理水が海洋放出された。東日本大震災でメルトダウンを起こした原子炉の放射性物質を様々に大量に含んだ汚染水を国の規制基準に従って浄化したものをALPS処理水、またはトリチウム(ALPSで取り除けない核種)水として福島県の1km先の沖合いの海に海底トンネルを通じて流すということが、三十年、続くと予定されている。かつてメルトダウンを起こした原子炉の汚染水を浄化したものでも海洋放出した国はなかった。五月五日には18000Bq/kg(食品衛生法の基準の百八十倍)という高濃度のセシウムを持つクロソイが福島第一原発の港湾内で見付かって(原発港湾で高濃度セシウムのクロソイ)恐らく未処理で流れ込んだ汚染水によって放射性物質が生物濃縮されていた。クロソイの寿命が十年程なので、その間に非常に危険な状態になると分かったわけで、ALPS処理水も本当に大丈夫なのか、何等かの放射性物質を多少とも含むかぎり、健康被害や自然破壊に繋がることが懸念されてしまう。 目次ALPS処理水の放射性物質の安全性ALPS処理で汚染水の六十四の核種の濃度が基準値未満に保たれるIAEAがALPS処理水に残る放射性物質の国際安全基準を確認したALPS処理水の放射性物質の問題点ALPS処理水には放射性物質の危険性が残されているかも知れないIAEAの国際安全基準の捉え方には恣意的な部分が見受けられる ALPS処理水の放射性物質の安全性 多核種除去設備(ALPS)の浄化のしくみ|東京電力ホールディングス株式会社 日本政府は福島第一原発の汚染水に対してICRP(International Commission on Radiological Protection/国際放射線防護委員会)の勧告に基づいた国の規制基準に合わせて汚染水を浄化したALPS処理水を海洋放出するから大丈夫だといっている。 「ALPS 処理水」の処分に当たっては、他の稼働中の原子力発電所等と同様に「告示濃度比総和」が「1」未満になっているかどうかが確認されます。事故を起こした原子炉特有の放射性物質(セシウム、ストロンチウムなど)も含むトリチウム以外の放射性物質は規制基準未満となるように多核種除去設備(ALPS)等により濃度を低減する処理がおこなわれます。2020年9月より東京電力ホールディングス株式会社が実施したALPS 等による再浄化の性能試験においては、トリチウム以外の核種についての「告示濃度比総和」は「0.35」となりました。 また、ALPS等で取り除くことが難しいトリチウムについても、それ自身を含むすべての放射性物質の告示濃度比を1未満にするために、濃度を下げるための希釈(海水で100倍以上に希釈)がおこなわれます。これは、「ALPS 処理水」中の規制基準以下のトリチウム以外の核種をさらに100倍以上に希釈することにもつながるため、より安全性を確保できるようになります。 ※告示濃度は一種類の放射性物質が含まれる水を生まれてから七十歳になるまで、毎日、約2L、飲み続けた場合に平均の線量率が一年あたり1mSv(国際放射線防護委員会の勧告に基づく一般公衆の実効線量限度)に達する濃度とされる。 放射性物質を環境へ放出する場合の規制基準|環境省(補注は筆者) 福島第一原発の汚染水は放射性物質を様々に大量に含んでいる。トリチウムは水の一種(水分子の二つの水素の一つか二つが三重水素になったもの)で取り除くことができず、最終的に百倍以上に希釈することで、安全性を確保するけれどもその他のものは告示濃度比総和が1未満になるまで、すなわち人体に無害と推定されるところまで浄化する。汚染水はALPS処理を行ってタンクに貯蔵するけれども七割程度の汚染水が一回で規制基準を満たさないといわれる。その場合、大丈夫なところまで、再度、浄化が行われる。そしてトリチウムと一緒に百倍以上に希釈されて海洋放出されることになる。 ALPS処理で汚染水の六十四の核種の濃度が基準値未満に保たれる あれから10年、2021年の福島の「今」(後編)|経済産業省・資源エネルギー庁 ALPSでは水を構成するトリチウムと炭素14を取り除くことはできず、その他の六十二の核種を取り除いて基準値以下まで濃度を下げることができる。 