BIGLOBEモバイルのエンタメフリーを心配なく使うために 結城永人 - 2020年10月3日 (土) スマホの通信契約をBIGLOBEモバイルに変えてから暫くして新しく追加されたエンタメフリーというYouTubeやSpotifyなどの一部の動画や音楽がデータ無制限になるオプションが使えるようになった。 エンタメフリー・オプション 当初、対象サービスを殆ど使ってなかったので、意味がないと全く使おうとしなかったけれども新しくYouTubeの動画を観ることが増えて来たので、使うべきかどうかが気になり始めた。 エンタメフリーに向いている人 エンタメフリー・オプション お申し込み|BIGLOBEモバイル スマホでデータ無制限が適用されるサービスを多用して通信制限に引っかかってしまう人は間違いなくエンタメフリーを使うのに向いていると思う。 エンタメフリーの対象サービス 動画配信サービス(視聴のみ) YouTubeABEMAU-NEXTYouTube Kids 音楽・ラジオ配信サービス(再生・聴取のみ) Google Play MusicYouTube MusicApple MusicSpotifyAWAAmazon MusicLINE MUSICradikoらじる★らじるdヒッツRecMusic楽天ミュージック 電子書籍配信(閲覧とダウンロードのみ) dマガジンdブック楽天マガジン楽天Kobo その他のアプリ Facebook Messenger(ビデオ通話や第三者のコンテンツを除く)au PAY マーケット(商品の検索・閲覧に含まれないページを除く) ※追加/削除される可能性がある。 自分がエンタメフリーの対象サービスをどのくらい使っているかはいつも専用アプリから閲覧するならばスマホの設定のアプリのデータ使用量で個別に確認できる。いつもウェブから閲覧するならば他のサイトのデータ使用量と纏めて使用するブラウザのアプリに対して集計されてはっきり分からないけれども参考になる。 注意したいのは通信契約が3GB以上でなくてはエンタメフリーは追加できない。その他に電話かSMSが付いても付かなくても同じだけど、キャンペーンで最大六ヵ月無料が電話付きの通信契約に限定されて行われたり、それぞれで待遇が違うこともある。 エンタメフリーの料金について 現時点でおよそ3GBのデータ通信に近似する料金なんだ。 エンタメフリーの料金480円(音声通話SIM)980円(データSIM)6GBから3GBへの通信料金の差額550円音声通話SIMからデータSIMの契約料金への差額600円 ※料金は税抜きで表示している。 例えば音声通話SIMで6GBを使う人がタイプはそのままで3GBとエンタメフリーに変える場合は70円(550 - 480)、年間で840円(70 * 12)を得する計算になる。 こういうふうに通信契約の3GBよりも微妙に安くなるのがエンタメフリーの料金設定になっていると考えられる。 電話ありの音声通話SIMに関しては、月額70円(年額840円)以上、安くなる。 注意したいのは電話なしのデータSIMに関しては相当に高くなり、通信契約を最低条件の3GBまで落としても月額430円(年額5160円)は必ず追加される。 これはデータSIMを音声通話SIMに変えて月額600円(年額7200円)を追加するよりは安いわけだけれども結構な金額なので、もはや人によっては通信契約を音声通話SIMに変えて電話ありでエンタメフリーを使う方が便利な可能性もないわけではない。 どちらも何千円もする10GB以上の大型の通信契約の大半を対象サービスに使っていて新しくエンタメフリーと合わせて小型の3GBまで下げたりすれば可成の節約が見込める。 エンタメフリーの使い方の注意点 一番、恐いのはデータ使用量が除外されずに加算される場合で、対象サービスを選んだかぎり、ちゃんと本当に無制限になるのかが最も心配される。 幾つかの条件があってしっかり覚えて正しく使わないと機能しないから注意しなくてはならない。 誰にでも当て嵌まる条件について エンタメフリーの対象サービスを使う:エンタメフリー対象サービスについて対象サービスの公式アプリを使用するBIGLOBEでスイッチを入れる:ウェブのマイページのエンタメフリー・オプションの「ON/OFF 確認」から行う(初期値はONだから何もしなくても機能する)デバイスの機内モードを切り戻す(デバイスの設定で機内モードをかけて外して再び通信可能にする) 何れも誤ると対象サービスを使いながら知らない間に通信量が加算されて終いにはデータ制限にかかってしまうかも知れないから注意しなくてはならない。 かりにデータ制限にかかってもエンタメフリーが低速接続になることはなくて対象サービスが変わらずに閲覧できるのは大きな利点だろう。 その他、対象サービスかデバイスの状況によって個別の条件が付けられたり、対象サービスによって一定の画質や音質が推奨される場合もあるからエンタメフリー機能に係る説明のエンタメフリー機能の対象外となる(通信量が加算される)ケースや画質・音質の推奨設定を確認しておくのが望ましい。 一般的な条件を満たしながら最も誤り易いのは一つの対象サービス内で無制限とそうではない部分の操作が細かく分けられているところで、動画や音楽やラジオの場合で、メインのコンテンツ以外の検索や広告など、全ての場合で、外部サイトのリンクやSNSへの投稿などを行うと通信量がかかってしまうから使い方に注意を要する(エンタメフリー機能の対象外となる(通信量が加算される)ケース)。 一つの対象サービス内で無制限とそうではない部分を完全に切り分けて操作するのは難しい場合もあると思うし、そうするとデータ使用量が加算されてしまうのを見越しておく必要もありそうだ。 さらにYouTubeだと360p以下の画質とかSpotifyだと標準以下の音質なんて推奨設定が決められている対象サービスは越えて閲覧すると通信量がかかってしまうから品質に注意を要する(画質・音質の推奨設定)。 エンタメフリーは高画質や高音質での閲覧が除外される傾向があってそのためにスマホよりも画面が大きなタブレットなどでの使用は適してないといわれるけれども画質が粗く表示されてしまっても構わなければタブレットなどでも使用できないわけではない。 タブレットなどはBIGLOBEモバイルのエンタメフリーを付けたスマホのテザリングによって閲覧しても大丈夫だ。複数のデバイスやアプリの同時閲覧は条件外なので、スマホは何もせず、テザリングのときは接続した他のタブレットなどだけから閲覧するかぎりで通常と同じように無制限になる。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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