スキップしてメイン コンテンツに移動

些細な日常

ラベル(音楽)が付いた投稿を表示しています

すべて表示

忌野清志郎を反戦反核のロックへ駆り立てた死に別れの母の遺伝子

イメージ

日本のロックスターの代表格というと 忌野清志郎 だと思う。彼が偉いのは政治的なメッセージを込めて歌うところだ。本物の反骨精神というか、世の中に反抗するアーティストとして正しくロックの申し子みたいな存在を体現していた。歌に政治的なメッセージを込めるのは頼もしいから誰でもやって欲しいこと―― 不況が止まらない昨今の日本 では特に――だけれどもそれ自体か思い付かなかったり、やろうとしても周りから止められたり――または自分で政敵との闘争に嫌気が差して何もしなかったり――する。この二つの壁を完全に取り払ってやれた日本で唯一かも知れないロック歌手が忌野清志郎だった。 彼はどうして一人だけ偉いのか。ロックは数多くあるし、もっと有名なアーティストはいるにせよ、特別な理由が気になる。テレビの 僕らの音楽 の 鳥越俊太郎 によるインタビューの言葉から知ることができた。 忌野清志郎が受け継いだ戦時中の母の悲しみ 鳥越俊太郎――あの…

イヤーワームという頭の中で音楽が勝手に流れる現象を引き起こすストレスを反省

イメージ

以前から頭の中で音楽が勝手に流れることが良くあって近頃でもブログで取り上げたばかりの モーツァルトの幻想曲K.397 や K.375 や ribbonの Virgin Snow などを体験していた。いつも好きな曲ばかりで鼻歌を伴って喜ばしい気持ちになるし、好調の証のように捉えていたけれどもイヤーワームという頭の中で音楽が勝手に流れる現象としてストレスに起因するといわれて驚いた。 イヤーワームが起こる原因を探る イヤーワーム、つまり頭の中で音楽が繰り返し再生されるような状態は、多くの人が経験する一般的な現象です。この現象は、日常生活の中でふと頭に浮かび、意識して止めようとしてもなかなか消えないことが特徴です。一体なぜこのようなことが起こるのでしょうか。 イヤーワームが発生するメカニズム イヤーワームのメカニズムは、まだ完全に解明されていませんが、脳の働きとの関連性が指摘されています。 海馬の働き:海馬は記憶を司る…

モーツァルトの幻想曲ハ短調K.475と友人としての死

イメージ

モーツァルト の 幻想曲ハ短調K.475 は彼の全ての作品の中で最も優れたものの一つだと思う。構成がドラマチックで、とても生き生きしていて心を刺激するリアルな感動を与えてくれるから本当に素晴らしい。 今まで芸術的な良さだけで、聴いていたんたけれども内容的に何がいいのかと考えてみると暗い曲調で、終始、切ない印象で、表現されているので、死について扱っているような気がする。 関連ページ モーツァルトの幻想曲ニ短調K.397と死にかけの詩人 モーツァルトの最盛期の入り口にある幻想曲 Mozart: Fantasia in C Minor, K. 475|Maria João Pires - Topic 幻想曲ハ短調K.475は1785年に ピアノソナタ第十四番 の数ヵ月後に完成した。一緒に出版されて調性も同じだから幻想曲はその導入部ではないかと関連性が指摘されるけど、ただし本人の言葉は残されてない。 二十九歳のモーツァ…

モーツァルトの幻想曲ニ短調K.397と死にかけの詩人

イメージ

モーツァルト の 幻想曲ニ短調K397 を聴くといつも死にかけの詩人を思い起こす。初めて聴いたのは二十年くらい前だけれども変わらず、今でも目に浮かぶのは本当だ。モーツァルトのあらゆる音楽の中で幻想曲ニ短調K397は最も明確な印象を与えるものだとも思う。 関連ページ モーツァルトの幻想曲ハ短調K.475と友人としての死 幻想曲から目に浮かぶ死にかけの詩人の印象 Mozart: Fantasia in D Minor, K. 397|Maria João Pires - Topic 影絵のように暗い崖があってその上の方に首から引っかかったようにぶら下がった詩人がいる。 モーツァルトの幻想曲から目に浮かぶ死にかけの詩人の様子はおよそ彼の芸術性から来ている。 神様と出会えるような普遍的な音楽 を作れる人なので、心に、直接、訴えかける音符の配列も可能なんだと考える。 これは普通に音楽を聴いて何かを思い浮かべるのとはちょっ…

ribbonが好きになったのはVirgin Snowが美しいせいだ

イメージ

ribbonは1990年代の前半に活躍した三人組のアイドルグループで、今ではアイドルの冬の時代と呼ばれる中でも売れていた数少ない成功例だった。当時からテレビで見かけると珍しいと思っていたけれども遅れ馳せながら良く聴くようになった。先日、 コンサートで宮沢賢治の 雨ニモマケズ に関わる姿 を見て普通のアイドルではないと驚かされたせいも大きいか。三十年越しに彼女たちの歌と踊りの魅力に初めて取り憑かれたという感じになっている。 * ribbonの基本情報 閉じる ribbonの基本情報 ribbonは、1989年にフジテレビのテレビ番組のパラダイスGoGo!!の乙女塾から誕生した、日本の女性アイドルグループです。 メンバー 永作博美:日本の女優として活躍。 松野有里巳:タレント活動後、スポーツインストラクターに転身。 佐藤愛子:タレント活動後、芸能界を引退。 活動期間 1989年のデビューから1994年の活動終了まで、バ…

