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些細な日常

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ビアンカ・ロペスのWhat's Going On(マーヴィン・ゲイ)|人生歌

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2019年に発表された ビアンカ・ロペス のカヴァーで聴いた What's Going On ( マーヴィン・ゲイ )が人生歌として胸に響いた。 ビアンカ・ロペスによる What's Going On のカヴァー What's Going On|Bianca Lopez - Topic ビアンカ・ロペスの What's Going On のカヴァーはお洒落な華やかさと落ち着いた安らぎが融合したラウンジにぴったりのアレンジだ。歌もイメージに溶け込んで良いと思うけれども本職はサックス奏者なので、冒頭、取り分け長めの間奏のアルト・サックス――オリジナルで奏でられるのはソプラノサックスだった――は聴き堪えが大きい。世界を優しく包み込むような趣きがあって音楽として本当に素敵だと感じる。 マーヴィン・ゲイの What's Going On Marvin Gaye by Jim Britt /…

トーラス・ライリーのHonesty(ビリー・ジョエル)|人生歌

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2015年に発表された トーラス・ライリー のカヴァーで聴いた Honesty ( ビリー・ジョエル )が人生歌として胸に響いた。 トーラス・ライリーによる Honesty のカヴァー Honesty|tarrusrileyja トーラス・ライリーの Honesty のカヴァーはオリジナルのポップからレゲエにアレンジが大幅に変更されているけれども物思いに耽るような曲想そのものはしっかり守られている感じがするのが面白くて興味深くて素晴らしいと何度となく聴きたくならせる。 ビリー・ジョエルの Honesty ビリー・ジョエル| Billy Joel 作詞作曲はビリー・ジョエルで、オリジナルの歌手も彼になる。 Honesty (1978/オリジナル) 1978年のアルバムの 52nd Street に収録されて翌年にシングルでも発表された。 良い歌の良いところだけを掬い取って盛り上げる音作り、本当に洗練された音楽の優れて魅惑的な美しさがある…

アリアン・モファットのBridge over Troubled Water(サイモン&ガーファンクル)|友情歌

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2010年に発表された アリアン・モファット のカヴァーで聴いた Bridge over Troubled Water / 明日に架ける橋 ( サイモン&ガーファンクル )が友情歌として胸に響いた。 アリアン・モファットによる Bridge over Troubled Water のカヴァー Ariane Moffatt Bridge over troubled water|Collouze アリアン・モファットの Bridge over Troubled Water のカヴァーはカナダの医療ドラマの Trauma の挿入歌に使われた作品で、音楽を担当した同番組の一回目と二回目のシリーズを併せた サウンドトラック に収録されている。 人生の苦難に落ち込んでどうしようもない気持ちに同調しながら寄り添うような感じがするのが気に入る。何一つ期待できない不幸のドン底で、慌てず、騒がず、温かく見守られるという慈しみの友情歌に仕上がっ…

クリスティーナ・グリミーのI Will Always Love You(ドリー・パートン)|恋愛歌

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2018年に発表された クリスティーナ・グリミー のカヴァーで聴いた I Will Always Love You ( ドリー・パートン )が恋愛歌として胸に響いた。 クリスティーナ・グリミーによる I Will Always Love You のカヴァー I Will Always Love You|zeldaxlove64 Cristina Grimmie クリスティーナ・グリミーが歌っている I Will Always Love You はドリー・パートンの作品なんだけれども1992年に映画の The Bodyguard / ボディーガード の主題歌としてアレンジが大きく――カントリーからソウルへ――変更されて歌詞も幾らか改められた ホイットニー・ヒューストン のカヴァー( 歌唱場面 )をむしろ想定している。 録音時点では十八歳で、2012年にホイットニー・ヒューストンが死去した際に追悼の意を表すために彼女の最も売れた――全…

ブレイヴのI Just Called to Say I Love You(スティーヴィー・ワンダー)|恋愛歌

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2018年に発表された ブレイヴ のカヴァーで聴いた I Just Called to Say I Love You / 心の愛 ( スティーヴィー・ワンダー )が恋愛歌として胸に響いた。 ブレイヴによる I Just Called to Say I Love You のカヴァー Brave - I Just Called To Say I Love You (Official Video)|C-Wave Records ブレイヴの I Just Called to Say I Love You のカヴァーはオリジナルから三十年以上が過ぎてシンセサイザーなどの格段に進歩したコンピューターを駆使した音作りの新しさが興味深くて印象としては本当に上手く取り入れられていると感心する。例えば歌声も造作ないにして随分と気持ち良いのはなぜかと細かく聴いてみるとエフェクトがかかっていて微妙に揺らいでいたするんだ。その他のアレンジも昔…

