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救いの手(詩集)の第三部

ブランニューサマー

言葉を透き通らせるや詩が生まれるだろう
素晴らしいばかりの世界観は桁外れな気持ちだ
歌が染み渡るときこそ凄く表現される

だから悩まなくて良い
悪いものは奈落へ向かう
今しも分かって
つまり逃れられないと
現状の悔しさとは異なる
知らずに済まさず
正しく生きろさ

僕たちは肉体が滅びたら心魂だけになる
存在しない妖魔など笑い話でしかないわけだ
歴史性が絶対的な味わいを画策するにせよ
用向きは遅れ馳せながらに他ならない

もはや悩まなくて良い
悪いものは断罪を受ける
今しも分かって
いっそ逃れられないと
現状の悔しさとは反する
知らずに済まさず
正しく生きろさ

何でもできる
煩わされないで
思い通りだ

ならば悩まなくて良い
悪いものは変化も遂げる
今しも分かって
やはり逃れられないと
現状の悔しさとは違える
知らずに済まさず
正しく生きろさ

とある波打ち際に即して

神様に感謝できるような出会いのために
幾つもの困難を乗り越えて来たとは思わない
命からの喜びに浮き立つばかりの心だけが
今新たな境地を分け与えてくれるんだ

自由と平和は
恐ろしいほどに
欠かせないはずだった
愛情と善意も
欠かせなければ
恐ろしいくらいかしら

挫けないで欲しい
たとえ世間の荒波に
呑み込まれてもいっそ
君には僕が付いていると
断じられたかぎり

現実も宇宙の中の地球の前で自然の内だった
幸せ過ぎる涙なんて匂わすのは止めておこう
夜行列車が走り切った後の星空へ向かうまま

誤らないで欲しい
かりに社会の花畑に
連れ出されてもやはり
君には僕が付いていると
親しまれたことを

取り越し苦労でしかないにしろ

挫けないで欲しい
たとえ世間の荒波に
呑み込まれてもいっそ
君には僕が付いていると
断じられたかぎり

柔らかな土を踏みながら

想われるのは何か
とても素敵なことばかり
随一かも知れない
振り返ると比べようもなく
他には代え難い
印象としか表せない

初めてではないのに
脚が疲れ捲っていたから
舗装路を逸れるや否や
感触の違いに気付かされて
尊んでしまうんだ

柔らかな土を踏みながら

羽毛が巻き上がる
鵞の雛の胸辺りで
すなわち天空へと

木々の間を抜けた
愛しい物珍しさも
記憶に失せるとき
学んでおくべきだ

当たり前に味わえば
掴み損ねてしまいそうだった
生活を送るかぎり

自然な音

素晴らしく聞くばかり

電車に乗っていて
近くで喋り声がする
幼児だったのか
面白がっている様子に
和ませられた

素晴らしく聞きながら

訪れてみると
森は雨だった
湿った深緑の
木の葉の陰に隠れて
蛙が鳴かない
垂れる滴の
忍ばしさを包んで
広がる靄にも
和ませられた

素晴らしく聞くつもり

涙汲む能力へ
小熊座が響くようだ
朝も夜もなく
惹かれる日々なので
必要不可欠と
和ませられた

素晴らしく聞きがてら

海月だらけ

日課に追われていると空き時間が如実に感じられて来る
向かいたいのは前者よりも後者ではなかったのだろうか
逆転現象によって終いにはどちらも同じに過ぎなくなる

なすがまま
オブラートに包まれた
存在を人生と重ね合わせる
なすがまま
リアリティで囲われた
世界を事物へ押し返される

一人が良い
一人が好きだ
気に入ったように受け取る
一人でしかなく
一人が正しいかぎり
一人といわざるを得ない
孤独を愛する

夜中に知られた漂流する船の歴史は軌跡を描いていれど
掻き分けられた波は直ぐ様と姿形を消し止めて行くから
思い出を味わう暇もないくらい寂しさを極めるのだった
潮の流れに揺られながら当たり前の社会学にも拘わらず

