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些細な日常

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不思議な親近感のクロザルに認める絶滅危惧種としての詩の手放せない有り難み

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自撮り写真の著作権問題で初めて知ったクロザル は動物としても非常に興味深い感じがする。インドネシアのスラウェシ島でしか見られないという固有種だから外国では、中々、知られ難い存在だったはずだ。 Celebes crested macaque by T. R. Shankar Raman / CC BY-SA 顔も毛も全身が真っ黒なのがユニークな猿だけれども巷のメディアから似た感じで良く覚えていたゴリラよりも親近感を受け取るのが不思議だった。どうも初めて知った気がしなくてまるで昔から知っていたかのような印象を与えられる。 調べるとクロザルはマカク属の猿で、 国内で最も身近な存在だった日本猿 に近い種類に含まれると分かって手を打ってしまった。 日本人にとっては非常に馴染み深い風貌を持っていたわけだ、見た目から。全身が真っ黒な猿なのはゴリラで良く覚えていたし、風貌と色味…

クロザルの自撮り写真の著作権がクロザル自身にないのは動物の創作活動だからだった

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写真家の デヴィッド・スレーター がインドネシアのスラウェシ島で 絶滅危惧種のクロザル にカメラを設置してシャッターを切らせた自撮り写真の著作権がどこにあるかが分からなくて社会問題になった。 クロザルの著作権を巡って法廷闘争が繰り広げられた Monkey selfie row|BBC News 一旦は Wikimedia Commons に掲載されてクロザル自身がカメラのシャッターを押した作者ながら著作権を持たないから勝手に使って良いと パブリックドメイン になったけど、ところがデヴィッド・スレーターは自分がカメラを設置してクロザルに自撮りを仕向けた共同制作者だから著作権を持つと主張してサイトのコンテンツから取り下げて欲しいと法廷での争いが起きてしまった。 2014年にアメリカの著作権庁がクロザルがカメラのシャッターを押した作者でも動物だから人間のように著作権の対象にはな…

センザンコウは鱗に覆われた唯一の哺乳類で丸まったりもしてとても可愛らしい

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アジアやアフリカに八種類が生息している センザンコウ は動物の取り分け哺乳類として極めて特徴的な風体を示している。 Manis temminckii by David Brossard / CC BY-SA 大きくても体長は1m以下の体重は50kg以下と近所の犬や猫と同じくらいだから比較的に馴染み易い雰囲気だけれども何といっても全身が鱗で覆われているのが他に例がない。珍獣としか呼べないのではないか。まるで魚のような状態なんだけれども陸上の生物では爬虫類と良く似ていて蛇や蜥蜴に近いような感触がある。 センザンコウは尻尾が体と同じくらい長い Scaly Anteater exits stage left by David Brossard / CC BY-SA センザンコウは尻尾が非常に長くて体格の二倍は伸びている。そして体格そのものは丸い印象で、全体のバランスとし…