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些細な日常

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早川愛の高校野球の夏の甲子園の大会歌の栄冠は君に輝くの独唱のソプラノの美声

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高校野球の夏の甲子園の 作新学院と今井達也の優勝の記事 を改善するために新しく引用できる動画はないかとYouTubeで探していたら2016年の地方予選の栃木大会だから当の作新学院と今井達也も参加して奇しくも予選の勝ち抜けと夏の甲子園での全国制覇への好影響を受けたかも知れなかったと驚くほどに優れた大会歌の 栄冠は君に輝く の独唱が行われていたと分かった。 聴くや心打たれて涙だだ漏れの清純な趣きを得る 「栄冠は君に輝く」独唱(宇都宮短大付高校3年 早川愛さん)第98回全国高校野球選手権栃木大会 大会歌|宇商太郎 本当にイメージにぴったりの世界を表現する歌い方で、日本で高校野球のその中でも取り分け夏の甲子園が、毎年、大人気という核心を突いた正しく象徴的なパフォーマンスそのものではないかと感銘を受けた。 ソプラノ歌手として父との約束の夢を叶えた早川愛 二度と帰らない日々の紛…

ルイス・キャロルの不思議の国のアリスがナンセンスに包まれた第六感

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人生のこの上ない瞬間にアリスを見た、焼き芋のように気持ちも甘くさざめいて。 Falling Down The Hole - Alice in Wonderland by CorneliaGillmann 何も起きることのない秋の昼下がりに一人だけ何かが起きているという風情が本当に不思議だ。 ナンセンス文学の代表とも見られる ルイス・キャロル の 不思議の国のアリス だけれども知って僕が最も驚いたのは作者が実は数学者だった。 ルイス・キャロルの理知的な発想で表現された小説が 不思議の国のアリス だとすればナンセンス文学は全くの外面的な評価でしかなかったのではないだろうか。 作品の内面は数学の理論のように精巧な仕方で捉えられて然るべきだとすれば《好奇心の流れ》が改めて注目されざるを得なくなって来るわけなんだ。 生活の珍妙さとも繋がる。どこで何が起きるかは分からなくて数多の因果…

ドアーズのロックは社会への扉を開く

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ドアーズ のボーカルの ジム・モリソン は元々は詩人だったらしい。するとバンド名も確かに独特な響きを持っていたと今更ながら驚くけど、詩だったんだ。 ウィリアム・ブレイク という詩人の言葉で、それは オルダス・ハクスリー という文学者が自著の 知覚の扉 (エッセイ)のタイトルに引いたところからの彼らの孫引きの形だった、しかも。 言葉の歴史的な流れというか、人々による受け渡し方が数奇だと溜め息も洩れる。ウィリアム・ブレイクからオルダス・ハクスリーへと、オルダス・ハクスリーからドアーズへと繋がって行った。その間、二世紀くらい経っているわけで、どんなイメージだったのかが非常に気になってしまう。僕も引きながら考えてみたい。 もしも知覚の扉が洗い清められたなら人間にはあらゆる物事がそのまま、果てもなく思われただろう。 人間は自らを閉じ込めたゆえ、岩屋の狭い隙間を通して総てを認めるまで…