なすがまま
トリッキーと称された
事物を存在へ突き合わせる

昂揚

生きたいようには
生きられなかったが
生きなくてはならない
としたらどうだろう
生きるしかない

祈りは真っ当に
通じると願いながら
(興じて来る)
愛を受け取った
君たちの心がけで
死なずに済んだ
(掴んで来る)
善良さがある

蓮の花が咲いた池の畔で
象と天使の
仲良く遊んでいる景色を
人としてだ
見逃すわけには行かない
自分自身も

平和を念じた
嫌なことは水に流して
如何にも不吉だから
現代の疲労感は半端もなく
襲いかかるといえども
生きられたかぎり
死ねやしない

(澄んで来る)
(照って来る)
(占めて来る)

健康法

改めて生じたのは
予期しない出来事だった
無気力へ突き落とされるような
早速とばかりにも認め難い
感覚を味わわす

挫けてしまいそうだ
何もかも嫌になって
諦めてしまうべきか

何もかも嫌になって

他人から見れば
頑張っている他人から
見える自分は
つまり頑張っていない
自分は見える
頑張っていない

何もかも嫌になって
先を投げ出す覚悟を窮めた
人は誰でも同じなんだ
受け入れたくなくなれば
次いで虚しさを只覚えながら
気持ちを入れ替え
先も投げ出す覚悟を窮める

挫けてしまいそうで
諦めてしまうべきと
情けないくらい思う

神様も見ていた
道筋を共にしつつ
もはや神様も
見ていたはずだった
甚だしいほどの
存在が明るみに
出されたんだ

名案が閃いた

どんなにか厳しくとも
可能性がなくなったわけではない
人生で最も悲しいのは真実への誤りだ
もしかしたら切り抜けられるにも拘わらず
弱り込み果て去るな
現世では無理なんて死後だけだ
あり得ない方が多くないか
決め付け過ぎるから否難しく考えて
気分も優れやしなくなる

僕はそうだ
雲を見ながら歩いて行く
後悔の海も丸判りの
尤もな穏やかさに沿ってだ
不断に縛られず
上向きで進む

ある日
真っ青な空しかなかった
良く見たら雲はしかし
薄く棚引いていた
ある日
空は雨模様で翳っていた
良く見たら雲はしかし
鮮やかにも兆した
ある日
ある日
ある日
雲はしかし良く見たら
しかし良く見たら雲は
ある日
雲はしかし良く見たら
良く見たら雲はしかし
ある日
しかし良く見たら雲は
ある日
良く見たら雲はしかし

人生で最も悲しいのは真実への誤りだ
もしかしたら切り抜けられるにも拘わらず
弱り込み果て去るな

社会で甚だ苦しいのは現実への抗いだ
もしかしたら乗り越えられるにも拘わらず
弱り込み果て去るな

ある日
愛もそうか
澄んだ空を渡るように
歩いて行きつつ
感じ通りだと
取られれば

心の声に耳を澄ませば

君たちが分かって来る
人生設計に役立つ思想は宇宙だ
満足感を持って迎えられる
賞賛するべき乳液だ
浸り寛ぐや否や
算段も朧気なほどなので
太陽としか象徴されなかった
不可欠な現在だが

ところでただし
精神よりも考えられないのは
分かって来ると分かった
一般の身体活動だろう
君たちは知っているかしら

降り注ぐ光の中で
響き渡る音と共に
魅せられる味がし
惹かれる香もし
纏い付く熱の側だ

前提条件として精神は
実在を肯定するために
頭を働かせる
脳が要るのも
自らを表現するくらい
知られないと
志向的に行ったのみで
頭は利かない
思想も法則性に留まる

