昭和天皇の戦争責任についての記者会見での完璧な日本語

昭和天皇がアメリカを初めて訪問した後、1975年10月31日にテレビで記者会見を行った。 アメリカ訪問を終えて (PDF) そのとき、戦争責任について訊かれて応えていた。非常に難しい場面だったと思うけど、聞きながら僕は納得して 民主主義を良く理解している昭和天皇 だけに素晴らしいし、尊敬に値するのはいうまでもないと甚く感心した。ところが巷では誤解されることが多くて、全然、反対の意味で、酷いと唾棄すべきみたいに最低の取られ方までしていることに気付いた。 考えると分かり辛いというか、微妙なニュアンスが込められているというには日本語として完璧な表現なので、むしろ慣れてない人にとっては真意がずれてしまいそうなところもあるせいだ 昭和天皇がいいたいこと、皆に伝えたい気持ちは何なのか、少なくとも僕が心から驚かされるくらい良い言葉だと喜ばされる所以を明らかにしたい。 関連ページ 昭和天皇の原爆投下についての記者会見の完…