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些細な日常

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コドリンガの悪魔の害虫と呼ばれる農業破壊の脅威

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中国人が本国の梨の密輸で逮捕されるというニュースがあった。何でそんなものが違法なのか。問題なのは中国の梨から見付かった コドリンガ (未熟な林檎の蛾)という虫だ。 Codling moth larva feeds on a Red Delicious apple from USDA / Public domain 幼虫が梨や林檎や桜桃などの果物を食い荒らして悪魔の害虫と呼ばれるほどに農業への甚大な被害を齎す。日本には定着してなくて 植物防疫法 による取り締まり対象として持ち込みが禁止されている。 関西空港の植物防疫所は水際対策の最前線だ。 (職員)「犬が反応しましたので、該当の箱を開けて中に植物類・動物類がないか確認します」 2022年11月、この場所で郵便物の中から中国産の梨が見つかった。幸い、コドリンガの寄生は確認されなかったが、ひとたび侵入すれば日本で梨を生産できなくなる可能性もあるという。 (神…

蟻の全身と頭部の基本的な各部の名称

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虫の身体は頭と胸と腹の三つに分かれていて胸の上に左右の羽根が二枚ずつ、下に左右の脚が三本ずつ生えているのが共通の形態だ。 蟻にかぎっては羽根が種類毎に働きアリ以外の交尾前の産卵しない女王アリ(交尾後の産卵する女王アリは羽根を落とす)と雄アリだけにしか付いてなかったり、胸と腹の間に双方を繋ぐ柄が長く付いていて一つか二つの節目を伴うはっきり括れた形を取っていたりするのが他の虫ではおよそ見られない外観上の最も目立つ特徴になっている。 蟻の全身の基本的な各部の名称 Glossary ant Myrmicine by Steve Shattuck / CC BY-SA 頭部(とうぶ/head:ヘッド) 目(目/eye:アイ) 触覚収容溝(しょっかくしゅうようこう/antennal scrobe:アンテナルスクローブ) 触覚(しょっかく/antenna:アンテナ) 柄節(へいせつ/scape:スケープ) 鞭節(べんせ…

ヒアリの見分け方を働きアリと女王アリと雄アリのカーストの違いから覚えよう

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日本で ヒアリ が初めて確認されたのが一昨年の六月九日で、刺されれば激しい痛みに襲われて水膨れができたり、アレルギーがあると蕁麻疹や最も酷ければ アナフィラキシーショック から呼吸困難や血圧低下や意識障害で死ぬほどの強い毒があると知って大変に危険だ( ヒアリ(Solenopsis invicta)の国内初確認について )と驚かされた。ブログでも直ぐに取り上げて ヒアリがどんな生物なのか を学びもしたわけだった。 ヒアリ by 丸山宗利 a.k.a. まう山🐜 ヒアリは海外の船や飛行機の貨物に入って日本にやって来ることが増えていてもはや危険な特定外来生物として国内に定着しないように全国の港や空港で当局の探査駆除が行われているけれども今年の十月十日に約七百五十匹の働きアリと約十匹の幼虫に加えて女王アリが五十六匹(羽根付きの生体が五十匹以上と死骸)と雄アリも二匹が確認された( 東京港青海ふ頭におけるヒアリの確認に…

ネオニコチノイド農薬は蜜蜂の大量死・失踪/蜂群崩壊症候群と人間の神経障害の原因になる

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アインシュタインの蜜蜂と人間に関する言葉は最初はメーテルリンクの蜜蜂の生活から名前だけ変えて伝えられたようだ

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概要 アインシュタインが蜜蜂と人間に関する言葉を発したという認識が広まっているが、実際には彼の言葉ではなく、メーテルリンクの『蜜蜂の生活』から転用された可能性が高いことを考察します。 主な論点 アインシュタインの専門外:アインシュタインは物理学者であり、蜜蜂に関する専門知識を持つとは考えにくい。 「残り四年」の根拠の不明:アインシュタインが蜜蜂が絶滅すると人類が4年しか生きられないと語ったという引用が一般的だが、その根拠は生物学的に妥当ではない。 出典の不明:アインシュタインの言葉とされる引用の出典が明確ではない。 メーテルリンクの言葉との酷似:アインシュタインの言葉とされる引用は、メーテルリンクの『蜜蜂の生活』の言葉と酷似している。 メーテルリンクの功績:メーテルリンクは蜜蜂と人間に関する生態系の重要性を認識していた。 結論 以上のことから、アインシュタインが蜜蜂と人間に関する言葉を発したという認識は誤…

