大笑いさせるヴァン・ゴッホは卓越した感性で希望の光を描いた

ゴッホの手紙 を読んでいて大笑いした。本当にまさかだったし、人生は諦め切れないとも唸らされる。ならば夢はきっと叶うだろう。 物凄く面白いのは ヴァン・ゴッホ がアルルでアトリエに住み着いた場面なんだ。パリから引っ越して来てホテルに寝泊まりしていたものの二つの居を構えては金がかかり過ぎるからアトリエに家具を入れて二階に住み着けば安上がりで良いと考えるようになる。生活費を出している弟のテオに手紙で訴えた。前借りするみたいな仕方で、暫くして普段よりも多めに受け取った金で、アトリエに家具を入れて寝泊まりするに至るけれども本当に嬉しさが溢れていた。 The Bedroom by Vincent van Gogh / Public domain 大笑いさせるのはヴァン・ゴッホは絵が売れなくても素晴らしい生活を自然体で実現しているせいだ。 貧乏を忘れ果てる。アトリエも芸術家の…