ロバータ・フラックのKilling Me Softly with His Song(ロリ・リーバーマン)|恋愛歌

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1973年に発表された ロバータ・フラック のカヴァーで聴いた Killing Me Softly with His Song / やさしく歌って ( ロリ・リーバーマン )が恋愛歌として胸に響いた。 ロバータ・フラックによる Killing Me Softly with His Song のカヴァー Roberta Flack - Killing Me Softly With His Song - 8/16/1992 - Newport Jazz Festival (Official)|Jazz on MV ロバータ・フラックの Killing Me Softly with His Song のカヴァーは最初の試みとして注目が薄かったオリジナルの良さを発見して人気に火を着ける発端になった。飛行機のオーディオで、偶々、聴いて自分でも歌いたいと急激に引き付けられたらしい。アレンジを改めてテンポを速めてバックビートを強め…

マイケル・ボルトンのWhen a Man Loves a Woman(パーシー・スレッジ)|恋愛歌

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1991年に発表された マイケル・ボルトン のカヴァーで聴いた When a Man Loves a Woman / 男が女を愛する時 ( パーシー・スレッジ )が恋愛歌として胸に響いた。 マイケル・ボルトンによる When a Man Loves a Woman のカヴァー Michael Bolton - When a Man Loves a Woman|Michael Bolton マイケル・ボルトンの When a Man Loves a Woman のカヴァーは大ヒットしたオリジナルも顔負けの売り上げを掴んだくらい全てが嵌まっている。分けても歌声が本当にこの歌を歌うために生まれて来たのかと驚くべき奇跡を感じさせるんだ。雄々しい強さと落ち着いた優しさの声色が When a Man Loves a Woman に特有の恋愛観を表現するにはずば抜けてぴったりとしか称えようがない。頷きながら理想郷へ誘われる心地がする唯…

アナ・クリスチーナのLovin' You(ミニー・リパートン)|恋愛歌

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2013年に発表された アナ・クリスチーナ のカヴァーで聴いた Lovin' You ( ミニー・リパートン )が恋愛歌として胸に響いた。 アナ・クリスチーナによる Lovin' You のカヴァー "Lovin' You" Minnie Reperton Cover by ANA CRISTINA|Ana Cristina アナ・クリスチーナの Lovin' You のカヴァーはカラオケで、オリジナルのアレンジのまま、歌われているけれども情感がもっと熱く込められている。詞の世界観にリアルに引き付けられる度合いがグッと増しているのが好ましく聴ける。 ミニー・リパートンの Lovin' You Minnie Riperton from Coveralia 作詞作曲はミニー・リパートンと リチャード・ルドルフ で、オリジナルの歌手はミニー・リパートンになる。 Lovin&…

ジョン・レノンのStand by Me(ベン・E・キング)|友情歌

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1975年に発表された ジョン・レノン のカヴァーで聴いた Stand by Me ( ベン・E・キング )が友情歌として胸に響いた。 ジョン・レノンによる Stand by Me のカヴァー Stand By Me - John Lennon (official music video)|johnlennon ジョン・レノンの Stand by Me のカヴァーは熱情的な叫びを駆使したとてもインパクトのある仕上がりになっている。オリジナルはソウルフルなR&Bだけれどもロックンロールとして扱われていて彼自身のロック歌手の全人生を象徴するかのような激しい思い入れの強さが伝わって来て本当に良いと思う。 確かに胸に残って心底と味わわれながら Stand by Me は励ましを与える友情歌の精髄と感じさせる歌い方は抜群だろう。 ベン・E・キングの Stand by Me Ben E. King from Coveralia …

小野リサのYou've Got A Friend(キャロル・キング)|友情歌

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2007年に発表された 小野リサ のカヴァーで聴いた You've Got A Friend / 君の友だち ( キャロル・キング )が友情歌として胸に響いた。 小野リサによる You've Got A Friend のカヴァー Youve Got A Friend|小野リサ - トピック 小野リサの You've Got A Friend のカヴァーはオリジナルのポップロックの曲調がボサノヴァに作り替えられている。表現のスタイルは全く別物だけども例えばミディアムテンポの穏やかなリズムや親しく語りかける歌い方などの共通点を受け取る。 するともはやジャンルを越えた音楽の普遍性を通じてか聴きながら You've Got A Friend というこの歌の真髄が忽然と浮かび上がって、または作者のキャロル・キングの気持ちが純粋に伝わって来るようなところが凄いと感じてしまって美しくも涙を誘われるばかりな…

