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些細な日常

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クレーの理解者は対象を持たない自我が面白い

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一目で面白い構図と色使い、そしてタッチを感じてパーフェクトな芸術作品だし、絵だと唸らされた。 One who understands by Paul Klee / CC0 クレー の 理解者 という。どう考えれば良いのかだけが物凄く分からなくてまるで挑戦状を叩き付けられたようだった、永遠の詩人の胸に。事物の本質を認識する僕に時間に換算すれば二三秒でも手も足も出ないと思わせたクレーに先ずは称賛を送っておきたいと思う。 注意すると僕は何もかも知りたいのではない 知りたいのに分からない生活が最も腹立たしい。クレーの 理解者 には良さがあるのではないか。面白いのは確かだけれども感性ではなくて思考において本当に見るべき世界が秘め隠されてしまっている絵だとすれば非常に歯痒い気持ちがしたわけだった。それこそ見たいし、クレーだけが独り占めしているというか、何一つ分からないままでは僕には能力的に落ち度があるようで、耐え難く…

ロダンの考える人の題名は元々は詩人だった

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以前、知って驚いていたのは ロダン の 考える人 (彫刻)そのものが他の作品で 地獄の門 (彫刻)の一部だった。小さくてさほど目立たない、しかも。いつの間に大きくなったのか。一つの独立した作品として世の中に定着していたわけなので、未完の大作だけれども 地獄の門 から抜き取られたという制作過程を考えると面白かった。 ドラマに例えれば脇役が主役を食ったような形で、ロダンの代表作に 考える人 こそ上り詰めたのではないか。見るからに心に訴える造形が施されていて内面を甚く触発して止まないし、題名通りのインパクトがとにかく力強い。如何にも良く分かる形態が取られているから 考える人 は彫刻として素晴らしいと引き付けられてしまう、瞬く間にも。 ロダンは大元の 地獄の門 を ダンテ の 神曲 (詩)に着想を得て制作したらしい La Porte de l’Enfer by Roland zh / CC BY-SA 厳つい扉があって人々の群像/人間模様…