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些細な日常

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沖雅也の涅槃への自殺と双極性障害

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かつて俳優の 沖雅也 の自殺が伝えられたとき、遺書の言葉とされた「おやじ、涅槃でまっている」と共に何なのかと疑問を感じたのを良く覚えている。聞き慣れない「涅槃」という言葉が入っても何十年も過ぎた今振り返っても自殺者の遺書として本当に珍しい表現だったと改めて驚く。 沖雅也が書いた涅槃とは何か Buddha in Nirvana in Tokyo National Museum by Daderot / Public domain 涅槃(ねはん) インド発祥のヒンドゥー教やジャイナ教や仏教の概念で、命が生と死を繰り返す輪廻を越えた状態を意味する。 あらゆる迷いや苦しみの煩悩を断ち切った悟りによる完全に自由で静寂で幸福な境地、解脱として捉えられる。 ※宗教や宗派によって概念的な意味合いは異なる。 参考サイト 涅槃 仏画や仏像で涅槃仏や涅槃像というのを見かけるけれどもおよそ釈迦…

上島竜兵の志村けんへの死ぬほどの愛着/南部虎弾の別れの言葉から想像されたもの

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お笑いの 上島竜兵 ( ダチョウ倶楽部 )が亡くなった。享年六十一。首吊り自殺と聞いて本当に驚かされた。もしかすると初めてのことだけど、とにかく死と対極にあるような笑いの世界で成功した人が自ら命を絶つというのはかつて記憶になかった。なぜかと考えずにもいられなくなる。 人を喜ばせて生かすお笑いが死を求めるのはそれ自体で矛盾した行為だから、中々、捉え難い。何か手がかりはないかと情報収集を続いているとダチョウ倶楽部の元メンバーで、初期のリーダーでもあった 南部虎弾 ( 電撃ネットワーク )の上島竜兵への別れの言葉がヒントになりそうだった。最も身近で芸能界の古くから接して来た一人の回想がどんな人だったかを親身に受け取らせる。 南部虎弾が明かす恩人思いの上島竜兵 自分が七十で、約十個下の上島竜兵が六十一歳。何で死ななきゃ行けないんだ。何で自殺しなきゃ行けないのか。全く分かりません…