ALPSで取り除かれる六十二種類の核種 Rb/ルビジウム86Sr/ストロンチウム89Srストロンチウム90Y/イットリウム90Y/イットリウム91Nb/ニオブ95Tc/テクネチウム99Ru/ルテニウム103Ru/ルテニウム106Rh/ロジウム103mRh/ロジウム106Ag/銀110mCd/カドミウム113mCd/カドミウム116mSn/スズ119mSn/スズ123Sn/スズ126Sb/アンチモン124Sb/アンチモン125Te/テルル123mTe/テルル125mTe/テルル127Te/テルル127mTe/テルル129Te/テルル129mI/ヨウ素129Cs/セシウム134Cs/セシウム135Cs/セシウム136Cs/セシウム137Ba/バリウム137mBa/バリウム140Ce/セリウム141Ce/セリウム144Pr/プラセオジム144Pr/プラセオジム144mPm/プロメチウム146Pm/プロメチウム147Pm/プロメチウム148Pm/プロメチウム148mSm/サマリウム151Eu/ユウロビウム152Eu/ユウロビウム154Eu/ユウロビウム155Gd/ガドリニウム153Tb/テルビウム160Pu/プルトニウム238Pu/プルトニウム239Pu/プルトニウム240Pu/プルトニウム241Am/アメリシウム241Am/アメリシウム242mAm/アメリシウム243Cm/キュリウム242Cm/キュリウム243Cm/キュリウム244Mn/マンガン54Fe/鉄59Co/コバルト58Co/コバルト60Ni/ニッケル63Zn/亜鉛65出典:多核種除去設備 (ALPS) 多くの核種はALPSだけで、検出限界値未満まで減らされ、その他の幾つかのものも一回以上の必要に応じた浄化によって基準値未満に減らされる。 ALPS処理が不可能なトリチウムと炭素14は海水で百倍以上に希釈することになる。 IAEAがALPS処理水に残る放射性物質の国際安全基準を確認した Rafael Mariano Grossi visits Fukushima NPP by IAEA Imagebank / CC BY 日本政府はAlPS処理水の安全性の検証をIAEA(International Atomic Energy Agency/国際原子力機関)に依頼して去年の四月から実施されて五回の報告書を経て今年の七月の包括報告書によって終了した。 IAEAがA国際安全基準を評価した要点 人と環境への放射線影響放出制御の設備・プロセスの健全性規制による管理と認可分析/ソース・環境モニタリング 出典:IAEAがALPS処理水海洋放出の安全性を確認 ALPS処理水の放射性物質の安全性だけではなく、海洋放出が適切に為される状態か、国内の原子力規制委員会の法整備や許認可は十分か、海洋放出の後の調査管理の体制について検証された。 今回の海洋放出について、多くの科学者が安全だと述べている。 水の処理過程と放出計画は、国際機関によって綿密に精査され、保守的な安全基準さえ順守していることが判明している。IAEAは報告書で、処理水の放出が人や環境に与える影響は「無視できる程度」だとした。 予測される一般市民の被曝線量は、年間0.002〜0.030マイクロシーベルトの範囲。一方で、年間1000マイクロシーベルトまでは安全だとされている。 たとえば、歯科での簡単なレントゲン撮影での被ばく量は約5マイクロシーベルト、乳がん検査のマンモグラフィーで浴びる量は200~300マイクロシーベルトだ。 福島第一原発の処理水、海洋放出始まる|BBCニュース|BBC 日本政府の国際安全基準に則ったALPS処理水の海洋放出は多くの科学者が納得しているし、アメリカやフランスを始めとした多くの国々も賛同する声明を発表している。 しかし中国が全世界の海洋環境と全人類の健康・安全に極めて大きなリスクと隠れた危険および予測できない危害をもたらし(呉江浩大使、福島の核汚染水海洋放出問題で日本側に厳正な立場を一段と明確に説明)と厳しい抗議を行い、日本の水産物の全面禁輸という経済制裁を加えた。 ALPS処理水の影響が大きいだろう太平洋諸国を中心に一部の住民から反対する声が全く上がらないわけではなく、それぞれの国内で海洋放出へ抗議するデモが起きたりもしている。 何が不味いのか、日本政府の説明とは別に考えられる問題点について取り上げる。 ALPS処理水の放射性物質の問題点 【字幕入り】山本太郎の国会質問!「トリチウム水?