日本語で作詩する意義/中原中也と山本陽子と銀色夏生のその後で

ブログで 好きな詩集に銀色夏生の あの空は夏の中 を選んだ。詩人としても 銀色夏生 は特別視されるし、さらに追加して自分の気持ちを明らかにしておきたい。 銀色夏生は好きな詩人の一人で、本当に良い詩集を、沢山、出しているし、読み応えに嵌まりながら何冊も買ってしまわざるを得なかった。 ところが乗り越えるべき大きな壁のような存在だった、日本の詩人として歴史的に捉えてみれば。 White fog over the dark forest by Staffan Kjellvestad on Unsplash 個人的な見解だけど、国内で現代詩の流れが 中原中也 から 山本陽子 を経て銀色夏生で止まっていた。時代順に三人を並べて考えるとどうもそんなふうに受け留められて来る。 僕はその後に入るつもりでいつも作詩していてつまり日本において銀色夏生の先の世界にまで現代詩を持って行きたいという願い…