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些細な日常

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目眩の薬から黒い虫が歩いているなどの幻覚を起こす場合がある

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母親が目眩を起こして病院へ行って治療薬を出された翌日の夜、余り良くなっている感じはしなかった。翌々日の朝、珍しく五時頃から起き出して暫く独り言をいい続けて、そのまま、起きているからおかしなことが起きていると思った。数時間後くらいに僕が起きて行くとあり得ないことを話して聞かせたので、もはや幻覚を見ていると分かった。 目眩の治療の翌々日にどんな幻覚が現れたか 幻覚を見る女性 by miyukiii その日、母親は、一日中、幻覚を見ていた。以前、 姪が治療抵抗性統合失調症と知って 調べたことがあって症状や抗精神薬で幻覚を起こすことがあるけど、例えば黒い虫が歩いているのが見えるというのと同じものが含まれていた。その他に初めて聞いたのもあった。 僕がハロウィンの出し物を朝早く起きて作っていた。 僕がお茶犬に餌をやってお茶犬はそれをむしゃむしゃ食べていた。 黒い虫が寝室の片隅に現れて恐ろしい思いがした。 白い泡を吹い…

クロザピンで治療抵抗性統合失調症から回復した軽度の知的障害者

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姪の四回目の外泊があってついに普通だと感じた。 治療抵抗性統合失調症のクロザピン の投与から九ヶ月くらい経っている。待ちに待った瞬間とも過言ではない。何しろ、明るい印象で、接しながら違和感は殆ど受け取らずに済んでしまっていた。 言動そのものは変わらないのに普通でもはや病気ではないと、精神科への入院以来、初めて気付かされずにいないのはなぜか。 姪の全ての反応が速くなっている 以前と比べて僅かながらでも生きる喜びが増したようだ。物事の捉え方に支障が全くないのが健康を思わせるし、病んだ精神でもなく、普通だと感じさせる状態に結び付いているに違いない。 今はもう軽度の知的障害者が、一人、いるだけだといって良い、姪と会っても目の前には。精神科ではグループホームへの入居をちょっと前から考えていたけれども実際に幾つか見に行くような流れに変わって来ている。退院する日は順調に近付いているし、クロザピンで治療抵抗性統合失…

明るい笑い声もオドラデクを思わせるうちはまだ安定しない精神だ

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姪が入院中の精神科の病院から家に二回目の外泊に来た。前回よりも随分と元気で安心した。疲れが減った。病院から外へ出ることが殆どなくて家に来るのも十年振りで、前回は相当に疲れていたらしい。病院に戻ってから一週間くらい寝込んでいたと聞かされた。大変な疲れによってまるで倒れるように動けなくなったに違いない。 二回目の来訪では微妙な変化でしかないけれども明るい笑い声に真実味が増して生きる喜びの兆候が膨らんだのが非常に嬉しい。全体的な気分としてはどうも カフカ の「オドラデク」を思わされて小説的には面白いけれども人生的には厳しいと悩まされざるを得ない。 それは、屋根裏部屋や建物の階段部や廊下や玄関などに転々としてとどまる。ときどき、何カ月ものあいだ姿が見られない。きっと別な家々へ移っていったためなのだ。けれども、やがてかならず私たちの家へもどってくる。ときどき、私たちがドアから出るとき、これが下の階段の手す…

人間の精神/心理のための感受性の理論

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姪が 治療抵抗性統合失調症でのクロザピン の投与から少しずつ回復しているようだ。使用できるか、異変はないか、効果が挙げられるか、三つの懸念を幸いにも突破しているらしくて最終手段の医療が進展している。 しかし大事なのは日常生活にどこまで追い付けるかが本当に気がかりだし、どうにも不安がられずにいない。 触れ合いについて考えておきたい 僕のそばにいれば精神を病むなんてあり得なかったはずにせよ、クロザピンで脳から精神状態が新しく変わるとしたら健康のために万全の注意を払うかぎり、従来通りで、本当に大丈夫かどうか、 自己批判 こそ求められてしまう。 たぶん感受性と超自我が均一化されるために気持ちが全般的に落ち着くのかも知れない。衝動そのものを抑制するのがクロザピンの精神、または心理への影響ならば概して自我の位置取りが曇りがちなはずだし、感性の動きも意志的に下がり易い。世界へは感受性から主に知覚されるという可能性が高…

アルトーは晩年に統合失調症を患っていた可能性が極めて高い

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アイルランドへ向かった四十代前半の アルトー (作家/詩人)がダブリンでホテルの部屋代を払えなくなって本国のフランスへ強制送還されるという事態に陥った。船に乗っているところで船員に襲われると感じて本人は身を守るために反撃するつもりだったけれども周りからは常軌を逸していると判断されて自宅へは帰り着かずに精神科へ入るようになった。 統合失調症に当て嵌まる強迫観念の攻撃 Self-portrait by AutAntonin Artaud / Public domain フランスのロデーズの精神科で、結果的には二年くらい入院して様々な治療を施されて開発されたばかりの電気ショック療法をまるで実験台のように受けたりもしていて晩年のアルトーを考える上では非常に大きな場面の一つに数えられる。 現今では電気ショック療法は安全性が改良されて電気けいれん療法と呼ばれているけれども危険性が小さいわけではなくて禁止する国も…

ヨーゼフ・ハシッド~失恋から精神を病んだ悲運のヴァイオリニスト~

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ヨーゼフ・ハシッド (ヴァイオリニスト)は重度の統合失調症でロボトミーの脳外科手術を受けて暫くして亡くなった。 第二次世界大戦の頃で残虐な科学兵器(毒ガス、核爆弾など)が初めて開発されて人体実験さながらの使われ方をしていた。というか、実際に敵国の捕虜がそうした研究所で殺されていた事実もあったようだ、戦地での情報収集にかぎらず。ロボトミーも目的は違えど、どうなるかは良く分からないままだからやはり悲惨な状態が招かれても仕様がなかったと思う。 ヨーゼフ・ハシッドの純粋そのものの心で奏でられたヴァイオリン Hebrew Melody, Op. 33 (version for violin and piano)|Josef Hassid - Topic 僕が気になったのは彼が精神を病んだのは失恋が切欠だったし、失恋で精神を病むというのが個人的に親近感を覚えてしまう。 青春期に理想的な人が消えたショックは大変な…