いいえ「汚染水」です」参議院・東日本大地震復興特別委員会(2023年5月24日)|れいわ新選組 ユニバーサルデザインチャンネル 日本政府の説明だけ見ているとAlPS処理水には安全性があって海洋放出は大丈夫で、放射能汚染によって健康被害や環境破壊を起こすことはないと思える。 しかしれいわ新選組の山本太郎の国会での日本政府への質問など、AlPS処理水の海洋放出の安全性は怪しいと感じさせる見解がある。 福島第一原発では、処理水と一部処理した汚染水をタンクに保管。今年四月時点で十三億三千万リットルと言われています。これに加え、毎日十三万リットルもの汚染水が生まれる。汚染水には、理論上、二百十種類の放射性物質が含まれる可能性が想定される。可能性が想定されるって何ですか。実際には全てを測っていないので、理論上の想定となる。これまでの研究など、知見から考えると二百十種類の放射性物質が含まれる可能性があり、その中から目立ったものをALPSで処理、減らす。ALPS処理で減らせる核種は、セシウム、ストロンチウムを含む六十二種類。その濃度を減らし、基準値未満にするが、放射性物質そのものが消えてなくなる、浄化されるものではない。 全て処理水を海に流したとして、セシウムやストロンチウムは総量で、総量で幾らになるかと事前に聞いたら、計算してないといいます。一リットル当たりとごまかしながら、海に流す総量の想定もしていない。 これ、風評被害が問題なんじゃないんですよ。無責任な政府による実害の垂れ流しが問題なんです。 山本太郎/第211回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号 令和5年5月24日|国会会議録検索システム|国立国会図書館 国会でALPS処理水は現実には汚染水ではないか、健康維持と自然環境に必要な浄化が為されていないという疑問が投げかけられた。 ALPS処理水には放射性物質の危険性が残されているかも知れない Visit to TEPCO’s Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant by IAEA Imagebank / CC BY 山本太郎が参議院の東日本大震災復興特別委員会で挙げたALPS処理水の問題点は四つある。 微量:告示濃度限度の百分の一未満の核種が測定されず、存在しないものとして扱われている。一リットル当たりの飲料を目安とした基準値では生態系での再濃縮による上昇分が考慮されてない。タンク全体の四分の一から微量の水を測定していて濃度にバラ付きがあり、均等に浄化できないのではないか。全体の放射性物質の状況が分からないので、希釈するための水量、放出に必要な年数も分からない。 最も懸念されるのは微量の核種の生物濃縮だと思う。これは海洋放出の総量が分からないかぎり、汚染された海洋生物を食べた人が死ぬほどの被害を受ける危険性を免れない。 IAEAの国際安全基準の捉え方には恣意的な部分が見受けられる Rafael Mariano Grossi visits Fukushima NPP by IAEA Imagebank / CC BY AlPS処理水の海洋放出は本当に大丈夫なのかを調べてみると本当に驚くのは日本の原子力規制委員会や国際機関のIAEAが放射能の安全性の取り組みに依拠しているICRPの勧告が必ずしも実効的ではないことが分かって来た。 ICRPの2007勧告の内容 放射線加重係数光子_1電子とミュー粒子_1陽子と荷電パイ中間子_2アルファ粒子、核分裂片、重イオン_20中性子_中性子エネルギーの連続関数 ※中性子エネルギーの連続関数による数値はおよそ2.5-21の範囲に収まる。 組織加重係数骨髄(赤色)、結腸、肺、胃、乳房、残りの組織_0.12生殖腺 _0.08膀胱、食道、肝臓、甲状腺_ 0.04骨表面,脳,唾液腺,皮膚 _0.01 ※残りの組織は副腎、胸郭外(ET)領域、胆嚢、心臓、腎臓、リンパ節、筋肉、口腔粘。 計画被曝における線量限度作業被曝実効線量20mSv/y(五年間の平均)50mSv/y等価線量水晶体_150mSv/y皮膚、手、足_500mSv/y妊婦の腹部表面_1mSv/y公衆被曝実効線量1mSv/y等価線量水晶体_15mSv/y皮膚_50mSv/y ※計画被曝は計画的に管理できる平常時(予測可能な放射能汚染)の被曝。