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些細な日常

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紫陽花と大伴家持が短歌に詠んだ恋人を思う無邪気な心

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公園の池のそばに額紫陽花が咲いていた。綺麗だと思った。色調が落ち着いていて姿形にコントラストが効いている。芸術性に溢れて受け留められる。 額紫陽花の花は真ん中のプチプチしたところと周りの大きな装飾花の中心らしい。一つの花に見えるけれども実際は小さな花が集まって咲いている。 万葉集の大伴家持が詠んだ紫陽花の短歌を読む 紫陽花の語源は「集真藍」(あづさい)だったみたいだ。小さな花が集まって咲いているイメージでしっかり捉えられているのは驚く。出典ははっきりしないけど、日本最古の和歌集の 万葉集 (七八世紀頃)に「味狭藍」の形で短歌に詠まれていた。手持ちでどんな作品かと咄嗟に探してみたくなる。 言とはぬ木すらあぢさゐ諸弟らが練りのむらとにあざむかえけり 仮名と訳文 こととはぬきすらあじさいもろとらがねりのむらとにあざむかえけり 何もいわない木ですらがあじさいならば諸弟らの練…