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些細な日常

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椎名林檎の意識というボサノヴァの歌詞の複雑怪奇な意味

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椎名林檎 の曲は 本能 が最高だと思っていた けれども 顔が思い浮かばない話 が出たテレビ番組のトップランナーで歌われた 意識 も良いと気付いて何度も聴いていうちにすっかり嵌まってしまったんだ。 ボサノヴァの心地良さが素晴らしいばかりだ Ishiki -Consciously- (A Song From One Of The Greatest Rainstorms Of The Post-War Era)|椎名林檎 椎名林檎の 意識 を最初に聴いたテレビ番組の歌はジャズの落ち着いたアレンジで、とても心地良いと思いながらオリジナルはどんなものかが分からなかった。気に入って調べてみたら個人的に 大好きなボサノヴァ で作られた曲だったと分かって一層と愛着が増した。 椎名林檎の 意識 の様々なバージョン ミックス シングルバージョン シングルの 茎(STEM)〜大名遊ビ編〜 のカップリング アルバムバージョン アルバムの 加爾基 精液 栗ノ花 の収…

てやんの君は1000%(1986オメガトライブ)の素敵なアルトの歌声

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ファション系YouTuberの てやん のYouTubeチャンネルの てやんチャンネル に【 歌ってみた 】というカラオケのシリーズがある。本職ではないようだけれども非常に上手くて特に気に入って何回も再生してしまうのが 君は1000% ( 1986オメガトライブ )なんだ。 聴き惚れて心溶け出すあっという間の四分四秒 君は1000% / 1986オメガトライブ【歌ってみた】|てやんチャンネル 今までYouTubeで色んな人のカラオケを聴いて来て女性ならば高い声で歌うのが普通なので、原曲は1980年代に一世を風靡して 僕も好きだったカルロス・トシキ という男性ヴォーカルだからキーを上げるんだろうと思ったら、全然、そうではなくて本当にびっくりしたし、ドキッと来た。カルロス・トシキはウィスパーヴォイス(囁やき声)と良くいわれて男性の高いキーで歌っていたので、丁度、女性の低いキーでも合うくらいのところにあったということが初め…

マリア・ヒタのÁguas de março(アントニオ・カルロス・ジョビン)|人生歌

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2012年に発表された マリア・ヒタ のカヴァーで聴いた Águas de março / 三月の水 ( アントニオ・カルロス・ジョビン )が人生歌として胸に響いた。 マリア・ヒタによる Águas de março のカヴァー Maria Rita - Águas de março|MariaRitaVEVO マリア・ヒタの Águas de março のカヴァーは本当に聴き易くて標準的と呼べるくらいバランス感覚に優れたアレンジによって全てが綺麗に纏まっていると惹かれる。歌声は瞬く間に心に染みる素晴らしに加えて諸々のニュアンスまで感情を込める細やかな表現が一層と豊かな感動を呼び覚まさずにいない。 因みに彼女はエリス・レジーナの娘なので――父はピアニストの セザル・カマルゴ・マリアーノ だ――オリジナルを真っ先にカヴァーした1972年の ソロ や先述のアントニオ・カルロス・ジョビンとのデュエットが印象深い母と二代続けて Águ…

アンドレ・リュウのミルシア・ロウェルズとキミー・スコタとカルメン・モナルカを起用したHeal the World(マイケル・ジャクソン)|人生歌

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2010年に発表された アンドレ・リュウ の ミルシア・ロウェルズ と キミー・スコタ と カルメン・モナルカ を起用したカヴァーで聴いた Heal the World ( マイケル・ジャクソン )が人生歌として胸に響いた。 アンドレ・リュウによる Heal the World のカヴァー Heal The World - André Rieu (Tribute to Michael Jackson)|André Rieu アンドレ・リュウのミルシア・ロウェルズとキミー・スコタとカルメン・モナルカを起用した Heal the World のカヴァーは多人数の管弦楽と合唱に三人の中心歌手を据えた壮大な表現が度肝を抜くような衝撃を与える。何よりもソプラノの美声が心の琴線に触れるほどに感極まる涙が自然に溢れ出すからオリジナルに勝るとも劣らない真に美しい芸術的な仕上がりではないか。もはやスペクタクルとしかいいようがないけれども死ぬま…