太田裕美の木綿のハンカチーフの歌詞の男女の視点で割れる解釈と美しい心の自説

イメージ

日本の良く知られる名曲の一つに大好きで 女性に歌って欲しいカラオケソング にも選んだ 太田裕美 の 木綿のハンカチーフ がある。1975年に発表された昭和を代表する歌謡曲で、今でも各所で取り上げられるから忘れたくても忘れられないくらい古びない。素晴らしく引き付けられて初めて聴いたときからずっと心に残るような印象を抱いていたのも確かだった。 木綿のハンカチーフの歌詞の解釈が真っ二つに分かれる件 歌詞がユニークで、男女のかけあいになっているけど、巷でどちらの視点から捉えるかで意味が正反対になってしまうことが指摘されていて面白いと思った。 木綿のハンカチーフ は男女の片方の視点から捉えても良いし、両方を合わせて捉えても良いし、解釈の幅が物凄く広くて謎めいた魅力を持つから、一体、何なのかと考えてみたくなる。 男女の視点で割れる解釈 太田裕美「木綿のハンカチーフ」Music Video (Animation by 藍にい…

ローラ・アングラードの歌声と滅び行く世界の悲しみ

イメージ

ジャズ歌手の ローラ・アングラード を見付けてとても良いと思った。気持ちの繊細な表現力と生命の力強さを併せ持つような歌声で、何を聴いても飽きない。比較的に乗りが良くてジャズポップの趣きなのも嬉しいところだ。テンポが遅くてもうんざりして直ぐに止めることはない。 ローラ・アングラードの歌声の涙を誘う美しさ Laura Anglade - Manhattan (Lyric Video)|Laura Anglade ローラ・アングラードは二十代後半の若手だけれども、丁度、一年前に ジャズポップの歌姫と惹き付けられたレイヴェイ に゙勝るとも劣らない魅力がある。ポップなアレンジは共通するけれどもジャズの元々の黒人音楽ならでは生命感がもっと強い。魂の叫びといっても良い。ただしジャズだと温かみや人間味の良さ(温もり)として伝わって来ることが多い。 R&B や ソウル のように大声を出し捲ることはないと思う。 ローラ・ア…

ドラムンベースという音楽ジャンル

イメージ

僕が大好きな音楽ジャンルの一つにドラムンベース(Drum'n'Bass)がある。初めて知った切欠は1998年から1999年にかけてテレビ放映されたアニメの バブルガムクライシス TOKYO 2040 のサウンドトラックに出て来た You're In The Battle Field で、音楽を担当した 是永功一 が自作を解説する中で、ドラムンベースという言葉を使った。どんな音楽かは全く分からなかったし、サウンドトラックのどの曲を指しているかも定かではななかったんだけれども言葉の印象からドラムとベースが強調されているとすれば You're In The Battle Field しかないと思っていた。今では間違いなく、ドラムンベースだと分かる。そして You're In The Battle Field は初めて聴いてから二十年が過ぎても最高のドラムンベースの一つだと感…

レイヴェイの心酔せずにいられないジャズポップの歌声

イメージ

レイヴェイ という歌手の From The Start を聴いて一瞬にして心酔させられた。 大好きなボサノバ の素晴らしい曲で、歌声も 大好きなアルト の美しさを湛えていて気に入らないわけに行かない。しかもミュージックビデオのファッションは素敵で、動きも可愛らしいし、全てに非の打ち所がないくらい魅了されてしまうんだ。 レイヴェイの From The Start が大好きな一曲だ Laufey - From The Start (Official Music Video)|Laufey レイヴェイのYouTubeの公式チャンネルの Laufey で、今最も人気の曲が From The Start で、幾つかのヴァージョンがあるけれどもミュージックビデオが断トツに受けている。 ボサノバとして今までにない新しい感じの仕上がり Laufey| laufey From The Start はボサノバでも今までにない新しい感じがする。調べる…