黒に赤の二つ星の天道虫

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天道虫(並天道)は色んな模様があるから幾つか写真に撮って来たけれども初めてのタイプを見付けた。 大きな赤い星が二つ並んだ真っ黒い背中 天道虫とはどんな虫か ナミテントウ(並天道、学名: Harmonia axyridis)は、コウチュウ目テントウムシ科の昆虫。単にテントウムシという和名もある。和名の通り日本やアジアでは多くの地域で普通に見られる代表的種で、天敵製剤としての研究も盛んだが、もともと分布しなかった多くの国でも外来種として拡大しており、問題となっている。 詳細 年二化。成虫は集団で越冬する。気温が高くなると夏眠を行う。 多くの種類のアブラムシを捕食するジェネラリストで、幼虫も成虫もアブラムシを食べる。アブラムシ類が寄生するさまざまな植物に見られる。色や斑紋に変化が多く、紋のないものから19個のものまでいる。2~4紋型は九州方面に多く、19紋型は北海道・東北・日光地方に多い。紋の少ないものは…

熊蜂の紫露草の花を巡る蜜集め

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紫露草の花に熊蜂が蜜集めに来ていた。 大きくて驚く 熊蜂とはどんな虫か クマバチ(熊蜂、学名:Xylocopa)は、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称。一般に大型のハナバチであり、これまで、約500種が記載されている。方言によっては、連濁に伴う入り渡り鼻音を挟んでクマンバチとも呼ばれる。 日本の在来種は、クマバチ(キムネクマバチ)、アマミクマバチ、オキナワクマバチ、アカアシセジロクマバチ、オガサワラクマバチの5種が知られ、それぞれ地理的に棲み分けている。また、近年、タイワンタケクマバチやソノーラクマバチなど外来種の侵入も確認されている。単にクマバチと呼ぶときは、北海道から九州にかけて広く分布するクマバチ(別名キムネクマバチ、Xylocopa appendiculata circumvolans) を指すことが多い。 詳細 体長は2cmを超え、ずんぐりした体形で、胸部には細く細かい毛が多い。全身(…

日向の草の葉に留まる七星天道

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草花に 七星天道 を良く見かける。というか、いるところにはいるみたいな感じがする。同じ時間、同じ場所で繰り返し出会えるわけなんだ。星の数がラッキーセブンだし、色も明々と情熱的なので、目にすると矢庭に気分が上がってしまう。 七星天道は出会えると嬉しくなる 七星天道とはどんな昆虫か ナナホシテントウ(七星瓢虫、七星天道、学名:Coccinella septempunctata Linnaeus, 1758)は、コウチュウ目テントウムシ科の昆虫の1種。和名のとおり、赤色の鞘翅に7つの黒い紋がある。最も普通に見られるテントウムシの一つ。 詳細 体長は5-9mm。ほぼ円に近い楕円形で、背面は浅い半球形に盛り上がって滑らか、腹面はほぼ扁平。触角と歩脚は腹面に収まる。活動中は触角と足先くらいしか上からは見えない。体色は黒で、前翅のみが赤い。 頭部は表面に密な点刻があり、複眼の近くにいくつか黄色い斑紋がある。前胸の前端…

マクロ撮影はカメラのピントが狭くて周りがぼけ易い

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姫女苑の花の間に花潜が挟まり込んでしまった。 α5100 と Touit 2.8/50M でのマクロ撮影は本当に面白い。屋外で晴れの日だとプログラムオートでシャッタースピードが楽に上がるので、手振れ補正がなくても何の心配も要らないだろう。作例の絞り値はf/6.5で、シャッタースピードが1/625sだった。普通にやっていて手振れするとは考えられなくて虫が幾らか動いたり、花に微風が吹いたりしても写真ではピタッと止まる。抜群の描写力で世界の一瞬を余すところなく伝え届けられるかのようだ。 * マクロ撮影のピント合わせのコツ マクロ撮影だとピントが狭くなる 被写体の僅かな前後差でぼけが広がる。作例は上の姫女苑の下側の花弁にピントが合っていて花芯の盛り上がった中央でも大きめにぼけている。絞り値を上げるとピントは広くなるといわれているけれどもf/2.8からそこそこ絞っているf/6.5でも相当なものだ。 最初に知らなくて…

