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些細な日常

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不思議な親近感のクロザルに認める絶滅危惧種としての詩の手放せない有り難み

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自撮り写真の著作権問題で初めて知ったクロザル は動物としても非常に興味深い感じがする。インドネシアのスラウェシ島でしか見られないという固有種だから外国では、中々、知られ難い存在だったはずだ。 Celebes crested macaque by T. R. Shankar Raman / CC BY-SA 顔も毛も全身が真っ黒なのがユニークな猿だけれども巷のメディアから似た感じで良く覚えていたゴリラよりも親近感を受け取るのが不思議だった。どうも初めて知った気がしなくてまるで昔から知っていたかのような印象を与えられる。 調べるとクロザルはマカク属の猿で、 国内で最も身近な存在だった日本猿 に近い種類に含まれると分かって手を打ってしまった。 日本人にとっては非常に馴染み深い風貌を持っていたわけだ、見た目から。全身が真っ黒な猿なのはゴリラで良く覚えていたし、風貌と色味から不思議な親近感を受け取らされたに違い…

イースター島のモアイは命の尊さを教えてくれる皆の守り神だった

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昔から何だろうと思っていた イースター島 ( ラパ・ヌイ国立公園 )の モアイ だけれども建造された理由は現地の言い伝えによると部族の王の霊を祀るためだったらしい。偶々、小耳に挟んであっさり分かってしまうというのも詰まらないみたいな感じがしないではなかった。詳しい資料を欠いているので、ひょっとすると誤りともかぎらないにせよ、たぶん殆ど合っているように受け留める。 モアイは海を背にして立っていたり、内陸部では反対に海を向いていたりしながら住処を取り囲んで皆を見守っているといわれる。守り神として捉えるとやはり部族の王の霊を祀るために建造されたのではないか。考えても可能性は非常に高いだろう。 イースター島のモアイは意外と新しい All the fifteen standing moai of Ahu Tongariki by Bjørn Christian Tørrissen / CC BY-SA 石像で非常に大…

森の鈴蘭の集落には幸運とカメラの基本

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想定では 花が咲くのは来週以降 だけれども待ち切れなくて森の鈴蘭の集落を又直ぐに見に行ってしまった。 葉っぱはどんどん広がっているし、蕾の数も相当に増えている。数日前とは本当に見違えるし、花が咲くのは間近だと勢いの良さを感じさせる。 大きな葉に囲まれた鈴蘭の蕾 どのくらいの速度で成長するのかが分からないし、知らないので、しっかり覚えておきたいという気持ちも大きい。 好きな花の鈴蘭 だから少しでも見逃せないわけだけれども身近な森で集落が見付かったのは奇跡だと改めて神に感謝せざるを得ない。初めて喜んだ去年はもう既に枯れかけていたし、折角の機会ならば一年越しの巡り合わせだ。長々と待ちながら実際に戻って来られたのはやはりまさかの幸運だろう。鈴蘭の集落が素晴らしいだけではなくて 自殺したいままの状態 が酷くても良く生き延びている。真っ先に癒される森がある。人間にとって好きな気持ちこそ不遇に強いのではないか。希望を持…

鈴蘭の蕾に待ち遠しい初夏へのカメラ考察

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森へ行くと鈴蘭が蕾を覗かせていた。四日前の 写真撮影 で立ち寄ったら茎だけだったから早いと驚いた。もう直ぐに満開だろう。初夏の息吹きを感じる。鈴蘭の花が待ち遠しくも写真に収めるならば来週一杯こそ最高に違いない。再来週以降も暫くは枯れないにせよ、雨風で汚れたり、蜘蛛の巣が張ったりするので、真っ白なままを端的には狙い難そうではないか。 しかしやはり本当に厳しいのはピント合わせだ、カメラにおいて 鈴蘭の蕾を撮りながら一年振りに思い知らされる現実だった。天気は快晴で、シャッタースピードも四桁の1/1000sだから手振れの心配はなかったのに仕上がりに気乗りしないのは描き込みなんだ。似た花のスノーフレイクは四日前の写真撮影でもまずまずだったけれども鈴蘭は小さい分だけ写りが悪くなってしまう。白一色の花でコントラストも低いかぎり、カメラはフルサイズのセンサーでなければ描き込みが不足せざるを得ないようだ。 α510…

