スキップしてメイン コンテンツに移動

些細な日常

ラベル(人間)が付いた投稿を表示しています すべて表示

日本のALPS処理水の海洋放出は人や自然を破壊しないか

イメージ

先月二十四日、福島第一原発のALPS(Advanced Liquid Processing System/多核種除去設備/アルプス)処理水が海洋放出された。東日本大震災でメルトダウンを起こした原子炉の放射性物質を様々に大量に含んだ汚染水を国の規制基準に従って浄化したものをALPS処理水、またはトリチウム(ALPSで取り除けない核種)水として福島県の1km先の沖合いの海に海底トンネルを通じて流すということが、三十年、続くと予定されている。かつてメルトダウンを起こした原子炉の汚染水を浄化したものでも海洋放出した国はなかった。五月五日には18000Bq/kg(食品衛生法の基準の百八十倍)という高濃度のセシウムを持つクロソイが福島第一原発の港湾内で見付かって( 原発港湾で高濃度セシウムのクロソイ )恐らく未処理で流れ込んだ汚染水によって放射性物質が生物濃縮され…

アディリャの白川郷のジブリのような日本の懐かしさに貰い泣き

イメージ

ロシア人のYouTuberの アディリャ の白川郷の動画を観たら心に染みる良さがあった。白川郷も初めて知ったけれどもまるで スタジオジブリ のアニメのような不思議な美しさがある。アディリャがジブリのファンという気持ちが反映したせいか、昔話に入り込んだ感じの日本の懐かしい風景の魅力が物凄く良く分かる。感動の余り、涙を浮かべたり、言葉に詰まりながらやっているけど、もはや貰い泣きせざるを得なくなる。 白川郷に受け取るジブリのような日本の懐かしい風景 白川郷への旅🏔️美しさで言葉を失った|日本に住んでいるロシア人女子|アディの宅急便 白川郷の自然や何かは日本人には見慣れた風景かも知れない。僕は森や川や田畑に囲まれたような場所で生まれ育ったこともあり、余り珍しくないと最初は驚かなかった。しかしジブリ好きのアディリャの止まらない感動と共に見ていると特別なものとして受け取ら…

YouTubeのアドセンスの平均収益はサイトのものと似ている

イメージ

YouTuberの ガグル がショート動画を中心に今年からやり始めて数ヵ月で月間再生数が一億回を越えると知って凄いと驚いた。偶々、昨日から 2億回になってました といわれていてまだ勢いは加速し続けているようだ。ショート動画を何回か観て気になる話題を小気味良い喋りで伝えて非常に嵌まり易い感じがした。チャンネルの ガグル〈話題の事 語る奴〉 を確認したら数少ない通常動画の一つの 【大公開】月1億回ショート動画が再生されたYouTube収益 で、YouTubeから得られた収益を公開していて月収百万円を越えていたので、やはり凄いと又驚いた。 YouTubeの広告収益は通常動画とショート動画で大きな差がある 「5万再生で○円…」ショートと通常の動画 比較して収益発表|ガグル〈話題の事 語る奴〉 ガグルが取り上げたのはYouTubeの基本的な広告のアドセンスから得られた収益だ。アド…

動物愛護のテロリストの小泉毅の元厚生事務次官宅連続襲撃事件とメッセージ

イメージ

2008年に起きた 元厚生事務次官宅連続襲撃事件 は元厚生事務次官の夫婦二人が殺されて翌日に別の元厚生事務次官の妻一人が瀕死の重視を負ったもので、当時、国の関係者を狙ったテロとして大きく報道された。 元厚生事務次官宅連続襲撃事件が起きた世の中 元厚生事務次官ら連続殺傷事件 「ほかにも殺害計画していた」|TOKYO MX 犯人の小泉毅が、事件後、間もなく自首して逮捕された。一体、何が目的で元厚生事務次官や妻を死傷させたのかと注目された。前年に消えた年金という世の中を騒然とさせた官僚の不祥事の 年金記録問題 があったので、それに関係しているんだろうと思われた。しかし本人が語った動議は児童期に飼っていた犬を保健所に殺されたことへの復讐を果たしたということで、俄かには信じられず、唖然とさせられるばかりだった。 僕だけではなく、誰かに依頼されて噓を吐いたように感じた人は多か…

昭和天皇の第二次世界大戦の戦争責任を巡る曖昧な一般論と明確な特殊論

イメージ

昭和天皇の 第二次世界大戦の戦争責任は本人の幾つかの言葉からある と考えられる。それは一般論として、従来、是非が問われるように考えられて来たものとは全く異なっている。第二次世界大戦の当時の明治憲法(大日本帝国憲法)から明確に導かれる認識としては本質的なものといって良い。昭和天皇の戦争責任が曖昧な一般論とは正反対で、特殊論と呼べる。 本稿はそれぞれがどのようなものかを見比べて分かり易くするために一緒に纏めておく。 昭和天皇の戦争責任についての一般的な認識 陸軍始観兵式で白雪号に跨って閲兵を行う昭和天皇 from 朝日新聞社 / Public domain 昭和天皇の戦争責任についての一般的な認識は人々が明治憲法の第一条の統治権と第三条の神聖不可侵と第四条の立憲君主制などから練り上げたものだ。 明治憲法で天皇の責任はどのように考えられるか 天皇は国の統治権を持つ主権者…

