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些細な日常

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和田アキ子の古い日記|日本の女性歌手のR&B

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日本の女性歌手のR&Bの楽曲で、 和田アキ子 の 古い日記 が本当に素敵だと感じる。 "和田アキ子 AKIKO WADA" BLUE NOTE TOKYO Live Streaming 2020|BLUE NOTE JAPAN ※二分八秒頃から 古い日記 の歌が始まる。 和田アキ子の代表曲の一つで、非常に乗りが良くてテンポも速めなので、その他の歌謡曲の要素が強いけれども歌唱は明らかに力強くてR&Bを感じる。何よりも一人の掛け合いみたいな「はっ」が物凄いインパクトを与えていて曲の大きな特徴を成している。 歌手 和田アキ子 楽曲 古い日記 作詞 安井かずみ 作曲 馬飼野康二 発表年 1974年 ジャンル R&B RCAレコード さいころを振ってトークを決めるさいころトークで、「あの頃は」の目が出た際には、「古い日記」で挿入されるかけ声について語った。「当…

ランダムムーヴメントのLost On Purposeを聴く

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ランダムムーヴメント のアルバムの Lost On Purpose が気に入り、どうしてかの感想を述べる。 心地良さに際限なく触れるドラムンベース Lost on Purpose by Random Movement / Flight Pattern Records 名前 Random Movement アルバム Lost On Purpose 曲目 Lost On Purpose Somewhere Back There Bear With Me Alive Breaking The Mold Living In A Dream Meta-data-tation Impetus Eat Your Words, Dear The Lost Walk Feels Like It Used To Confidence Bomb Categorized Embers & Ashes Taking…

ローラ&アントンのLa Vie en rose(エディット・ピアフ)|人生歌

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2014年に発表された ローラ&アントン のカヴァーで聴いた La Vie en rose / バラ色の人生 ( エディット・ピアフ )が人生歌として胸に響いた。 エディット・ピアフの La Vie en rose Édith Piaf from Studio Harcourt / Public domain 作詞はエディット・ピアフ、作曲は ルイギ で、オリジナルの歌手はエディット・ピアフになる。 La Vie en rose (1947/オリジナル) 実際はルイギの作曲は名義だけかも知れず、エディット・ピアフは自分が作曲も行ったといっていたんだ。フランスの SACEM (Société des auteurs, compositeurs et éditeurs de musique/音楽作詞者作曲者出版者協会)に登録してなくて作曲に関して他人の名義を使うしかなかった。 当初、詞だけで…

サティの三つのジムノペディで良い演奏が見付かった

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タニア・スタヴレヴァ というブルガリアのピアニストの演奏で、 サティ の 三つのジムノペディ を聴いて良いのではないかと思った。 サティの 三つのジムノペディ の演奏で最も気になるのがテンポだ Erik Satie - 3 Gymnopedies performed live by Tania Stavreva|Костадин Щерев 咄嗟には難しくていつも直ぐには納得できないばかりのサティの 三つのジムノペディ なんだけれども何よりもテンポが合うか合わないかなんだ。単純といえば単純ながら音楽の基本的なところなので、もう出だしで全てが決まってしまうし、演奏者の表現したい気持ちも瞬く間に分かってしまうのではないかと感じなくはない。サティの作曲家としての真骨頂というか、楽想が完璧に再現されるほどに音楽の味わいが美しく変わるように聴きたくなる。 それこそテンポ一つで全く別の…

ヴァレンティーナ・リシッツァのベートーヴェンのピアノソナタ第八番《悲愴》は斬新さに唸らされた

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高校時代にクラシック音楽を聴き始めて三十年近く興味や関心を示し続けて来たけれども ヴァレンティーナ・リシッツァ の演奏は全く先例がないような印象を受けた。ピアノの指捌きが余りにも造作なくて楽譜の正確さが犇々と伝わって来た。音が十二分に弾けていてメロディーにリズムとテンポが乗り移っているので、何と呼ぶべきかと咄嗟に箸を落としてしまいそうになる、かりに食事中ならば。考えると単純明快ながら音楽と出会っていたわけだろう。 Beethoven Sonata No. 8 in C minor Op. 13 "Pathétique" Live|ValentinaLisitsa ベートーヴェン の ピアノソナタ第八番《悲愴》 の演奏はテンポがちょっと速過ぎる。しかしリズムは生きていると思う。ヴァレンティーナ・リシッツァはリズムを適切に伝えるためにテンポを上げ…

ロドリーゴのピアノのアランフェス協奏曲に信じられないほどの感動を覚えては興奮にも包まれながら

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素晴らしくも気に入りの アランフェス協奏曲 の作曲した本人の ロドリーゴ の演奏が聴けるという動画を YouTubeの公式チャンネル で見付けて飛び上がるくらい嬉しかったけれどもどんな演奏なのかと最も知りたかったのはテンポだった。 Joaquín Rodrigo. Concierto de Aranjuez|Joaquín Rodrigo ED. かねて想像したよりも少しだけ速かったようだ。薄い薄い紙一枚分くらい気持ちが置いて行かれるような風合いの漂うロドリーゴのピアノだったという。 そして深く味わいながら考えてみるとピアノの楽器の響きに頼らずに楽譜の音符を正確に捉えている、または丹念に世界を紡ぎ出すような指捌きが個性的で、著しく伝わった気持ちの良さがやはり素晴らしいと納得させられてしまったんだ。 テンポが少しだけ速くて感じるとはいえ、厳密にはピアノの響きが弱いから音…

リズムとトーンが噛み合うや音楽は美しいと思われて来た

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結城永人 - Original 19|結城永人 音楽はメロディーとリズムとテンポの三位一体が大事だと、常々、思う。しかしさらにトーンが全体的に加味されると芸術作品としての纏まりが得られ易いのではないか。 今作の Original 19 はエレクトロでメロディーは目立って存在しないけれどもテンポに乗ったリズムが一つのトーンと噛み合うと美しいと思われて来たので、作曲において進展が以前よりも得られたと喜んでいる。