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些細な日常

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スティーブ・ジョブズに欠かせない川瀬巴水などの新版画

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Appleの創業者の一人で、パソコンとスマホを世に送り出すことに最も寄与した スティーブ・ジョブズ は本当に飛んでもなく凄い人だと思う。 僕も作家活動のために最初に購入したパソコンがAppleのMacintoshのColor Classic Ⅱで、非常に気に入ってその後は手軽なノート型のPowerBookのシリーズを愛用していた。 当時、使っていたワープロのソフトの互換性が絶たれて買い換えるのは危ないと感じて以来、パソコンにかぎらず、Appleの製品を全て遠ざけるようになってしまったけど、しかし膵臓癌で五十四歳で急逝したスティーブ・ジョブズの凄まじく優れた業績を振り返るほどに今はもうソフトの違いでファイルの扱いに大きく苦まされる時代ではないし、又使って良いとも感じる。 スティーブ・ジョブズの美的感覚を養った日本の 新版画 Steve Jobs shows off…

ジェナ・ドレイのWe're All Alone(ボズ・スキャッグス)|恋愛歌

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2006年に発表された ジェナ・ドレイ のカヴァーで聴いた We're All Alone ( ボズ・スキャッグス )が恋愛歌として胸に響いた。 ボズ・スキャッグスの We're All Alone ボズ・スキャッグス| Boz Scaggs 作詞作曲はボズ・スキャッグスで、オリジナルの歌手も彼になる。 We're All Alone (1976/オリジナル) ボズ・スキャッグスの1976年のアルバムの Silk Degrees の収録曲として発表された。 すると良い曲だと気付いて同年に フランキー・ヴァリ がアルバムの Valli に カヴァー を収録してシングルカットした。さらに ウォーカーブラザーズ もアルバムの Lines に カヴァー を収録してシングルカットした。 翌年の1977年にも スリーディグリーズ の カヴァー がアルバムの Standing Up For Love とシング…

杉山未紗のTom's Diner(スザンヌ・ヴェガ)|人生歌

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2011年に発表された 杉山未紗 のカヴァーで聴いた Tom's Diner ( スザンヌ・ヴェガ )が人生歌として胸に響いた。 スザンヌ・ヴェガの Tom's Diner スザンヌ・ヴェガ| Suzanne Vega 作詞作曲はスザンヌ・ヴェガで、オリジナルの歌手も彼女になる。 Tom's Diner (1984/オリジナル) 1980年代の初め、スザンヌ・ヴェガが通っていたアメリカのニューヨーク州ニューヨークシティのハーバード大学の近くにあって常連客になっていた トムズレストラン が作品の舞台になっている。 スザンヌ・ヴェガが Tom's Diner を着想したのは友人の写真家の ブライアン・ローズ から仕事に関して聞かされた人生の色んなことを硝子越しのように自分を抜きにして見ているという話が切欠で、そのような感覚をトムズレストランでの一時に重ね合わせな…

トム・ジョーンズの(Sittin' On) The Dock of the Bay(オーティス・レディング)|人生歌

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1969年に発表された トム・ジョーンズ のカヴァーで聴いた (Sittin' On) The Dock of the Bay ( オーティス・レディング )が人生歌として胸に響いた。 オーティス・レディングの (Sittin' On) The Dock of the Bay Otis Redding from Coveralia 作詞作曲はオーティス・レディングと スティーヴ・クロッパー ( ブッカー・T&MGズ )で、オリジナルの歌手はオーティス・レディングになる。 (Sittin' On) The Dock of the Bay (1968/オリジナル) オーティス・レディングが バーケイズ との巡業で1967年8月に訪れたカリフォルニア州サウサリートのウォールドーポイント小港で屋形船に乗っているときに (Sittin' On) The Dock o…