光の中で降り注ぐ
音と共に響き渡る
味がして魅せられ
香がして惹かれ
熱の側へ纏い付く

いっそ君たちの
頭も制御した生活様式が
完結した暁には
花盛りの文化の訪れこそ
主義へ席巻して
諭さざるを得ないかぎり

抜本的に捉えて
経験を委ねられる血肉か
命に基づく創造を得たか
永遠ともたぶん
自由ともきっと
無限ともおよそ
示される豊穣さにせよ
必ず通じたりもしないか

きっと大丈夫だから

微かな光を頼りと信じた結果
興奮したキャンバスを支える
深く落ち着き払った眼差しも
嵐の後の静けさを秘めながら
身を乗り出して果てた稲妻へ
打ち震えるほどの気分だった

遠い昔
絵を描いているうちに
三十年前か
突破すると悟った
児童期
目に見えるものは表現せず
風景と見比べて
黄金時代に
まざまざ受け留められた
昼最中
自分がいるのだった

同じように調子もまるで
繰り返される事実らしく
まさか圧巻の壁際にせよ
経験そのものとしてなら
サプライズは薄かろうが
引き潮にやはり晒される
形でしかなさそうだった

遠い昔
三十年前か
児童期
黄金時代に
昼最中

自然の尋常ではない美しさを
知らずに済ませられやしない
たとえ動植物に囲まれずとも
陽徳でしかないみたいだった

衝動的にいって
天賦の才能の証だろう
プリズムに溶けて行った
日の名残りを惜しむならば
感激も又新たに
引き入れられるのだった

共鳴伝説

檸檬の酸っぱさよ
胸透いた拘泥りの末に
極め付きの実在感が
捻出されてしまうなんて
とても有り難いことだ

命あるかぎりならば
誰も羨んではならない
縦しんば身ぐるみの須くは
取り替えられ得ど

人それぞれの趣意だ
僕にも利害が欠かせない
ついぞ丸齧りな檸檬よ
狂態にも況して
角立つ前の空悲しさを

送り返すときが来た
器とも呼べないままにか
流れ流された魂の
成れの果てだろうとも

古風な形

丸天井の元で見えるや
綿の手拭いを畳んでいた
立ち姿も惚れ惚れするほどに
行いは過ぎたようだ

感じられるのは
心のままにというわけで
まるでまるで
懇志なのかどうかも
想像へ任せよう
大いにあり得る

貴方の煌びやかな
箪笥の奥の人形ならば
おかっぱだった
滑りを示す否艶やかな
美しい髪なのだから
記憶にも残らずにはいない

怪しまなくて良いんだ
匂いは夜の海だった
灯台が船を素早く掠めては
恋も芽生えたに違いない

広間を後にするよりも
トパーズを知って欲しい
死んでも死に切れないので

いつか星が歌えば
肩を俄かに抱き寄せて
寄り添い合われたものだった
二人は互いに末永く
暮らして行けると……

感じられたのは
心のままにというわけだ
かくもかくも
貞潔なのかどうかも
信頼に預けよう
大いにあり得た

どうか宜しく願いたい

感じられるのは
かくもかくも
想像へ任せよう

笑う人我関せず


ののの
ののーっ

オーディオが非常に良い音を出している
まさか力強くも再生が色付いて詰まらなくなりかけたところで
空気感が逆に勿体ないくらい心に働きかけて来るというか
堪らなく魅力的で
素晴らしさも格段に思われるようだ
非常に良い音は惹き付けられざるを得ない



ソニーのマルチコネクトコンポ:CMT-BT60(ブラック)
レクストのレゾナンスチップクライオ/電源ブレーカーのスイッチの下面への貼り付け
サンシャインの超薄型制振シート:B-30
オーディオクエストの電源ケーブル:NRG-X2(0.9m)

ののの
ののっ
ののののの
のの

どんな音楽にも対応できるかしら
質感が捉えられた気持ちが何分とも嬉しかった
トータルバランスに磨きがかけられて
まるでスピーカーも一回り大きくなったようだ
個人的にいって最も気に入るオーディオを手に入れた

ののーっ
ののーっ

人生初の快挙は山彦だった
翌朝になれば死んでしまって構わないとさえも
見限らずにはいられなかった身辺にしろ
尚以て眠りに就く和らぎを覚えたとは
大福餅ではないのだろうか