インコグニートのDon't You Worry 'bout a Thing(スティーヴィー・ワンダー)|友情歌

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1992年に発表された インコグニート のカヴァーで聴いた Don't You Worry 'bout a Thing / くよくよするなよ! ( スティーヴィー・ワンダー )が友情歌として胸に響いた。 インコグニートによる Don't You Worry 'Bout A Thing のカヴァー Don't You Worry 'Bout A Thing|Incognito Official インコグニートの Don't You Worry 'bout a Thing のカヴァーはオリジナルのラテン調の小気味良く、楽しげで、トロピカルな雰囲気を保ちつつもさらに美しく華やかに加速した本当に喜ばしいかぎりの仕上がりだと感じる。 メインヴォーカルに起用された マーサ・ウォッシュ の安定感に満ちた底力のある歌声が演奏に素晴らしく溶け込んで行く歌の一部始終が聴き漏らせな…

Bloggerのフィードウィジェットで記事のコメントをブログに表示する方法

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Bloggerのウェブの編集の「レイアウト」からフィードウィジェットを使うとブログの記事に付けられた全てのコメントを対象にコメントのフィードのURLから読み込んで新しい順で直ぐに表示することができてとても便利なんだ。 フィードの設定| Blogger フィードの設定で入力するブログのコメントフィードのURLはBloggerでは二つ用意されている。 Atomのコメントフィード ドメインの末尾に「/feeds/comments/default」を付けたもの RSSのコメントフィード ドメインの末尾に「/feeds/comments/default?alt=rss」を付けたもの Bloggerの無料版のサブドメインのブログならばドメイン名の「blogspot.com」の「.com」、有料版のカスタムドメインのブログならばそれぞれのドメイン名の次の「.com」や「.net」などのトップレベルドメインの後に例えば…

ディオンヌ・ワーウィック&フレンズのThat's What Friends Are For(ロッド・スチュワート)|友情歌

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1985年に発表された ディオンヌ・ワーウィック &フレンズ: スティーヴィー・ワンダー と エルトン・ジョン と グラディス・ナイト のカヴァーで聴いた That's What Friends Are For / 愛のハーモニー ( ロッド・スチュワート )が友情歌として胸に響いた。 ディオンヌ・ワーウィック&フレンズによる That's What Friends Are For のカヴァー Dionne Warwick - That's What Friends Are For|Dionne Warwick ディオンヌ・ワーウィック&フレンズの That's What Friends Are For のカヴァーは冒頭のスティーヴィー・ワンダーのハーモニカの哀愁を誘う音色が余りに印象的で、一度、聴いたら忘れないくらい心に刻まれる。 そして四人で交互に歌い分けるスタイルが如何にも友達同士でやっている…

ナタリー・コールのUnforgettable:亡き父のナット・キング・コールとの親子デュエット

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何気なく付けたテレビから歌う姿にかつて素晴らしい衝撃を受けながら聴くや否や心に染みてずっと残り続ける歌があって ナタリー・コール の亡き父のジャズの往年の名歌手の ナット・キング・コール の録音を使って親子デュエットを遂げた Unforgettable という。 Natalie Cole & Nat King Cole - Unforgettable (Live 1992)|RoundMidnightTV 曲はナット・キング・コールの持ち歌の一つ( Unforgettable )で、他の様々な歌手も好んで歌うジャズのスタンダードになった名曲なんだ。娘のナタリー・コールが父親と一緒に歌うと声質が似ていて音楽的に美しいのではないかと殊更に興味深く受け留めるけど、しかし彼女の Unforgettable で何よりも驚かされるのは故人の録音、またはステージでは映像も交えながら正しく生前を偲ぶと同時に有り難くも唯…

