川端康成のノーベル賞の賞金の使い途で分かる性格
川端康成が ノーベル文学賞の受賞理由を「怠けた結果」といったのは面白いと思った けれども受け取った賞金の使い途も同じくらい面白い。 川端康成はノーベル賞で三十五万クローネの賞金を受け取った Kawabata Yausnari Nobel Prize 川端康成 ノーベル賞 昭和43年|Film Archive of Japan ノーベル賞の賞金は一定ではなく、 ノーベル財団 が行っている資産運用によって変動するといわれる。現在は一千万クローナ(約一億二千九百万円)とされる。十年程前はアメリカのリーマンショックの影響で、八百万クローナ(約一億三百万円)と少し下がったり、暫く後も九百万クローナ(約一億一千六百万円)と戻り切らなかったけど、今世紀に入ってからは、大体、一千万クローナに定着している。 川端康成がノーベル文学賞を取ったのは1968年で、今から五十五年前になる…