グレゴリアンのStairway to Heaven(レッドツェッペリン)|人生歌

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2001年に発表された グレゴリアン のカヴァーで聴いた Stairway to Heaven / 天国への階段 ( レッドツェッペリン )が人生歌として胸に響いた。 グレゴリアンによる Stairway to Heaven のカヴァー Gregorian - Stairway to Heaven|gregorianmusicdom グレゴリアンの Stairway to Heaven のカヴァーは神聖な合唱によってオリジナルの幻想的な趣きが弥が上にも高められずにいない。ここではないどこか、人々を悲しみから救い出して新しい世界の扉を開いてくれるような期待感が得られるのが本当に良いと思うし、魅力的な音楽に他ならないと認める。安楽への誘いが正しく題名通りの天国への階段のイメージを単刀直入に表現している。 レッドツェッペリンの Stairway to Heaven レッドツェッペリン| Led Zeppelin 作詞作曲は ジミー・ペ…

クセニアの(I Can't Get No) Satisfaction(ローリングストーンズ)|人生歌

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2015年に発表された クセニア のカヴァーで聴いた (I Can't Get No) Satisfaction ( ローリングストーンズ )が人生歌として胸に響いた。 クセニアによる (I Can't Get No) Satisfaction のカヴァー Ksenona - Satisfaction (The Rolling Stones cover)|Ксения Бузина クセニアの (I Can't Get No) Satisfaction のカヴァーは気持ちの入った表現になっているのが素晴らしいと心から称える。不満をぶちける人生歌だけれどもただそれだけの感じが本物の正直者というか、臍曲がりでもなく、人間の根っからの美しさ、所謂、汚れなき魂を示していて最も格好良いと思うし、惹かれずにいない。歌はオリジナルのローリングストーンズのミック・ジャガーを彷彿させるくらい魅惑的で、形振り…

ランベール・ウィルソンのLes Feuilles mortes(イヴ・モンタン)|人生歌

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2015年に発表された ランベール・ウィルソン のカヴァーで聴いた Les Feuilles mortes / 枯葉 ( イヴ・モンタン )が人生歌として胸に響いた。 ランベール・ウィルソンによる Les Feuilles mortes のカヴァー Lambert Wilson - Les feuilles mortes (Live au Studio Ferber 2015)|LambertWilsonVEVO ランベール・ウィルソンの Les Feuilles mortes のカヴァーは歌のモチーフの枯葉が寒々と吹き寄せられる様子が目に浮かぶほどに情感がたっぷり込められた劇的な表現が魅力だと思う。悲恋がテーマで、昔の幸せな付き合いから今の侘しい別れまでの気持ちの揺れ動きが声の強弱や調子によって手に取るように分かる楽曲でないか。聴きながら歌の世界へ自然に引き寄せられてしまう透き通った美しさがある。 イヴ・モンタンの L…

アニー・ブランチャードのDaydream Believer(モンキーズ)|恋愛歌

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2016年に発表された アニー・ブランチャード のカヴァーで聴いた Daydream Believer ( モンキーズ )が恋愛歌として胸に響いた。 アニー・ブランチャードによる Daydream Believer のカヴァー Daydream Believer - Annie Blanchard|Annie Blanchard アニー・ブランチャードの Daydream Believer のカヴァーはポップな曲調にカントリーミュージックの趣きが加わって明るく朗らかな雰囲気が本当に際立つアレンジで、恋愛歌とすると付き合って暫くして離れ始めたこの気持ちは何だろうと訝りつつも相変わらずと好きな状態は続いているから全く喜ばないわけに行かないみたいな不思議に面白い楽想にぴったりだと感じる。 モンキーズの Daydream Believer The Monkees from NBC Television / Public dom…