ののの
のーの
のの

難しい味

僕が君に示すのはこうだ
気持ちを透き通らせるために
林檎を齧りながら物思いに耽る
笑うのは天使だった
まさか涙も流すだろう
言葉で表現すると
世界は詩だ
さても歌だから人々は知る
好んで興じたか
または
首を傾げつつ
訝るんだ

倉庫の扉が硬い
場合によっては記憶も危ういと
漕いだ自転車を
懐かしいほどの振る舞いにせよ
用事もあるので
取り出せないと不便なのだった
本当のところは

言葉で表現すると
世界は詩だ
さても歌だから人々は知る
好んで興じたか

本当のところは
倉庫の扉が硬い

こうなれば君も僕に慣れる
水を掬ってあげたとか
くれたのも額の方なんて
情けに触れられたりするものだ
日の光を受けるように
悲しみが晴れるまで
どんな芽も出なかったかぎり
誰かは何かを得られども
狭められた社会なんだ
枚挙の暇もなく

言葉で表現すると

もしかして一瞬だったとわ

本当のところは

日の光を受けるように
悲しみが晴れるまで

線の誘惑

やおら詮索するのも大概にしなければならないらしかった
化けて出られる対象は恐らくも避けられないのならば
慌ただしくも口を慎んでおくのが賢いように弁えられたんだ

生命は遠く
地上も広い

コモドドラゴンよりも
こどもゴンドラからは
どこもらごんどだった

アジトの名前はアジトではない
汲んで貰えるか
話せるかぎりの相棒にだけでも
胡椒を授けよう
秘密厳守としてアジトの場所も
アジトではなく

霊魂が
匂う
さては

沈黙も徹底的に配慮して行なわれるべき事態なのかも知れない
何時しか胃壁が破り去られてしまいそうな気がして病み得たり
何時しか頭蓋が突き壊されてしまいそうな気がして廃れ得たり
収拾の付かない事態へ移行しないうちに入念な沈黙を保ちたい

意味の深さや
価値の重さへ

静思の
清寧こそ
請託だ

放つ輝き

太陽には世の中を満遍なく照らす光があるだろう
地球の裏側を除けば如何にも大きな明るさで
限りがないように感じられるくらいではないかしら

瞳を溢れ落ちる
貴方の僕は涙よりも
風に吹かれながら
堪能していた

喜びの枕に木陰で
寝そべっていたつもりみたい
日々が和やかだ

気落ちして死にたがるときもなかったわけではない
優しさを探し疲れたかのような虚しさに苛まれて

自害しないためだけに手一杯なほどの気落ちだった
虚しさに苛まれると過ごし方が忌まわしくなる

地球が明るいのも太陽の光だと感じられるのが好きだ

風に吹かれながら
寝そべっていたつもりみたい

花で囲まれて
穏やかに彩る
快さを抱いた

絶対

君が咲いた
恋する季節の
空は静かに泣き濡れ
心を育む

明かすつもりだった
必要なんだと
君だけに

花を摘んだ
捧げるためにも
世界は回る
風に揺れる
想いを寄せていたんだ
回る世界で
瑞々しくも

君しかいない
命にとって

円やかな向き

霧雨の朝だ
紋白蝶が舞っていた
民家のそばの水溜まりに
ひらひらひらひら
留まりかけては飛んでいた

水を飲むためか
少しだけ留まるんだ
時間をかけて
休みない羽搏きを行うも
直に又飛ぶ
ひらひらひらひら

歩き慣れども
湿り気を帯びた舗装路で
辺りにはちらほら見かけられる
畑から来たようだった
ひらひらひらひら
紋白蝶は踊っている
空鈍い午前八時の
民家のそばの水溜まりへ

紋白蝶も生きていて
渇いた喉を潤し
繰り広げるのだろう

日常的な術を
ひらひらひらひら
飛びつつや留まりがちに
紋白蝶は舞っている

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