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些細な日常

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ロバータ・フラックのKilling Me Softly with His Song(ロリ・リーバーマン)|恋愛歌

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1973年に発表された ロバータ・フラック のカヴァーで聴いた Killing Me Softly with His Song / やさしく歌って ( ロリ・リーバーマン )が恋愛歌として胸に響いた。 ロバータ・フラックによる Killing Me Softly with His Song のカヴァー Roberta Flack - Killing Me Softly With His Song - 8/16/1992 - Newport Jazz Festival (Official)|Jazz on MV ロバータ・フラックの Killing Me Softly with His Song のカヴァーは最初の試みとして注目が薄かったオリジナルの良さを発見して人気に火を着ける発端になった。飛行機のオーディオで、偶々、聴いて自分でも歌いたいと急激に引き付けられたらしい。アレンジ…

村治佳織のPlays Bachをバッハの作曲家としての表現力のリアリティーから聴く

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村治佳織 のアルバムで最もお勧めの一枚は Plays Bach だ。十八世紀のヨーロッパ、バロック時代の作曲家で、 ヨハン・セバスティアン・バッハ の作品を取り上げてクラシックギターで演奏している。 バッハの近代音楽の父としての歴史上の重要性 村治佳織 - 主よ、人の望みの喜びよ|村治佳織 CAVATINA Channel バッハは近代音楽の父とも呼ばれるけれども楽器の調律を始めとした二十一世紀の今現在でも頻繁に活用されずにいない人々の音楽の一般的な基礎を確立した作曲家だったらしい。本人は必ずしも狙ってなくて好きな音楽を気儘にやっていたようだから後世の作曲家たちが心酔してしまって追従せずにいられなかったせいだろう。概してバッハ自身はドイツから一歩も出ずに細々と暮らしていたし――音楽で有名だったのも専ら教会や宮廷の楽士/オルガニトとしてだから作曲家としては殆ど無名に…

エド・シーラン:ホームレスから飛び出した世界トップのブリティッシュロックの新星

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イギリスで大人気のロック歌手で エド・シーラン がアメリカでも同じように売れ捲って2016年の第58回グラミー賞で初めて Thinking Out Loud (考えを声に出して)が最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞の二つを受賞していた。音楽への影響力の大きさから名実共に世界トップのアーティストといって良いのではないか。日本でも一ヶ月ちょっと前にコンサートを華々しくやっていたらしくて知っている人は決して少なくない存在だろう。 YouTubeの 公式チャンネル で何曲か聴いてみたら Castle On The Hill が細やかに軽やかで心地良かった Castle On The Hill|Ed Sheeran エレクトロ全盛というか、DTM(デスクトップミュージック)の高性能なコンピューターを使った彩り豊かな音作りが流行っている中で、そうした新しい良さを的確…

ルソーは人生の絵を描き切って只一人の個性的な画家で

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ルソー の 私自身:肖像=風景 はインパクトの大きい絵だと思う。モチーフの迫力が凄まじい。 画家の本人の自画像だけれども僕が自作詩の 自画像 で追求した気持ちによれば個性の由来と源泉を探ることが重要だった、望ましく描き出すためには。 すると自分は自分だという内面を織り上げている前提条件としての経験を掴み取った自画像は素晴らしいと考えられる。 人間味が伝われば何でも構わないけれども《世界の退っ引きならなさ》が表現されているほどに他の誰でもないと個性が分かり易くなって芸術上もインパクトを増すのではないか。 見ているとルソーの絵は本当に凄かった Myself: Portrait - Landscape by Henri Rousseau / Public domain タイトル通りというか、自画像にはやはり完全には見えない。自画像とは何かと僕が作詩から捉えた認識からすれば画家…