スキップしてメイン コンテンツに移動

些細な日常

ラベル(音階)が付いた投稿を表示しています すべて表示

サックスのソプラノとアルトとテナーとバリトンの四種類の特徴

イメージ

サックス/サキソフォンは1840年代の始め頃に楽器製作者の アドルフ・サックス によって発明された。主に真鍮製で、材質は金属の管楽器だけれどもリードを振動させて音を出すために分類上は木管楽器に含まれる。なので木管楽器の運動性能(音の進退)の高さと金管楽器のダイナミックレンジ(音の強弱)の広さを併せ持つんだ。そして移調楽器として記譜とは異なる高さの音を発する。さらに口元から先端まで殆ど一定の割合で太くなっているために演奏で整数倍の倍音を出すことができる開管楽器にも含まれる。 Libertango by Piazzolla performed by Marici Saxes - Saxophone Quartet|Marici Saxes 二百年近く、色んな種類のサックスが作られて来たけれども、現在、店で入手し易いものから最も良く使われるのはアルトサックスとテ…

ショパンの幻想即興曲が生前に発表されなかった理由

イメージ

ショパン の作曲した音楽で最も印象深い作品の一つが 幻想即興曲 ( 即興曲第四番 )だと思う。 Cyprien Katsaris - Chopin: Fantaisie-impromptu in C sharp minor, OP. 66|Cyprien Katsaris 僕は大好きなんだけれども他でも聴かれることがある。アニメの タッチ で上杉克也が浅草南への思いを抱えながら先ずは最強の恋敵と見做される上杉達也に知らせた後で部屋で一人でかけていた。または 荒川静香 が金メダルを取ったトリノオリンピックの女子フィギュアスケートのショートプログラムで使っていた(管弦楽版)ものの直前までフリープログラムで気に入っていたから落ち着くみたいな形になっていた。どちらも人生を賭けた貴重な場面だったと思うし、心の支えにも近いという音楽と共に気に入ってしまわずにはいられない物語で、やは…

自然倍音列を活かしたハーモニーに優れた音楽世界を念頭に置いてエレクトロを作曲している

イメージ

楽器の音には倍音が含まれていて実際の音の他にも音が高く含まれているらしい。長調の音階に当て嵌まって和音(一度、三度、五度、七度)にも影響を与えている。自然倍音列といわれるんだ。 例えばハ長調だとドレミファソラシのどの音を鳴らしても全ての音が含まれている。高くなるほどに倍音は人間には聞こえないし、一つの音が大きく聞こえていて楽器の音階が分かるわけだった。 自然倍音列から音楽を考えると長調の音階と和音の世界がハーモニーに満ち溢れ捲っているのではないか。 自作曲の Original 26 をロ長調のエレクトロとして追求してみたくなった 結城永人 - Original 26 Demo: Electronic|結城永人 自然倍音列のハーモニーは基音から五度が近くて三度が遠いらしい。三和音(一度、三度、五度)に含まれる二つの音程が離れているから特徴として捉えて作品に取り入れ…