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些細な日常

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補色と色相の関係

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人間の視覚には補色残像という現象、または効果があるけれども補色残像は補色のタイブの心理補色に含まれていて最初に発見したのは作家として知られる ゲーテ だった。 補色のタイプと色相の種類 Starry Night by Vincent van Gogh / Public domain 補色は色相(およそ光の波長)が反対の色で、いい換えると彩度と明度/輝度を抜いた色の中でコントラストが最も強くなるような組み合わせになるものなんだ。 絵画などで補色が使われると互いに引き立て合う色の相乗効果があって強力なインパクト:補色対比や独特なイメージ:補色調和を与えることができる。 補色には二つのタイプがある。 物理補色 互いに混ぜ合わせると無彩色になるもの。 照明などの光の三原色:赤と緑と青に基づく加法混色では白か灰色になる。 絵の具などの色の三原色:シアンとマゼンタとイエローに基づく…

補色残像の仕組みについて

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サイトのコントラストをContrast Finderの自動的な配色で高める

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サイトの表示速度を計測する PageSpeed Insights にその他のパフォーマンスを判定する要素が盛り込まれて総合的に使い易さの指標が得られるようになった。 コントラスト比の最低基準は4.5 : 1 PageSpeed Insights| Google Developers ブログで気がかりになったものの一つにコントラスト比があって「背景色と前景色には十分なコントラスト比がありません」という指摘と共にユーザー補助の項目も少し減点されてしまった。 調べるとWCAG(Web Content Accessibility Guidlines/ウェブコンテントアクセシビリティガイドライン)が定める最低基準となるレベルAAの4.5を通常の文字サイズで越えなくてはならない。 テキスト及び文字画像の視覚的提示に、少なくとも 4.5:1 のコントラスト比がある。ただし、次の…

気になる人との関係が分かる色の心理テスト

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ラジオの オールナイトニッポン で 中島みゆき がパーソナリティを務めていたときに 尾崎豊 がゲストで出演した。尾崎豊が生前にテレビやラジオなどの他人の番組に出演することは滅多になかったから本当に貴重だと思う。まさか二十六歳で、デビューから十年も経たず、亡くなってしまうとは中島みゆきも予想しなかっただろうけれども番組は寡黙な彼に対して陽気に接し捲るのが如何にも対照的で、とても面白かった。 その中で色の心理テストが行われて色で思い浮かべる相手との関係が分かるらしくて僕もやってみたら予想外の結果を受け取って深層心理が暴かれたかと仰天したからブログで紹介したくなった。 色の心理テストの五つの項目 Forest path by jplenio / Pixabay 五つの色のそれぞれで気になる人、およそ異性、 LGBT ならば同性でも構わない、恋愛対象になるような性別の相手を挙げる…

スマホでタップすると光るリンクの色と形のデザイン

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スマホでサイトのリンクをタップすると青く光る。調べると使用中のブラウザが影響しているようで、リンクの光の色と形がそれぞれで、何も起こらないものもある。僕はAndroidのChromeで気付いたけれどもiPhoneのSafariでもリンクのタップした瞬間の光が付けられている。その他、Edgeなども対応している。サイトのリンクのデザインとしてハイライトカラーと呼ばれる。 スマホのハイライトカラーはパソコンのマウスのカーソルに相当するもので、サイト作成ではリンクのクリックの効果として等しく扱うことができる。 リンクの光の色を変更する方法 CSSにスマホのハイライトカラーを変更するマークアップがある。 -webkit-tap-highlight-color スマホのリンクのハイライトカラー 通常のcolor/色やbackground-color/背景色のように色名や色…

インラインSVGで線や丸や四角や三角や弧を描いて色を塗るマークアップ

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HTMLのsvgタグを使うとサイトに描画できる。色も塗れるし、線や丸や四角や三角や弧を繋げて簡単なアイコンから非常に複雑な絵まで作成できる。マークアップは座標系の数値を入力して行われる。 SVGはScalable Vect Graphics(スケーラブルベクターグラフィックス)の略語で、画像データを格納するファイル形式の一つなんだ。たとえ拡大縮小しても他の 一般的なjpgやpngやgifの画像 のように画質が変わらない特徴を持っている。サイトではアイコンに使われる場合が多い。画像のサイズが小さくても劣化しないし、輪郭も崩れないから見映えに相当に優れる。 サイトにSVGファイルの画像を表示するにはimgタグで <img src="画像URL"> とマークアップするけど、しかしもう一つの方法としてsvgタグでも可能なんだ。 画像データ…

