惨たらしいリンチ~ビリー・ホリデイのStrange Fruitが伝えるアメリカの黒人差別の実像~

二十歳頃から 黒人音楽が好きで、良く聴いていた けれども同時に黒人差別に多く悲しみもした。大昔からアフリカの黒人などが奴隷として世界中で死ぬほどに扱き使われていて現代の民主主義の人々が平等な国々でも黒人そのものが非人間的に蔑視される状況は後を絶たない。僕が良く聴く主にアメリカの黒人音楽も正しく差別に晒される最悪の生活の中から作り出されているんだ。 音楽の素晴らしさと共に人間として偉いと黒人たちを心から称えずにはいられない。 しかし知っているようで知らなかったのがアメリカの黒人差別の実像で、日本には黒人が普通にいないから僕も差別を日常的に経験してない、人権が理解されてもはや尊重されるはずの国なのに黒人差別に纏わる事件や暴動が起こるのは不可解だと少し感じるだけだった。 2020.06.06 Protesting the Murder of George Floy…