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些細な日常

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日本のボサノヴァの心惹かれる名曲集

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僕が好きな音楽のジャンルの一つにボサノヴァがあってブログでは 世界的な名曲の一つの イパネマの娘 について 取り上げたことがあった。ブラジルのサンバから派生した軽妙なリズムと独特の緩やかなテンポの心地良さが堪らない。歌も声を張り上げず、物思いに耽ったような叙情味が溢れるものが多くて素晴らしく気に入らずにいない。 日本のボサノヴァが聴きたい Beach waves by erika m / Unsplash 日本でボサノヴァを世間的に聴くことが滅多になくて残念だけど、偶に良い曲を見付けると物凄く喜んでいた。しかし気付くと1970年代の中頃にちょっと流行したみたいで、普通に聴いても素敵だと心惹かれるボサノヴァの名曲が幾つか生まれていた。 Bossa Novaの特徴といえば、生誕地ブラジルでの勃興の経緯や初期の形態からして「都会的」「おしゃれ」「郷愁」「切なさ」、そして…

結城永人が選んだ人生のスタンダードな名曲集

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いつまでも聴いていたい人生のスタンダードな名曲を選んで紹介する。 人生歌のスタンダードな名曲十五選 Child lying and blowing dandelion fluff on the field by jplenio / Pixabay ビリー・ジョエル の Honesty / オネスティ 作詞:ビリー・ジョエル 作曲:ビリー・ジョエル ジャンル:ポップ 発表年:1978 カヴァー: トーラス・ライリーなど マーヴィン・ゲイ の What's Going On / ワッツゴーインオン 作詞:マーヴィン・ゲイと アル・クリーヴランド と レナルド・ベンソン 作曲:マーヴィン・ゲイとアル・クリーヴランドとレナルド・ベンソン ジャンル:ソウル 発表年:1971 カヴァー: ビアンカ・ロペスなど ボブ・ディラン の Blowin' in the Wind / 風に吹かれて 作詞:ボブ・ディラン 作…

マリア・ヒタのÁguas de março(アントニオ・カルロス・ジョビン)|人生歌

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2012年に発表された マリア・ヒタ のカヴァーで聴いた Águas de março / 三月の水 ( アントニオ・カルロス・ジョビン )が人生歌として胸に響いた。 アントニオ・カルロス・ジョビンの Águas de março Tom Jobim from Brazilian National Archives / Public domain 作詞作曲はアントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)で、オリジナルの歌手も彼になる。 Águas de março (1972/オリジナル) アントニオ・カルロス・ジョビンがブラジルの夏の終わりを告げるように降り出す三月頃の雨(南半球だから日本などの北半球の国とは季節が反対になる)をモチーフに作成した。 同国の詩人の オラーヴォ・ビラック の O Caçador de Esmeraldas (エスメラルダスの猟師)の「Foi em mar…

小野リサのYou've Got A Friend(キャロル・キング)|友情歌

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2007年に発表された 小野リサ のカヴァーで聴いた You've Got A Friend / 君の友だち ( キャロル・キング )が友情歌として胸に響いた。 キャロル・キングの You've Got A Friend Carole King by John Mathew Smith / CC BY 作詞作曲はキャロル・キングで、オリジナルの歌手も彼女になる。 You've Got A Friend (1971/オリジナル) 1971年にアルバムの Tapestry で歌われたのが最初で、同年中にシングルカットされた。 小野リサによるカヴァー Youve Got A Friend|小野リサ - トピック 小野リサの You've Got A Friend のカヴァーはオリジナルのポップロックの曲調がボサノヴァに作り替えられている。表現のスタイルは全く別物だけ…

ボサノヴァ:アストラッド・ジルベルトのイパネマの娘を聴いて心の安らぎを受け取る

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Astrud Gilberto and Stan Getz - The Girl From Ipanema (1964) LIVE|iTubeNL 本当に良いとしかいえない。 アストラッド・ジルベルト のアルバムは おいしい水 ( The Astrud Gilbelto Album )が最高だと思うけれどもシングルならば イパネマの娘 だろう。正式にはテナーサックス奏者の スタン・ゲッツ と共同で発表された作品だった。 ボサノヴァの代表曲としてジャンルそのものの魅力が詰まっている感じがする 全てが淋しげだけれども詩的で、綺麗なリズムに乗って涙を輝かせるような風合いもお洒落だと気に入ってしまう。 見かけたんだ 通り過ぎて行く君を 又戻って来るかどうかも 俄かには示せないまま 少しだけ咽ぶような心地で 食い留めもせず 結城永人の 板を割るそばにしかし 僕は永遠の詩を歌う。一つの本質的…