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些細な日常

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クイーンのI Was Born To Love Youはストレートなラブソングでドラマのプライドの主題歌にぴったりだった

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2004年にドラマの プライド の主題歌で使われていた洋楽のロックを聴いてとても良い曲だと思った。 クイーン の I Was Born To Love You (ボーントゥラヴユー/君を愛するために僕は生まれた)だ。ストレートなラブソングで本当に心が痺れるほどに魅力的な音楽だと驚かされた。 Queen - I Was Born To Love You - 2004 Video|Queen Official クイーンはイギリスのロックバンドで、 I Was Born To Love You を調べると元々はボーカルの フレディ・マーキュリー がソロ活動のために1985年に発表した楽曲――アルバムの Mr. Bad Guy (ミスターバッドガイ/悪い奴さん)に収録されてシングルにもなった――だった。しかしエイズから免疫力を失ってニューモシスチス肺炎を起こしたために四十五歳で199…

石川ひとみのまちぶせに認める純心な出会い

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石川ひとみ の まちぶせ は良い曲だと思うけれども意味深だ。策略めいた恋の難しさが胸に来るというか。作詞作曲が荒井由実で、後の 松任谷由実 なんだ。良い曲だし、考えされられるものがあって本当に魅力的だ。 聴いて分からないのは何がまちぶせなのか まちぶせ(81-18バージョン)|石川ひとみ - Topic 歌詞の二番の「偶然をよそおい/帰り道で待つわ」が物凄く近い。しかしながら恋心の自然な成り行きとすると決して必ずしも難しくはなかった。好きだから相手の目に留まるところを通っているだけのあれなので、タイトルの意味深なイメージとは真逆とも捉えられるだろう。つまりアプローチではなかった。 いい切って良いのかどうかも怪しくて恋心の自然な成り行きが一つの駆け引きならばまちぶせがアプローチと捉えられるし、強いて意図的な行為ではなく、荒井由実の言葉遣いと石川ひとみの歌声からすると出…

懐かしいメロディーのThe Brand New Heavies

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THE BRAND NEW HEAVIES - Never Stop via Delicious Vinyl 青春期に最も惹かれた音楽というと個人的にはジャズファンクの The Brand New Heavies (ブランニューヘヴィーズ)だったのではないか。バンドと同名のアルバムがあって歌入り/歌詞付きの曲が三つ収録されていて三つとも好きだった。今でも他のインストゥルメンタルよりか印象に鮮やかに残っている。本当に良く聴いていた。 三つの曲名は Dream Come True (夢は叶った)と Never Stop (止められない)と Stay This Way (このままでいて)という。どれもラブソングで素敵だけれども久方振りに聴いてみると Never Stop が懐かしいメロディーにすこぶる相応しいと感じた。愛の喜びに尽きる。死ぬまで、否、死んでも変わりたくないものだ…

ドアーズのロックは社会への扉を開く

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ドアーズ のボーカルの ジム・モリソン は元々は詩人だったらしい。するとバンド名も確かに独特な響きを持っていたと今更ながら驚くけど、詩だったんだ。 ウィリアム・ブレイク という詩人の言葉で、それは オルダス・ハクスリー という文学者が自著の 知覚の扉 (エッセイ)のタイトルに引いたところからの彼らの孫引きの形だった、しかも。 言葉の歴史的な流れというか、人々による受け渡し方が数奇だと溜め息も洩れる。ウィリアム・ブレイクからオルダス・ハクスリーへと、オルダス・ハクスリーからドアーズへと繋がって行った。その間、二世紀くらい経っているわけで、どんなイメージだったのかが非常に気になってしまう。僕も引きながら考えてみたい。 もしも知覚の扉が洗い清められたなら人間にはあらゆる物事がそのまま、果てもなく思われただろう。 人間は自らを閉じ込めたゆえ、岩屋の狭い隙間を通して総てを認めるまで…