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些細な日常

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AIが解釈の失敗を人間に強要する恐ろしさ

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詩人の 萩原朔太郎 の 家庭の痛恨 というエッセイの 朗読の動画 を作って概要欄に紹介文を載せようと対話型AIのGeminiに訊いてみた。その他のものでは作品の存在すらも把握できてなくて正しい回答を全く期待できないので、唯一の頼みの綱なんだけれどもまさか完全に間違った解釈を行っていてしかも修正できずに固執されてほとほと参った。 AIが言葉を正しく理解できない現実 Geminiの 家庭の痛恨 への概説は次のようになっていた。 萩原朔太郎の随筆『家庭の痛恨』は、西洋と東洋の家庭観のずれを背景に、日本の家庭制度が抱える矛盾や苦痛を描いた作品です。 作中では、西洋の夫婦が社交界で自由に交流する様子と、日本の妻が家事に専念する姿が対比されています。朔太郎は、日本の妻が社交的な活動に参加できないことや、夫の浮気を許容せざるを得ない状況に、強い不満を表明しています。 この作品は、当時の社会における女性の地位や役割、夫婦関係の問…

太田裕美の木綿のハンカチーフの歌詞の男女の視点で割れる解釈と美しい心の自説

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日本の良く知られる名曲の一つに大好きで 女性に歌って欲しいカラオケソング にも選んだ 太田裕美 の 木綿のハンカチーフ がある。1975年に発表された昭和を代表する歌謡曲で、今でも各所で取り上げられるから忘れたくても忘れられないくらい古びない。素晴らしく引き付けられて初めて聴いたときからずっと心に残るような印象を抱いていたのも確かだった。 木綿のハンカチーフの歌詞の解釈が真っ二つに分かれる件 歌詞がユニークで、男女のかけあいになっているけど、巷でどちらの視点から捉えるかで意味が正反対になってしまうことが指摘されていて面白いと思った。 木綿のハンカチーフ は男女の片方の視点から捉えても良いし、両方を合わせて捉えても良いし、解釈の幅が物凄く広くて謎めいた魅力を持つから、一体、何なのかと考えてみたくなる。 男女の視点で割れる解釈 太田裕美「木綿のハンカチーフ」Music Video (Animation by 藍にい…

Geminiのバージョン1.0の事実認識の実力の確認

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Googleの対話型AIのBardがさらに強力なものとしてGeminiに置き換えられたのが2024年2月8日だった。 Bard が Gemini になりました 更新内容: Gemini では、Google AI に直接アクセスすることができます。従来の機能は引き続き利用可能で、今後は Gemini としてさらに使いやすく進化していきます。また、注意をそらす視覚要素を減らし、読みやすさを向上させ、操作をシンプルにするために UI もアップデートしました。 理由: Google では、誰もが Google AI に直接アクセス可能になるよう取り組んでいます。今週から、対象の国と言語のすべてのユーザーに、Google の最も高性能な AI モデルをご利用いただけるようになりました。この取り組みをよりよく反映するために、Bard の名前を Gemini に変更しました。 リリースの更新内容|Gemini …

椎名林檎の意識というボサノバの歌詞の複雑怪奇な意味

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椎名林檎 の曲は 本能 が最高だと思っていた けれども 顔が思い浮かばない話 が出たテレビ番組のトップランナーで歌われた 意識 も良いと気付いて何度も聴いていうちにすっかり嵌まってしまったんだ。 ボサノバの心地良さが素晴らしいばかりだ Ishiki -Consciously- (A Song From One Of The Greatest Rainstorms Of The Post-War Era)|椎名林檎 椎名林檎の 意識 を最初に聴いたテレビ番組の歌はジャズの落ち着いたアレンジで、とても心地良いと思いながらオリジナルはどんなものかが分からなかった。気に入って調べてみたら個人的に 大好きなボサノバ で作られた曲だったと分かって一層と愛着が増した。 椎名林檎の 意識 の様々なバージョン ミックス シングルバージョン シングルの 茎(STEM)〜大名遊ビ編〜 のカップリング アルバムバージョン アルバムの 加爾基 精液 栗ノ花 の収録曲 …

村治佳織のPlays Bachをバッハの作曲家としての表現力のリアリティーから聴く

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村治佳織 のアルバムで最もお勧めの一枚は Plays Bach だ。十八世紀のヨーロッパ、バロック時代の作曲家で、 ヨハン・セバスティアン・バッハ の作品を取り上げてクラシックギターで演奏している。 バッハの近代音楽の父としての歴史上の重要性 村治佳織 - 主よ、人の望みの喜びよ|村治佳織 CAVATINA Channel バッハは近代音楽の父とも呼ばれるけれども楽器の調律を始めとした二十一世紀の今現在でも頻繁に活用されずにいない人々の音楽の一般的な基礎を確立した作曲家だったらしい。本人は必ずしも狙ってなくて好きな音楽を気儘にやっていたようだから後世の作曲家たちが心酔してしまって追従せずにいられなかったせいだろう。概してバッハ自身はドイツから一歩も出ずに細々と暮らしていたし――音楽で有名だったのも専ら教会や宮廷の楽士/オルガニトとしてだから作曲家としては殆ど無名に近い存在だった――生前から現代に至るまで…

ドゥルーズの哲学は出会いが良いと思う

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十代後半、 ドゥルーズ と ガタリ の アンチ・オイディプス を貪るように読んでいたかも知れない。気持ちは、大分、変わったようだ。抱えていた喜ばしい思い出はいってみれば白光のはずだった。 自分も同じように言葉を書き記したいと率直に感じていた。人生で初めて作家活動への門戸が開かれた瞬間だったんだ。ドゥルーズとガタリの アンチ・オイディプス は記念碑的な本とも過言ではないし、個人的には忘れ難い思い出の一つに他ならず、素晴らしい出会いそのものだった。 〈それ〉は作動している。ときには流れるように、ときには時々止まりながら、いたる所で〈それ〉は作動している。〈それ〉は呼吸し、〈それ〉は熱を出し、〈それ〉は食べる。〈それ〉は大便をし、〈それ〉は肉体関係を結ぶ。にもかかわらず、これらを一まとめに総称して〈それ〉と呼んでしまったことは、なんたる誤りであることか。いたるところでこれらは種々の諸機械なのである。 ジル・ドゥルー…