ホームフリーのUnder the Boardwalk(ドリフターズ)|恋愛歌

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2009年に発表された ホームフリー のカヴァーで聴いた Under the Boardwalk / 渚のボードウォーク ( ドリフターズ )が恋愛歌として胸に響いた。 ホームフリーによる Under the Boardwalk のカヴァー Under the Boardwalk|Home Free ホームフリーの Under the Boardwalk のカヴァーはアカペラのコーラスの海辺の情景が思い浮かぶ仕上がりで、例えば波の効果音が添えられていたりするのが素敵だ。全体にとても爽やかな感じがして板道の下の日陰のイメージが本当に良く出ていると驚く。歌の世界に難なく引き込まれてしまう新鮮味のある表現が如何にも魅力的だ。 ドリフターズの Under the Boardwalk The Drifters from Coveralia 作詞作曲は ケニー・ヤング と アーサー・レスニック で、オリジナルの歌手はドリフターズになる。 Unde…

ジェラルド・ジョリングのタチアナ・シミッチを起用したCan't Take My Eyes Off You(フランキー・ヴァリ)|恋愛歌

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1992年に発表された ジェラルド・ジョリング の タチアナ・シミッチ を起用した カヴァーで聴いた Can't Take My Eyes Off You / 君の瞳に恋してる ( フランキー・ヴァリ )が恋愛歌として胸に響いた。 ジェラルド・ジョリングによる Can't Take My Eyes Off You のカヴァー Gerard Joling & Tatjana Simic - Can't Take My Eyes Off You I Radio Edit|Gerard Joling ジェラルド・ジョリングのタチアナ・シミッチを起用した Can't Take My Eyes Off You のカヴァーは男女のデュエットのダンスミュージックのアレンジが気持ち良く盛り上がって素晴らしいと感じる。歌声もロマンチックで、恋愛歌に正しく相応しい。冒頭のピアノのリフ、コーラスの入りの吹…

エリー・ブルーナのJust the Two of Us(グローヴァー・ワシントン・ジュニアのビル・ウィザースの起用)|恋愛歌

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2015年に発表された エリー・ブルーナ のカヴァーで聴いた Just the Two of Us / クリスタルの恋人たち ( グローヴァー・ワシントン・ジュニア の ビル・ウィザース の起用)が恋愛歌として胸に響いた。 エリー・ブルーナによる Just the Two of Us のカヴァー Just the Two of Us|Ely Bruna - Topic エリー・ブルーナの Just the Two of Us のカヴァーはボサノヴァのアレンジがお洒落なのに加えてビートの変化がスリリングな印象を与える。歌詞の前段のヴァースは軽快に入って行って後段のコーラスの「Just the two of us」から急に遅鈍してしまってスローモーションとも受け取る。張り詰めた恋愛感情の起伏の大きな流れを表しているようで、何が起こるかも分からないほどの付き合いの刺激的な生活を想像させる。 グローヴァー・ワシントン・ジュニアの J…

イスマエル・ディヴィスのLight My Fire(ドアーズ)|恋愛歌

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2019年に発表された イスマエル・ディヴィス のカヴァーで聴いた Light My Fire / ハートに火をつけて ( ドアーズ )が恋愛歌として胸に響いた。 イスマエル・ディヴィスによる Light My Fire のカヴァー The Doors - Light my Fire (Acoustic cover)|Ismael Deives イスマエル・ディヴィスの Light My Fire のカヴァーはアコースティックギターとカホンが中心の演奏が原曲のサイケデリックに白熱した雰囲気を分かり易く出していると感心した。狂おしいほどの思いが特徴的に表現されている恋愛歌だけれども募り募らされる心のどこまでも渦巻くような世界が真っ直ぐなヴォーカルと共に終盤のタンバリンを合わせても三つだけの楽器で力強く味わわせてくれる。 ドアーズの Light My Fire The doors from Elektra Records-Jo…