ジェームズタウンのShe Got Soulの二十二人の正真正銘の黒人女性ソウルシンガー

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ラップ/ヒップホップの気に入りの作品の一つにジェームズタウンの She Got Soul がある。大好きな黒人女性ソウルシンガーの ジョセリン・ブラウン を起用しているのが嬉しくて曲自体も途方もなく素晴らしいと感じる。青春期に初めて聴いて穏やかな口笛と心地好いビートと落ち着き払ったラップにジョセリン・ブラウンの並外れて魂に溢れた叫びが加わって胸打たれながら忘れ難いほどに魅せられてしまったんだ。 Jamestown featuring Jocelyn Brown - She Got Soul|ohnoitisnathan77 ジェームズタウンは個人のDJなのか、ラップ/ヒップホップのグループなのか、何なのか、情報が殆どなくて分からない。分かるのは She Got Soul のヒットチャートが1991年9月にイギリスで五十六位、1992年3月に二十六位を記録したのと1999年にもジョセリン・ブラウンを起用し…

リンダ・ウーマック|ソウルシンガー

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リンダ・ウーマック /Linda Womack。1953年4月25日生まれ。アメリカのイリノイ州シカゴの出身。R&B、ソウル、ファンク、ダンスを歌う。 目次 リンダ・ウーマックの歌手人生 リンダ・ウーマックの主要楽曲 リンダ・ウーマックの歌手人生 ウーマック&ウーマックの Baby I'm Scared of You | METROFN SABC ゴスペル/ソウルシンガーのサム・クックを父に持ち、音楽活動を身近に感じて大きな影響を受けながら1964年の十一歳の頃から音楽制作を始め、 I Need A Woman という曲を完成した。 しかし不幸にも同年12月11日にサム・クックが射殺事件に巻き込まれて死亡してしまう。数ヵ月の翌年三月に未亡人の母のバーバラ・キャンベル・クックと以前からサム・クックが支援して親交深い ヴァレンティノス (ウーマックブラザーズ)のメンバーの ボビー・ウーマック が再婚してリンダ…

ドリス・デューク|ソウルシンガー

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ドリス・デューク /Doris Duke。1945年生まれ(月日不明)。ジョージア州サンダーズヴィルの出身。サザンソウル、R&Bを歌う。 目次 ドリス・デュークの歌手人生 ドリス・デュークの主要楽曲 ドリス・デュークの歌手人生 Woman by Doris Duke / Contempo ゴスペルグループで歌い始めて ラズベリーシンガーズ や キャラヴァンズ と一緒になった。 1963年の十代後半にはニューヨーク州ニューヨークの アポロシアター でバックヴォーカルとして働いていた。 結婚してドリス・ウィリングハム(Doris Willingham)の名前で、二枚のシングルを発表したけれども注目されず、又、バックヴォーカルの仕事に戻り、多くはペンシルヴァニア州フィラデルフィアで ギャンブル&ハフ のプロデュース作品に加わったようだ。 1969年に アトランティックレコード から独立したプロデューサーの スワンプ・ドッグ (ジ…

アニタ・ベイカー|ソウルシンガー

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アニタ・ベイカー /Anita Baker。1958年1月26日生まれ。アメリカのオハイオ州トリードの出身。R&B、ソウルを歌う。 目次 アニタ・ベイカーの歌手人生 アニタ・ベイカーの主要楽曲 アニタ・ベイカーの歌手人生 Anita Baker performs at the 17th Annual Salute to Freedom aboard the Intrepid Sea, Air & Space Museum by MC2 Erica R. Gardner, USN / Public domain 二歳で母親に捨てられ、ミシガン州デトロイトの里親に育てられた。 サラ・ヴォーン や ナンシー・ウィルソン や エラ・フィッツジェラルド といった女性のジャズシンガーを聴きながら成長した。十二歳で里親が亡くなるとその実子の姉に成人まで育てられるようになる。 ゴスペルの合唱団で歌い始めた頃だったけ…

ニーナ・シモン|ジャズシンガー

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ニーナ・シモン /Nina Simone。1933年の2月21日生まれ。アメリカのノースカロライナ州トライオンの出身。R&B、ジャズ、ブリーズ、ソウル、ポップ、ゴスペルを歌う。 目次 ニーナ・シモンの歌手人生 ニーナ・シモンの主要楽曲 ニーナ・シモンの歌手人生 Nina Simone die met kerst op televisie zal verschijnen by Ron Kroon / Anefo / CC0 八人の兄弟姉妹の六番目で、貧しい家庭ながら三歳頃からピアノを弾き始め、数年後には母親が牧師を務める地方教会の日曜礼拝で演奏を披露していた。 生活費のために母親がやっていた家政婦の雇い主がニーナ・シモンのピアノを聴くと感銘を受けて給料を余分に出してくれたために幸運にも五歳からミス・マジー(ミュリエル・マザノーヴィック)のピアノのレッスンを受けることができた。そしてクラシックの バッ…