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些細な日常

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生きる化石と呼ばれるシーラカンスは実に三億五千万年前の姿を止める魚だった

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古生代のデボン紀の中頃に出現してその後半から姿を変えず、三億五千万年前のまま、止め続けている古代魚の一種が シーラカンス で、生きる化石と呼ぶに相応しい存在を代表的に保っている。 シーラカンスの種類と生息地について Coelacanth off Pumula on the KwaZulu-Natal South Coast, South Africa by Bruce A.S. Henderson / CC BY 目下、南アフリカの北東海岸のチャルムナ川の沖やインド洋のコモロ諸島の海のラティメリア・カルムナエとインドネシアのスラウェシ島の近海のラティメリア・メナドエンシスの二種類の現存が確認されている。 何れも水深150~700m程度の海底谷の洞穴を住処に泳いでいる。人間が普通に海を泳いでいて遭遇する可能性は極めて少ない。しかし近年はディープダイビングで水深1…

ピラミッドは正しく尽きない魅力の宝庫だ

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昔から引き付けられて仕様がない。形といい、色といい、そして何よりも大きさという。一度、見たら忘れるのも容易ではなかった、振り返ってみると威圧されたようで。 青空に突き刺さる先端のピラミッドは小さいけれども相似形を保ちながら底辺を広げてどっしり構えている。想像するほどに抽象的な美しさ、幾何学の謎めいた魅力に胸を打たれざるを得ない。 ギザの砂漠のピラミッドは王の大きなものと王妃の小さなものの二種類がある All Gizah Pyramids by Ricardo Liberato / CC BY-SA なぜ存在するのか。ピラミッドの三角形を通じて哲学的な気分が味わわれる。よもや我と我が身を重ね合わせた探求心の賜物だろう。 個人的に興味深いのはやはり何といっても クフ王の大ピラミッド だ。大きさの魅力に溢れている。エジプトのギザの砂漠に高々と聳え立つ。しかしながら他に…

ジョン・キーツの輝く星よという人生の宝物の恋愛詩

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Portrait of John Keats by Joseph Severn / Public domain ジョン・キーツ の 輝く星よ は不朽の名作だ。希望に胸を熱く膨らませる詩で、数世紀を越えながら少しも色褪せることのない言葉の魅力を宿している。 何とも人生を教えられる 輝く星よ、貴方ほどに揺るぎない私だったならーー 夜に垂れ下がる淋しい華々しさではなく 生得の受難者、眠りに就くことのない隠者、 大地を巡って人々の岸辺を洗い清める 彼らの僧侶らしい日課へ水が移ろうように、 末永く開かれた目蓋によって見ていたが、 あるいは山岳や野原の雪化粧が新しく 柔らかに施されるのを目にしていたが いいやーー未だじっと揺るぎなく、じっと変わらずに、 私は掛け値のない恋人の豊かな胸を枕にして、 その柔らかな落ちくねりをいつまでも感じために、 愛しく心配がっていつまでも目…