エヴァ・キャシディのImagine(ジョン・レノン&プラスティックオノバンド)|友情歌

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2002年に発表された エヴァ・キャシディ のカヴァーで聴いた Imagine ( ジョン・レノン&プラスティックオノバンド )が友情歌として胸に響いた。 エヴァ・キャシディによる Imagine のカヴァー Eva Cassidy - Imagine|Eva Cassidy エヴァ・キャシディの Imagine のカヴァーは魂を揺さぶる歌声とアレンジがとてもとても感銘的だ。オリジナルはピアノで優しく歌い聴かせるけれども作者の内に秘めた平和への人一倍の熱い思いこそ表に引き出されて白日の元に晒されるようだ。生涯、忘れ難いインパクトを与える他に類を見ない凄まじい名演に違いないだろう。 ジョン・レノン&プラスティックオノバンドの Imagine Yoko Ono and John Lennon at John Sinclair Freedom Rally at Crisler Arena in Ann Arbor, Mich…

ベット・ミドラーのWind Beneath My Wings(ロジャー・ウィテッカー)|友情歌

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1988年に発表された ベット・ミドラー のカヴァーで聴いた Wind Beneath My Wings / 愛は翼にのって ( ロジャー・ウィテッカー )が友情歌として胸に響いた。 ベット・ミドラーによる Wind Beneath My Wings のカヴァー Bette Midler - Wind Beneath My Wings (Official Music Video)|RHINO ベット・ミドラーの Wind Beneath My Wings のカヴァーはバラードそのものの非常にゆったりとした曲調と煌びやかにも控え目な演奏によって本人は俳優もやるけれども自然に語りかけるような歌声が際立って心に染みる友情歌として表現されていると思う。 1988年の映画の Beaches / フォーエバーブレンズ の主題歌(サウンドトラックの Beaches: Original Soundtrack Recording に収録)に使われて…

ジェフ&シェリ・イースターのYou're My Best Friend(ドン・ウィリアムズ)|友情歌

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2015年に発表された ジェフ&シェリ・イースター のカヴァーで聴いた You're My Best Friend ( ドン・ウィリアムズ )が友情歌として胸に響いた。 ジェフ&シェリ・イースターによる You're My Best Friend のカヴァー Jeff & Sheri Easter - You're My Best Friend (Live)|Gaither Music TV ジェフ&シェリ・イースターの You're My Best Friend のカヴァーはオリジナルの作者が想定した夫婦愛としての友情歌のコンセプト――結婚式にも良く使われるらしい――を夫婦のデュエットで、文字通り、実現している。微笑ましいかぎりの歌と容貌が心を清らかな風のように吹き抜けて行くパフォーマンスではないか。歌に込められた人々の繋がりの理想的な境地に触れさせるだけの表現力があって…

メリッサ・ケリーのI Will Remember You(サラ・マクラクラン)|友情歌

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2018年に発表された メリッサ・ケリー のカヴァーで聴いた I Will Remember You ( サラ・マクラクラン )が友情歌として胸に響いた。 メリッサ・ケリーによる I Will Remember You のカヴァー I Will Remember You (Cover by Melissa Kellie)|Melissa Kellie メリッサ・ケリーの I Will Remember You のカヴァーは瑞々しい歌声が原曲の美しさを自然な様子で湛えていると感じる。オリジナルは葬式に使われるくらい心を抉る内容を持っていて人間関係の機微を捉えた友情歌、歌詞は恋愛歌にも近いけれどもそうした奥深い絆が爽やかに伝わって来るのは良いと思う。表現の硝子細工のような繊細さが素晴らしい歌の味わいを幾重にも広げてくれる。 サラ・マクラクランの I Will Remember You Sarah McLachlan by …

カーリーン・アンダーソンのDon't Look Back in Anger(オアシス)|友情歌

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2002年に発表された カーリーン・アンダーソン のカヴァーで聴いた Don't Look Back in Anger ( オアシス )が友情歌として胸に響いた。 カーリーン・アンダーソンによる Don't Look Back in Anger のカヴァー Don't Look Back in Anger|Carleen Anderson - Topic カーリーン・アンダーソンの Don't Look Back in Anger のカヴァーはオリジナルのロックからジャズへ曲調を大きく変えてテンポもミディアムからスローへ落としながら歌詞をじっくり聴かせるアレンジになっている。ヴォーカルにずば抜けた安定感があるので、本当に相応しい表現だし、良い曲の所以か、秀でた歌心が素晴らしく引き出されると感心するばかりだ。 オアシスの Don't Look Back in Anger オアシス| …