花々のマクロ撮影は世界が変わる瞬間を色鮮やかに写真に残せるのが嬉しい

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マクロ撮影 はどんな被写体でも世界が変わる瞬間を写真に残せるのが面白いと思うけれども取り分け花々だと色鮮やかに仕上がるから今正に見方が新しく生み出されていると求められるリアリティーが増して来るようでいつも嬉しい気持ちが大きい。 ミラーレス一眼カメラのα5100 にさらに 等倍マクロレンズのTouit 2.8/58M を購入して以来、写真のマクロ撮影の作例がどんどん増えて行くばかりだ。 最初は世界が変わる瞬間に怖がっていたかも知れない 被写体を傷付けるのではないかと一つの慣れ親しんだ見方の崩壊、または逸脱に心を僅かにも苛まれずにいなかったような感じがする。しかし常日頃のイメージだけが正しいわけでは決してないはずだし、写真のマクロ撮影は被写体に隠された新しい真実をはっきり引き出せるところが良いんだと考えるほどに積極的に取り組めるようになった。 とはいえ、実際に取り組ん…

イースター島で気になるモアイの五つの鑑賞スポット

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生まれ付きで鼻のない赤ちゃんだったイーライ・トンプソンが残した笑顔

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イーライ・トンプソン という赤ちゃんに生まれ付きで鼻がなかった。無鼻症という非常に稀な病気にかかっていたんだ。出生児の一億九千七百万分の一の確率で、かつて世界中で三十七例しか確認されなかったらしい。 イーライ・トンプソンの笑顔から受け取る命の尊さ love you eli| Timothy Eli Thompson 生後五日で気管を切開して人工気管を通して呼吸が確保されたイーライ・トンプソンは人々から「Miracle baby」(奇跡の赤ん坊)と呼ばれて可愛がられていた。無鼻症の影響で病弱だったために二歳で亡くなってしまったけど、しかしながらあどけない笑顔を残している写真から著しく引き付けられてしまった。 アラバマ州モービルの赤ちゃんイーライ 生後六ヵ月のイーライ 赤ちゃんイーライのベスト 目にしながら逆しま泣いたようで、心がよもやまさか可哀想でしかないと感動し切れ…

セピア色の写真が懐かしいのは古びて汚れた感じが自然なほどに

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今年は 気に入った鈴蘭の写真 が色々と撮れた。 小さな蕾 から 咲き出して さらに 虫も来て ついに 見納める まで嬉しかったと思い出しながら又一枚を仕上げた。 Photoshop Express のエフェクトでセピアⅢを使ってみた。格好良いイメージだ、鈴蘭は可愛いけれども。印象がガラリと変わって薄暗い雰囲気の中で懐かしさが切なくも込み上げるのが詩情だと思う。もう二度と手の届かない記憶の世界、言葉が 心に染みて来る のは確かだ。愛と優しさがなければ成り立たないと分かるから改めて自分に取り入れたくなる。セピアⅢというPhotoshop Expressのエフェクトの一つの良さだろう。詩情と共に出会いから幸せを掴むかぎりの人生の素晴らしさに匹敵するような写真が得られる。 Photoshop ExpressのエフェクトにはセピアⅡもある。気に入ってセピアを探すとセピアⅠがなくてなぜと訝…

Photoshop Expressのエフェクトは色味に優れていて心に染みる写真が得られた

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ブログの 白詰草の記事 に合わせて載せる写真に Photoshop Express でエフェクトをかけたら非常に上手く行った。驚いたのは仕上がりだけではなくてアプリでエフェクトに付けられていた名前もそうだった。白詰草の記事では乙女心の恋物語を取り上げたけれども気に行ったPhotoshop Expressのエフェクトがコイだったので、凄いと感じた。 僕の恋物語とPhotoshop Expressのコイがイメージで結び付くとすると写真編集で相当に使い易いアプリに違いない。思い通りだから良いし、嬉しい。いうと詩情から心に染みるエフェクトを持っている写真編集アプリがPhotoshop Expressだと白詰草へのコイで大いに満足しながら分かって来たんだ。 Photoshop Expressのエフェクトの使用感 Photoshop Expressのエフェクトは幾つもあるけ…