今は昔の煙草事情:喫煙から禁煙へと移り変わる世相

イメージ

世の中に煙草休憩があると知って驚いた。僕は幾つかの会社で働いた経験があるけれども一回も聞いたことはなかった。通常の休憩とは別に取れるなんて羨ましいと思う。 普通に考えて喫煙者だけが休憩時間を多く持つのは不公平だし、何でそんなことになるのかと疑問が生じずにいない。 昔は人前でも気にせずに煙草を吸っていた 川端康成を囲んで| NHK ブログで 川端康成のノーベル文学賞について取り上げた とき、出演したテレビの特別番組で煙草を吸う場面を観た。聞き手の一人の 三島由紀夫 も同じで、今では考えられないとびっくりしたし、テレビで喫煙する場面はたとえドラマでも殆ど見かけない。 2013年には 宮崎駿 の映画の 風立ちぬ に喫煙場面が含まれていて特に学生もやったり、数が多かったりするのが未成年者喫煙禁止法やタバコ規制枠組条約に違反するのではないかと日本禁煙学会から申し立てられたことがあった。 …

日本人がジャニーズ事務所で行われた性加害よりも恐れていること

イメージ

イギリスの公共放送のBBC(British Broadcasting Corporation/英国放送協会)が日本のジャニーズ事務所の創業者の ジャニー喜多川 の性加害について取り上げたドキュメンタリーの J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル に衝撃を受けた。 目次 ジャニー喜多川の性加害は三重苦の酷さだった マスコミがジャニーズ事務所の問題を伝えたがらない 日本人の犯罪を黙認する感覚が社会を歪ませる 他人に迷惑をかけないことで維持される平和の危険性 日本人のジャニーズ事務所への矛盾点の捉え方 善と悪の二面性の見方には自己欺瞞が必ず潜んでいる 無責任な世の中を広げて駄目になって行く日本 国の統治者が悪いとやはり国民も同じように悪くなる ジャニー喜多川の性加害は三重苦の酷さだった BBCドキュメンタリー「J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル」【日本語字幕つき】| BBC…

川端康成のノーベル賞の賞金の使い途で分かる性格

イメージ

川端康成が ノーベル文学賞の受賞理由を「怠けた結果」といったのは面白いと思った けれども受け取った賞金の使い途も同じくらい面白い。 川端康成はノーベル賞で三十五万クローネの賞金を受け取った Kawabata Yausnari Nobel Prize 川端康成 ノーベル賞 昭和43年|Film Archive of Japan ノーベル賞の賞金は一定ではなく、 ノーベル財団 が行っている資産運用によって変動するといわれる。現在は一千万クローナ(約一億二千九百万円)とされる。十年程前はアメリカのリーマンショックの影響で、八百万クローナ(約一億三百万円)と少し下がったり、暫く後も九百万クローナ(約一億一千六百万円)と戻り切らなかったけど、今世紀に入ってからは、大体、一千万クローナに定着している。 川端康成がノーベル文学賞を取ったのは1968年で、今から五十五年前になる…

芦田愛菜の詩に満ちた毎日の素敵な心がけ

イメージ

俳優の 芦田愛菜 と棋士の 藤井聡太 との対談を見付けた。それぞれ、十八歳と二十歳で、今、日本で最も注目される男女の若者の代表だと思うし、非常に興味深い対談だ。 芦田愛菜、藤井聡太と虫苦手で意気投合!? サントリー緑茶「伊右衛門」のWEB動画『伊右衛門 新成人茶会』 藤井聡太についてはブログで 強さを実感したこと や なぜ強いのか を取り上げたけれども芦田愛菜も子役で注目された後に成長してもっと注目されるのが珍しいとびっくりしていた。 大抵、子役のイメージで見られるのを越えられないと思うんだけれども芦田愛菜は数年前の中学生くらいから久し振りに出て来て例外的に大ブレイクしている。 今年の 子どもに目指してほしい理想の大人・就いてほしい職業ランキング2023 では僕も賛嘆する野球の世界的なスターの 大谷翔平 や イチロー を抑えて一位になるという大変な人気振りを一人の人間として示している…

森累珠の人間の喜怒哀楽を刺激するブルース・リーの再現動画

イメージ

俳優の 森累珠 のYouTubeチャンネル、 るいちゅーぶへの道 でシリーズ化されて幾つも公開されている ブルース・リー の格闘物の映画を中心とした再現動画が非常に面白いと思った。 親子のコント仕立ての新感覚の物真似の演技 【完全再現】ブルース・リーVSチャックノリス戦 / Way Of The Dragon Bruce Lee vs Chuck Norris|るいちゅーぶへの道 森累珠と母親の俳優の 森田ヨーコ の二人だけで基本的にやっているけれども色んな面でオリジナルからの落差が激しいコント仕立ての物真似の演技に笑わされるというのが大きな魅力だと思う。 しかしそれだけではない。ブルース・リーの魅力も良く捉えながらオリジナルにもない新感覚の良さを打ち出しているようだ。森累珠はYouTubeの概要や公式サイトのプロフィールによると十三歳でブルース・リーに憧れを抱いて…

浅田彰がやられた坂本龍一の美し過ぎる物語

イメージ

どうも 坂本龍一 (音楽家)が亡くなってから妙な虚しさに心が包まれている感じがする。 僕は彼のファンではなかったし、彼の音楽に嵌まって何時間も何日も聴き続けるようなことも一回もなかった。 生まれて初めて気付いた美しい音楽が彼の ラストエンペラー だったこと は唯一無二の経験として、生涯、忘れ得ないにせよ、亡くなられて普通に喪失感を受けるほどの関わり合いは持たなかったはずなんだ。 考えると自分よりも日本が大事な人と別れて悲しんでいるみたいだ。落ち込んでどうしようもない日本に暮らさなくてはならないから自分も虚しくならずにいられない。 本当かどうかは良く分からなかったけれども坂本龍一と友達だった 浅田彰 (社会学者)の追悼のインタビューの動画: 浅田彰が語る、完璧な演奏マシンから最後にヒトになった坂本龍一 を観たらやはりと感じた。 浅田彰の坂本龍一への追悼のインタビューの動画 浅田彰…