野田幹子のSingin' In The Snowというクリスマスの隠れた名曲

イメージ

クリスマスになると世の中に流れる定番曲があってどれも心に残る良い曲が多い。キリスト教の主の イエス・キリストの生誕日 としての神聖な趣きが胸を打つという他ではないほどの名曲が生まれている。 そんな中で、個人的に最も忘れ難い一曲が1989年に出た 野田幹子 の Singin’ In The Snow なんだ。曲どころか歌手でさえも今は殆ど知られてないだろうからもはやクリスマスの隠れた名曲という他はなくなっている。 野田幹子の Singin’ In The Snow は優しさに溢れたクリスマスソングだ SINGIN' IN THE SNOW/野田幹子|昭和レコードJUKEBOX 発表から、三十年以上、過ぎたけれども少しも良さは変わらないと感じる。クリスマスソングはクリスマスが続くかぎり、色褪せない魅力があるものかも知れない。しかしそれでも本当に当時と変わらない思いに触れさせてくれるのが嬉しい。名曲ならではの…

ハロウィンといえばきゃりーぱみゅぱみゅのファッションモンスター

イメージ

ハロウィンにぴったりの曲だと感じるのが きゃりーぱみゅぱみゅ の ファッションモンスター で、調べてみたらちゃんと合わせて作られていたらしくてPVはハロウィンパーティーをモチーフにしていた。 ハロウィンパーティーの恐ろしい仮装 きゃりーぱみゅぱみゅ - ファッションモンスター,Kyary Pamyu Pamyu Fashion Monster|Warner Music Japan 曲中、タイトルでもある「ファッションモンスター」を何度も何度も連呼する。この言葉が何よりもハロウィンを思い起こさせる。 ハロウィンには恐ろしい仮装が行われる から「ファッションモンスター」と聞くと呼び起こされる。しかもお洒落な感じがするのがパーティー、またはお祝いとしてのハロウィンのイメージに相応しい。 ハロウィンで人気の恐ろしいキャラクター Halloween-Event "Gruselhausen" by O…

椎名林檎の意識というボサノバの歌詞の複雑怪奇な意味

イメージ

椎名林檎 の曲は 本能 が最高だと思っていた けれども 顔が思い浮かばない話 が出たテレビ番組のトップランナーで歌われた 意識 も良いと気付いて何度も聴いていうちにすっかり嵌まってしまったんだ。 ボサノバの心地良さが素晴らしいばかりだ Ishiki -Consciously- (A Song From One Of The Greatest Rainstorms Of The Post-War Era)|椎名林檎 椎名林檎の 意識 を最初に聴いたテレビ番組の歌はジャズの落ち着いたアレンジで、とても心地良いと思いながらオリジナルはどんなものかが分からなかった。気に入って調べてみたら個人的に 大好きなボサノバ で作られた曲だったと分かって一層と愛着が増した。 椎名林檎の 意識 の様々なバージョン ミックス シングルバージョン シングルの 茎(STEM)〜大名遊ビ編〜 のカップリング アルバムバージョン アルバムの 加爾基 精液 栗ノ花 の収録曲 …

ビートルズのAll My Lovingのヴォーカルのハーモニーの美しさ

イメージ

高校時代に良く聴いて殆ど全てのオリジナルアルバムを買うくらい気に入ったビートルズは今でも変わらずに 素晴らしく良いと思うロックバンド だ。 The Beatles| The Beatles YouTubeの【 ビートルズ 〘美しすぎるバックコーラス〙10選 】を観たら色んな曲のヴォーカルのハーモニーについて取り上げていて興味深かった。 そこでは取り上げられてなかったけれどもビートルズのヴォーカルのハーモニーが美しい曲といわれて個人的に真っ先に思い浮かんだのは All My Loving で、改めて聴いてみたら本当に魅力的で、凄いと今更ながら驚かされてしまった。 ヴォーカルのハーモニーの移り変わりが切なくて心に染みる ビートルズの All My Loving は二分程度の非常に短い曲で、1963年に出した二枚目のオリジナルアルバムの With The Beatles の三曲目に収録されている。 メンバーの誰がどこを歌ってい…

浅田彰がやられた坂本龍一の美し過ぎる物語

イメージ

どうも 坂本龍一 (音楽家)が亡くなってから妙な虚しさに心が包まれている感じがする。 僕は彼のファンではなかったし、彼の音楽に嵌まって何時間も何日も聴き続けるようなことも一回もなかった。 生まれて初めて気付いた美しい音楽が彼の ラストエンペラー だったこと は唯一無二の経験として、生涯、忘れ得ないにせよ、亡くなられて普通に喪失感を受けるほどの関わり合いは持たなかったはずなんだ。 考えると自分よりも日本が大事な人と別れて悲しんでいるみたいだ。落ち込んでどうしようもない日本に暮らさなくてはならないから自分も虚しくならずにいられない。 本当かどうかは良く分からなかったけれども坂本龍一と友達だった 浅田彰 (社会学者)の追悼のインタビューの動画: 浅田彰が語る、完璧な演奏マシンから最後にヒトになった坂本龍一 を観たらやはりと感じた。 浅田彰の坂本龍一への追悼のインタビューの動画 浅田彰が語る、完璧な演奏マシンから最後にヒトに…