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些細な日常

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チラリズムの昔:浅香光代の肌蹴着物

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近頃はめっきり聞かれなくなった言葉にチラリズムというのがある。専ら女性の肌をチラリと見せるイズム(ism:主義)を意味する。 オ・イネの半裸ドレス から新しく逆の意味で思い出したものの余り良く知らなかったから元々はどういうものだったのかを調べてみた。 昔のチラリズムはちょっとだけ見せるセクシー ドキュメンタリー映画「浅草どさくさ物語~浅香光代 芸一筋~」 CM 名古屋活動写真| 名古屋活動写真円頓寺活動写真 チラリズムの語源は1950年7月に東京都の浅草の松竹演芸場へ初進出した二十二歳の 浅香光代 の着物を肌蹴る女剣劇の魅力を伝えるべく表現した報知新聞の記者の言葉で、翌年の流行語にもなって全国的に広まったらしい。 浅香光代というとテレビや雑誌で老人の姿しか知らかったので、そんなチラリズムと最初に呼ばれるほどの衝撃のセクシーさがあるとは俄かに想像し難かったけれども当時…

久保田早紀は異邦人しか売れずに五年で本名の久米小百合に戻ってキリスト教の音楽宣教師として歌い直していた

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今聴いても本当に素晴らしいと思う日本の古い歌謡曲の一つに 久保田早紀 の 異邦人 が挙げられる。発売日が1979年10月1日だから四半世紀を軽く過ぎた。思い出すと児童期にテレビから良く流れていて気を引かれたし、耳に残った。歌詞の冒頭が「子供たち」なのが身近だったせいかも知れない。改めて調べると副題がシルクロードのテーマと付けられていたけれども中近東アジアの異国情緒の溢れる音作りが特徴的だったのは確かに覚えている。ユーラシア大陸の東西へ亘って幾つもの国や地域を越えながら長い旅路に就くという感じが幼心にも先々の人生に重ね合わされたのが懐かしい。 デビュー曲の異邦人が売れた久保田早紀 久保田早紀|夜のヒットスタジオ| フジテレビ 残念というか、こんな良い曲を作るならば他にももっと久保田早紀の歌を聴きたいと思ったのに待ち構えながら何もなかったようで、寂しかった。 まさか 異邦…

詩と人生のためにダ・ヴィンチのモナリザに隠された芸術上のヒントを追え

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ホームページ( ブログへ移転 )に「 詩集はさらに七つくらいまで追加できると思う 」といった予定は無事に遂行された。 風のシエスタ へぞなこそもにを 心当て ちじくがわ あらまし 柄の遥かに 救いの手 夕凪へ 公開した詩集も全部で二十二に増えた。気持ちは、大分、落ち着いて来たし、ホームページにいつか載せなくてはならないとした焦りは解消されたに等しい。 昔の詩集だけれども詩の題名や本文や詩集での並び方も変えながらやっていると今だからこそ出せたのかと思ったりもする。 一度は完成品として公開しておきながら後から修正せざるを得なかったものもあるし、どこで区切りを付けるかとなると芸術家にとって芸術作品において俄かに問題視されてしまう。 芸術作品の区切りというと真っ先に思い浮かぶのが ダ・ヴィンチ の モナリザ だ Mona Lisa by Leonardo da Vinci / Public dom…