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些細な日常

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ダダイズムの精神状態は慈愛の念から自分自身の判断材料として活用すると良い

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姪が入院している精神科から家に来て五回目の外泊を行った。口調が早くなったというか、昔と変わらない喋りを新しく感じて 治療抵抗性統合失調症 は本当に完全に回復したようだった。明るい気持ちが自然に表現できていたので、病人の忌まわしい不吉さが十二分に払拭されているのを喜ばしく認めた。 一つだけ声の出し方が変わったままなのがちょっと訝しいんだ Ruins by Darya Tryfanava / Unsplash 弱々しくて生きていて済みませんみたいな印象を与える。世の中で偶に見かけるし、そういう性格に成長してしまったせいならば別に構わないけれども姪には合ってないような感じがしないでもない。 すなわち「恥の多い生涯を送って来ました」( 人間失格 )だと作者の 大宰治 が自殺したように危ない。 世の中で本当の自分を演じるのは精神的に不味い。皆が気に入らない役割を担ったりしながら日…

ヴァン・ゴッホのガシェ医師の肖像/美しい水色に心を洗われるまま

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ヴァン・ゴッホ の ガシェ医師の肖像 に使われている水色が知ってから引き付けられて止まない。作品は、二枚、あって前よりも後のものが分かり易くて好きなんだけれどもヴァン・ゴッホを考えるにも重要な作品ではないかと思っている。 Dr. Paul Gachet by Vincent van Gogh [Public domain], via Wikimedia Commons ヴァン・ゴッホが入院していた精神科の医師で、絵にも興味や関心を強く持っている人だったらしい。しかし ガシェ医師の肖像 に触れるとヴァン・ゴッホの心理分析が凄まじく伝わって来て内面の奥深くまで見通すような感じがしてならない。 ガシェ医師は人のために悩んだ顔や仕草をしている。何でなのかと考えると良心があって率直に人助けをしたいと願っているためだ。しかし実際には患者を治療したり、苦しみを癒すに付けても一筋…