※実効線量限度はある特定の期間の外部被曝から該当する実効線量と同期間の放射性核種の預託実効線量(成人は摂取から五十年、子供は七十歳までの期間で計算される一生分の実効線量)の合計。 出典:国際放射線防護委員会の 2007 年勧告(PDF) ALPS処理水とIAEAの国際安全基準が依拠するICRPの2007年勧告は問題視されるのは最も多く含まれてトリチウムについて良く指摘されるけれども放射能の健康被害の推定に生物学的な効果が十分に考慮されないことだ。 トリチウムが出すベータ線はガンマー線と比べて飛距離が短いのですが、こうした放射性物質が問題になるのは、体内に入ったときの影響です。トリチウムが有機化合物中の水素と置き換わり、食物を通して、人体を構成する物質と置き換わったときには体内に長くとどまり、近くの細胞に影響を与えること、さらに、DNAを構成する水素と置き換わった場合には被ばくの影響が強くなること、トリチウムがヘリウムに壊変したときにDNAが破損する影響などが指摘されています。 【Q&A】ALPS処理汚染水、押さえておきたい14のポイント|FoE Japan ICRPの2007年勧告は生物学的な効果を考慮して起草されていて放射線加重係数(放射線が生体を傷付ける個別の度合い)に反映しているけど、ただし強い放射能を持つ陽子やα粒子や中性子などだけが2以上になっていて弱い放射能を持つ光子や電子などは1だから外部被曝と内部被ばくが同等に扱われることになる。 研究によってどちらも大差ないから「単純化」を行うといわれて同時に捉え方に但し書きが添えられている。 要約すると,一般的な放射線防護を目的として,すべての低LET放射線に 1 というwRを継続して使用することには,十分な理由がある。しかし,この単純化は,実効線量評価を意図した適用,例えば線量制限,線量の評価と制御に対してのみ十分であることに注意することが重要である。これは,放射線被ばくからの確率的影響の個人リスクを遡及的に評価することを意図したものではない。そのような個人の遡及的線量を評価する場合には,もし得られるならば,その放射線場(低LET放射線のタイプを含む)についてのもっと詳細な情報と適切なRBE値を考慮する必要があろう。 ※wRは放射線加重係数。 国際放射線防護委員会の 2007 年勧告|ICRP|日本アイソトープ協会(補注は筆者) トリチウムなどの低LET(Liner Energy Transfer/線エネルギー付与)放射線については「放射線被ばくからの確率的影響の個人リスクを遡及的に評価することを意図したものではない」から個々のRBE(Relative Biological Effectiveness/生物効果比)値を踏まえた捉え方が求められる。 もしも低LET放射線のRBE値が放射線加重係数を通じて実効線量限度に盛り込まれると放射線毎の規制がもっと厳しくなるだろう。 ICRPがそうせず、低LET放射線の放射線加重係数を1にしておくこと、すなわち内部被曝が外部被曝と変わらないと捉えることは入手したデータに基づくとされるけれど、しかしもっと大きいと示すデータも外部にはあっておかしいと批判されているから恣意的な部分として訝らざるを得ない。 人や自然を保護する意思があればたとえ例外的な危険性だとしても重視することは難しくないのではないか。放射能による汚染は取り返しが付かない場合が多いし、半減期を何度も経ながら自然に消え去るのを待つしかなかったりする。他でもなく、大変な事態を想定せず、一般的に安全性が高いといい切れない仕方で、放射性物質の排出規制を緩めてしまう。 ICRPの勧告が本当に科学的に優れているかどうか、または客観的に正しいかどうかは怪しくて原子力開発を推進する国や機関を優遇する方向へ政治的に動いている恐れが否定できない。なので日本政府やIAEAも原子力開発を止めようとしないかぎり、同じ穴の狢というわけだからALPS処理水の安全性は信頼できないかも知れない。 参考サイト処理水ポータルサイト福島第一原発の処理水と、通常の原発排水の違いって何ですか?ALPS処理水に関する質問と回答IAEAによるレビュー「汚染水はなぜ流してはならないか」小出裕章講演会ロバート・リッチモンド×神保哲生:汚染水の海洋放出は世界の流れに逆行する コメント 新しい投稿 前の投稿
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