白詰草の花言葉のイメージは乙女心の恋物語が微笑ましい

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公園の片隅に白詰草が良く咲いていて驚いた。大きな集落を見たいと以前からずっと思っていた。自作詩の Clover のせいだから十年以上も経った。敢えて探しはしてなかったにせよ、待ち望んでいた気持ちは嬉しかったし、白詰草の大きな集落は素晴らしい出会いなのは間違いない。 白詰草の花言葉はとても可愛いらしい 私を思って 約束 乙女心を如実に思わせる。聞くや恋物語を彷彿とさせて微笑ましいかぎりだろう。どちらも慕わしさが溢れている。二人の世界が相思相愛ならばいうことはないのではないか。恋が人を詩人に変えるとしたら透き通った言葉しか出て来ないし、受け取らないはずで、情感は沈黙にかぎりなく近付く。穏やかな日々と思いの清らかさという緑と白から白詰草を、常々、感じるんだ。花言葉も同じならば心から見出だされる詩情に相応しい。 四つ葉のクローバーだと白詰草の花言葉に「幸運」や「私のもの…

平和の原理/抽象力を有する人間性/論法そのもの

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思い付いただけで大革命が起きている。人間性の中心に火山が著しく噴火しているせいだ。しかし マグマ大使 の出番はなかった。驚きがキラウエア火山へ向けられていたためか、日本人には富士山よりも身近ではなかったし、または大革命が学校の授業ならば先生も話題を逸らしているに過ぎない。笑った生徒は疎らだったけど、とにかく良く聞いて欲しい。全員、もしも出て行かせるつもりならば多めに触れていたはずの金色の巨人に悔やんでは僕はいない。分析できたと今現在はイメージに満足している、却って。抽象性が手に入った気持ちは確かだ。まるで白玉団子が薄く平らに伸ばされるように世界へ染み透る知識ではないか。平和を呼んでいる感じがする。まだ起きているならば大革命も本当に静かなかぎり、原理的な仕方だったに違いない。かりにも驚きへは慣れて来たという一言で通り過ぎるわけには行かなさそうだから探し求…

ハンマースホイに知られる心の襞を潜り抜けた静けさ

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どこか別世界にでも不意に迷い込んだかのような不思議な錯覚を与える絵を見たと思う。平凡な家屋の一室に誰かが僅かに息付きながら少しだけ目立って描かれている、または誰もいなくて室内そのものがひっそり寂しげに佇んでいる様子という絵が多いみたいだ。言葉にすれば音沙汰のない世界かも知れない。見ていると日々の静けさがとても印象的で、周りから取り残された景色だと考えると恐ろしさも禁じ得ないにせよ、詩情を醸し出す静謐な味わいに胸打たれてしまうんだ。 画家の名は ハンマースホイ という Interior with the artist's wife Ida in their home at Strandgade 30 by Vilhelm Hammershøi / Public domain 十九世紀のデンマークの画家で、幼い頃から絵を学んでいて五十一歳で病気で息を引き…

シェフェールの美白と呼べる肌の綺麗な絵の秘密に迫る

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十九世紀のフランスで主に活動していた シェフェール という画家がいた。出身はオランダだった。オランダからフランスへ移住したと聞くと ヴァン・ゴッホ と同じだ。親近感が湧いた、敬愛する画家と繋がって咄嗟にも調べながら。 発見したのはショパンの肖像画で、 雨だれの記事 で何かを引用するために探していて幾つかあったけれどもテーマに相応しいと気に入った一枚の作者がシェフェールだった。 宗教や文学作品を題材にした絵も多いけど、他方では肖像画も数多く手がけていて長年の歴史に埋もれることがなく。百年を過ぎた今も尚、当時の人々の面影を光り輝くように色褪せもしないままに伝えてくれているという素晴らしい腕前の持ち主だった。 一目で驚いたのは肌が綺麗で、美白としか受け留められなかった、ショパンの肖像画が。偶々なのかとシェフェールの他の作品を見て回ると同じような感触が得られたので、特徴的な…