ティツィアーノの本当は禁じられた美しさ

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ティツィアーノ の フローラ は数多くの画家に模写されていて後世に絶大な影響を与えたと知って俄然と見てみたくなったし、なぜなのかが気になって仕様がない感じがしてしまった。 ティツィアーノの絵の中で最も芸術的な影響力が高いと考えられる フローラ を見る Flora by Titian / Public domain 目を引くのは何よりも肌の風合いだろう。細かい凹凸があるようではないか。自然の光を取り込んで色彩が千変万化する印象を与える。砂漠を想像させる美しさを宿しているし、特有の詩情を湛えた色塗りだ。風に吹かれながら表情を絶えず、変化させながら形を織り成している砂の魅力が心地良い。 柔らかさが絶妙で、それに合わせて輪郭線が引かれているようだけど、輪郭線の風合いはただし固いからイメージのバランスが取れているかどうか、芸術性については世の中で評価が真っ二つに分かれるだろう…

シェフェールの美白と呼べる肌の綺麗な絵の秘密に迫る

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十九世紀のフランスで主に活動していた シェフェール という画家がいた。出身はオランダだった。オランダからフランスへ移住したと聞くと ヴァン・ゴッホ と同じだ。親近感が湧いた、敬愛する画家と繋がって咄嗟にも調べながら。 発見したのはショパンの肖像画で、 雨だれの記事 で何かを引用するために探していて幾つかあったけれどもテーマに相応しいと気に入った一枚の作者がシェフェールだった。 宗教や文学作品を題材にした絵も多いけど、他方では肖像画も数多く手がけていて長年の歴史に埋もれることがなく。百年を過ぎた今も尚、当時の人々の面影を光り輝くように色褪せもしないままに伝えてくれているという素晴らしい腕前の持ち主だった。 一目で驚いたのは肌が綺麗で、美白としか受け留められなかった、ショパンの肖像画が。偶々なのかとシェフェールの他の作品を見て回ると同じような感触が得られたので、特徴的な…

既視感(デジャヴ)の本質的な認識

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既視感(デジャヴ)とは何か。詩的に考えるというか、僕は永遠の詩人だから本質的な認識として表現しようとするとブログの 天道虫の記事 から分かるのは色と形の組み合わせがイメージを越えて感じ取られるせいだ。 通常、イメージを越えて人が生きることはなくて観念と物体は一対一の対応関係で精神に記憶されているわけなんだ。しかし既視感においては色と形の組み合わせという抽象性を介して経験が全く別のイメージに飛び火する。元々のイメージが抽象性から引き出されるために全く別のイメージを受け取りながら人は今此所と結び付けることができる。およそ全く別のイメージしかなくて精神が切り替わるとしたら人は旅立ったか、夢見たかだろう。精神は存在と意識の変化を確知する。既視感にかぎってはそれが今此所となって味わわれてしまう。 注意すると色と形が何かに似ているだけでは既視感は得られない。なぜなら似…

ヴァン・ゴッホの烏のいる麦畑/見たい絵を好きなだけ見られた嬉しさ

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僕にとって ヴァン・ゴッホ の 烏のいる麦畑 は最も引き付けられる絵の一つなんだ。端的にいうと絵の本質に触れられる。絵の本質は色と線で世界を物語ることで、これが 烏のいる麦畑 は完璧ではないかと思う。見たものが詩として味わわれるところが何よりも素敵で、心の目で描かれているとしか正しくいいようがない。飛んでもなく美しくて個人的には部屋に飾っておきたいくらい気に入っている。 絵の本質に通じる見方が普通では分からない Wheatfield with Crows by Vincent van Gogh / Public domain 普通に見ると本当にタイトルのままの絵でしかない。麦畑に烏が飛んでいる。タイトルのままの見方だと言葉に絵が負けてしまう。ヴァン・ゴッホはきっと分からなくてもというか、普通でも良いと思いながらタイトルを付けたのかも知れない。只単に風景が伝わる。素晴…

α5100とキットのズームレンズのSELP1650で撮影した梅の花の作例とレビュー

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α5100 で屋外の写真撮影に初めて出かけた。天気がまずまずだったので、決めたものの直ぐに曇ってしまって悲しかった。しかし、百枚以上、写真が撮れて楽しかったし、写真撮影の良い練習になったと思う。 地元の梅の木が何本も生えている山に行った 時期的に花満開だと予測して見事的中だった。空が曇りなのは残念だったけれどもやって来た以上は勿体ないから写真撮影を取り止めるわけには行かなかった。 α5100にキットのズームレンズの SELP1650 を付けて殆ど使ってなかったレンズなので、種々と試したんだ。室内の経験で、25~50mmの画角で、絞り値がf/5.6前後だと線が緩くてふんわり仕上がると分かってSELP1650はとても気に入っていた。絞り値がf/7.1から解像力がぐっと上がって来るようなので、屋外の広いところでどうなるかが注目された。 作例は梅の花をf/8の絞り値で撮…