ロダンの考える人の題名は元々は詩人だった
以前、知って驚いていたのは ロダン の 考える人 (彫刻)そのものが他の作品で 地獄の門 (彫刻)の一部だった。小さくてさほど目立たない、しかも。いつの間に大きくなったのか。一つの独立した作品として世の中に定着していたわけなので、未完の大作だけれども 地獄の門 から抜き取られたという制作過程を考えると面白かった。 ドラマに例えれば脇役が主役を食ったような形で、ロダンの代表作に 考える人 こそ上り詰めたのではないか。見るからに心に訴える造形が施されていて内面を甚く触発して止まないし、題名通りのインパクトがとにかく力強い。如何にも良く分かる形態が取られているから 考える人 は彫刻として素晴らしいと引き付けられてしまう、瞬く間にも。 ロダンは大元の 地獄の門 を ダンテ の 神曲 (詩)に着想を得て制作したらしい La Porte de l’Enfer by Roland zh / CC BY-SA 厳つい扉があって人々の群像/人間模様…