インターネットを生き抜くための心構え

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ブログを一生懸命にやり始めて 言葉まで詩のように考え出して 数日が過ぎてみたら人々との交流のなさに辛さが込み上げて来た。 自分から他人に声をかけることが減っているんだ 訪問者からコメントもメールもない。どこかでシェアやリンクがあるわけでもない。全くの音信不通で、ただ記事を増やしているだけのブログに侘しさが募る。 なかった、今まで大きくは。 昔のホームページ では大きくあって手当たり次第に自分から皆に声をかけてそれがアクセスアップにも繋がっていたわけだけれども交流があると気持ちは素晴らしかった。 しかし自作の魅力でどこまで人々を引き付けられるかという作家としての信念から取り分け自分からはランクアート(閉鎖)の勧誘以外では殆ど誰にも声をかけなくなってしまった。 ソーシャルメディアで僅かにコメントを残すくらいだけど、リアクションも殆どないから詰まらないし、やはり辛いと思う。偶にあるもののお礼でしかなさそうだから…

シロヘラコウモリの可愛らしさで心は生物多様性にも目覚ましく

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中米コスタリカの広大な森の奥には葉っぱの陰に仲間同士で身を寄せ合うようにして暮らす可愛らしい生き物を見付け出すことができる。 小さな白い蝙蝠の シロヘラコウモリ という Ectophylla alba by Leyo / CC BY-SA 何匹も押しくらまんじゅうと決して寒いわけではないだろうけれども楽しげに感じる。ふわふわでもこもこの気持ち良さが如実に伝わって来るところが非常に素晴らしいとしか呼べないくらい魅了されてしまわずにもいないわけなんだ。 欧米のサイトでは英語で「adorable」と良く出て来る Ectophylla alba by emerlee / CC BY 英語の「adorable」は可愛らしいという意味だ。今まで「cute」や「pretty」や「lovely」などが可愛らしいと英語で知っていたけれども新しく気付いた。 外国語の類義語はニュアンスが難しくて慣れないとイメージも湧かないけれ…

ミクロヒメカメレオンの体長は僅か3センチほどしかない

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今世紀に入ってから初めて発見されたようだけれどもマダガスカルのノシハラ島には世界最小の爬虫類と目される ミクロヒメカメレオン がいる。 ミクロヒメカメレオンは可愛らしい (A) adult male on black background, showing orange tail colouration by Glaw F, Köhler J, Townsend TM, Vences M (2012) Rivaling the World’s Smallest Reptiles: Discovery of Miniaturized and Microendemic New Species of Leaf Chameleons (Brookesia) from Northern Madagascar , used under CC BY 体長は大きくても僅か3センチほどしかなくてさらにもっと小さな3ミ…

ビーバーの巣作りは共存の詩なんだ

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ビーバーは森にダムを作り、湿地帯を生み出す。すると他の生き物が水辺を頼りに数多く集まって来るようになる。森に潤いを与えるビーバーは素晴らしいと思う。まるで生命の源を象徴するかのようなダム、類いも稀な巣作りを行っている。 Beaver lake by Makedocreative / CC BY-SA しかし世の中で人間の居住と打つかって悲しまれる場合があるとも聞かれる。ビーバーにかぎらず、日本ならば熊が出るかも知れない。人里離れた山奥に暮らしていれば人間の居住と打つからずに何も起きなかった。森を切り崩して熊に近付いているのは人間のエゴのせいならばもはやそれこそ考え直すべきだ。ビーバーも然りで、人間と野性動物が共存できる社会、または国作りが求められるし、本当に心から望ましいだろう。 ビーバーのダムという森の湿地帯には詩を感じる How Do Beavers Build Dams?|Nature o…