五葉躑躅の写真と俳句:不思議なことが起こり得る世の中

地元の大きな公園で初夏の花々の写真を撮って来たので、その中から 五葉躑躅 の写真を俳句付きで掲載する。 枝先に五枚の葉が付くことから五葉躑躅と呼ばれる。その他に白八汐とも呼ばれて白い花が美しくも葉の下に隠れるように咲くのが如何にも奥床しい感じがする。花は特徴的なのが五角形に開いて鈴のように見える。沢山、咲いて全体が白っぽくなると 雪が積もったか鈴の装飾が付けられたクリスマスツリー を彷彿とさせる。 閉じる目に五葉躑躅の涼やかさ 葉も特徴的なのは早くから赤く色付くことがあるんだ。一枚ずつの縁や全体が花の時期かその前でも緑一色とはかぎらないので、 見付けると意外な驚きを受ける。取り分け赤い葉が多い中に白い花が良く咲いていると秋なのか夏なのか季節感が飛んでしまう。 未だ嘗てこんな経験があったかというくらい珍しい。花咲く同じ木の緑と赤の葉のものが同時に見られるなんて。さながら キャロルの 不思議の国のアリス の気分 で…