格好良過ぎるくらい素敵な気持ちしか込められてない言葉

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James Dean in Rebel Without a Cause by In-house publicity still / Public domain ジェームズ・ディーン (俳優)を調べていて公式サイトが見付かったので、デザインも非常に優れていて格好良い感じだったけれどもトップページの中段の帯みたいなところに凄く良い言葉が載っていた。 ジェームズ・ディーンの全てを決定付けるような名言 永遠に生きるつもりで夢見て、今日は死ぬつもりで生きよ。 原文 Dream as if you'll live forever, live as if you'll die today. ジェームズ・ディーン|James Dean(訳出) これは凄いと見るだに全身が痺れるほどの素晴らしい感動を呼び起こされた。 まさかとは思うけど、万一、他の人の言葉だったら勘違い…

パガニーニの悪魔扱いされたほどの音楽へ

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生前、 パガニーニ (作曲家、ヴァイオリニスト)は人々から自身の演奏について「悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と噂されていたらしい。録音が全く残されてないかぎり、一体、どんな音色が奏でられていたのかは現今では知る由もない。 音楽でデモーニッシュな魅力と呼ばれる感覚がある Nicholo Paganini by Harris & Ewing Collection / Public domain いい換えれば蠱惑的な喜びだろう。聴きながらぞくぞくさせられるような表現だとしたら必ずしも演奏だけではなくて作曲でも受け取ることはできるのではないか。 パガニーニの作品にはデモーニッシュな魅力/蠱惑的な喜びが非常に含まれている。考えてみると気持ち良過ぎるような印象を与える。音楽と共に世界が終わりそうな、命が燃え尽きるみたいな形で、それでも悔いの残らな…

写真は一瞬で切り取られた世界の詩だ

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Forevermore( ブログへ移転 )に漸く写真のコンテンツを追加した。僕の創作活動としては大きなものの一つなので、もちろん最初から置くことは考えていたし、とても嬉しいと思っている。 ポエジーが主体の写真を掲載して行きたい Photo|Forevermore 以前から写真は構図を大事にしてやって来て最近は編集の知識も増えて来ているので、二つの要素をフルに活かして載せて行きたい。 方法としてはブログやSNSや素材の写真でも変わらないけど、しかしメインのホームページは詩と表現をテーマとしているわけだからポエジー(詩情)を主体としてやるべきだろう。 これは詩以外の全ての創作活動にもいえることで、それぞれに特異性はあるにせよ、ポエジーを明らかにしなくては永遠の詩人としての自分らしさが損われ兼ねない。 手振れの恐怖症から解放されて頼もしい今 写真というと個人的には小学時代…

小林一茶の懐かしい俳句

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僕にとって俳句は馴染み深いものがある。というのは幼稚園で良くやっていた。気付いてみると仏教の幼稚園だったので、御釈迦様との関わり合いが多かったし、その流れで俳句といっても 小林一茶 ばかりなんだけども仏教徒だった彼の作品が授業に取り入れられていたんだろう。記憶に残っているのはどれも子供でも分かるような、そして動物を題材としながら面白味も損わない俳句だった。 励ましが素晴らしい 痩蛙まけるな一茶是に有 小林一茶の 七番日記 弱いものを救済する精神がとても共感される。困っている人に手を差し伸べる。人だけではなくて他の生き物でも地球環境でも全てにおいてやらなくては気が済まないけれども「痩蛙」は象徴的に響く。詩としては正義の味方だろう。正義の味方は本当は弱いものなんだ。なぜなら一人で敵に立ち向かわなくてはならないからで、素晴らしく思うのはやはり「一茶」が付いている。正義…