ヤマトシジミの蝶と貝から気になったシジミチョウの由来のシジミ

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ヤマトシジミを写真に収めた。羽の片方の一部が少し破れている。自然の猛威を感じる。 シジミチョウは関東地方でヤマトシジミの他にツバメシジミとルリシジミもいる。どれも良く似ていて見分けるのが難しい。 * ヤマトシジミとツバメシジミとルリシジミの見分け方 閉じる ヤマトシジミとツバメシジミとルリシジミの見分け方 ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ、これらのシジミチョウは関東地方に分布し、よく似ていますが、いくつかの特徴で見分けることができます。 見分けるポイント 特徴 ヤマトシジミ ツバメシジミ ルリシジミ 翅の色 オスは薄い水色、メスは褐色 オスは水色、メスは褐色 オスは全面水色、メスは太い黒の縁取り 尾状突起 なし あり なし 後翅の斑紋 オレンジ色の斑紋なし オレンジ色の斑紋あり なし 大きさ 小さい 中くらい 大きい 生息場所 平野部 広い 木の茂った場所 飛び方 地面近くをチラチラ ヤマトシジミと似ている 木の上や周りを飛ぶ 目の色 灰色 黒 黒 さらに詳し…

天道虫の二十八星天道にそっくりなタイプ

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二十八星天道(にじゅうやほしてんとう)にしては産毛がなくて光沢があるし、何だろうと思いながら調べてみたら天道虫だった。 否、知らなかったんだけれども天道虫という呼び名は一般名だけではなくて固有名としてもあるんだ。 例えば甲虫には甲虫という種類があるように天道虫にも天道虫という種類があって別名では並天道(なみてんとう)とも呼ばれるらしい。 * 一般名と固有名の違い 閉じる 一般名と固有名の違い 一般名と固有名は、名詞を分類する上で重要な概念です。簡単に言うと、一般名は、ある種類のものを総称して表す言葉で、固有名は、特定の個人、場所、事物などを指す言葉です。 一般名の特徴 種類やグループを表す:例えば、「犬」「猫」「花」「国」など、同じ種類のもの全体を指します。 無数のものが当てはまる:「犬」という言葉には、世の中のすべての犬が含まれます。 大文字で始まらない:通常、文頭でなければ大文字になりません。 固有名の特徴 …

オオチャバネセセリというちょいちょい飛んでいる蝶

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茶色の小さな蝶を昔良く見かけたけど、久し振りに見かけて名前も初めて覚えた。調べてみてセセリチョウの一種のオオチャバネセセリだろう。草場などでちょいちょい飛んでいる愛らしい姿が記憶に残っている。 オオオチャバネセセリを見付けて 日本のセセリチョウは幾つか似た種類がいて見分けるのが難しいけれども羽根の後ろの白い斑点が五つあって短長長短長の順番で並ぶのがオオオチャバネセセリの特徴なんだ。 オオオチャバネセセリとはどんな虫か オオチャバネセセリ(大茶羽挵、学名 Zinaida pellucida)は、チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ上科セセリチョウ科に分類されるチョウの一種。 東アジア(ロシア沿海地方、サハリン、日本、朝鮮半島、中国)に分布する。 日本では基亜種 Zinaida pellucida pellucida が、北海道から九州までの、丘陵地から高山にかけて見られるが、特に平地では生息地・数が減少傾向…

公園で黄金虫を見付けた

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夕方、ちょっと暗くなりかけたところで消え残るような煌めきが胸に染みる感じがしてしまった。 黄金虫を手の指先に乗せてみた 黄金虫とはどんな虫か コガネムシ(黄金虫、金亀子、Mimela splendens)は、甲虫目コガネムシ科の昆虫。 成虫の体色は時に赤紫の混ざった光沢の鈍い緑色、赤紫・黒紫色のものもある。体長は17-23mm。食性は食葉性であり、サクラ等の広葉樹の葉を食する。 幼虫は土中で植物の根を食べて成長する。 また、コガネムシ科の昆虫の総称または一部のグループを指して「コガネムシ」という場合もある。一般的にカブトムシやダイコクコガネなど形態に著しい特徴があるものを除き、ときにはハナムグリ亜科などのカナブン・ハナムグリの類を除いて草食のものだけをいうこともある。 詳細 狭義のコガネムシMimela splendensは、外見的には、前肢基節間に前胸突起が確認できることにより、上記広義のコガネムシと…