スピノザの哲学的な倫理学者としての方法
スピノザ は人々に哲学者として長らく認められて来たけれども主著 エチカ は倫理学だし、生前から哲学者を取り立てて自認してはいなかったようだ。 まさか正しい選択だったと思う。なぜならスピノザの認識には取り除くことのできない欠陥というか、知覚上の不備が一つだけだけれども含まれていて哲学として厳密には成り立たないからだ。 主著 エチカ 、または前書きとも見做される 知性改善論 を読んでいて非常に感銘的で、他に例のない世界・自然・現実を生み出している真実そのもの(神の力能)を教えてくれるのにどうしても疑問を抱かざるを得ない部分がある。 スピノザは定義を理解しない人には何も分からないと良くいう Baruch de Spinoza by Unknown / Public domain 例えば神は全知全能で何でも実現できるにも拘わらず、数多くの悲惨な出来事を招いているのはなぜかみたいな問いかけに対してそれも可能だった(何でも…