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些細な日常

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騒音おばさんが近隣トラブルの救世主として期待できない理由

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二十年近く前、近隣トラブルで意図的に酷く布団を叩いたり、音楽をかけたり、文句をいったりする人が見付かって、連日、テレビで取り上げられて騒音おばさんと呼ばれて大きな話題になった。 2005年に嫌がらせの騒音で相手の近隣住民に頭痛や不眠症や耳鳴りを引き起こした傷害罪で逮捕・起訴された。 奈良騒音傷害事件 で犯人の河原美代子、騒音おばさんは2007年に最高裁で敗訴が確定して一年八ヵ月の懲役に服した。 その他にも二百万の損害賠償をいい渡される民事裁判の判決も受けた。 引っ越し引っ越しさっさと引っ越しシバくぞ 布団叩き| ダ鳥獣戯画 騒音おばさんは引っ越しおばさんとも呼ばれて大音量の音楽に合わせて布団を叩いたり、文句をいったりして最も印象強いフレーズとして「引っ越し引っ越しさっさと引っ越しシバくぞ」があった。自分こそ嫌がらせを受けたとして近隣住民を追い出すために叫んでいて物…

日馬富士のモンゴル会での貴ノ岩への暴行問題と常識破りの貴乃花親方の正義感

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大相撲の横綱の 日馬富士 (伊勢ヶ浜部屋)が前頭の 貴ノ岩 (貴乃花部屋)に暴行して頭部への骨折などの重症を負わせた問題が起きていた。 発覚して詳しい事情が直ぐには掴めなかったけれども少しずつ明るみに出されて来て 白鳳の制止を「うるさいよ」と怒鳴り、殴り続けて被害届出された日馬富士の酒癖 を観たらついに真相を覚えたと頷けるくらい理解が進んだ。 モンゴル会というモンゴル出身の力士たちが懇親を深めるための酒席で起きていて日馬富士は只単に酒癖が悪いに過ぎなかったか Harumafuji Kohei in Sumiyoshi Grand Shrine by Ogiyoshisan / CC BY-SA もしも貴ノ岩が下らない口振りで馬鹿にしていたとすれば被害者面を見せるのも大概にして欲しいと幾許かは呆れるはずだった。暴行問題の張本人――日馬富士は直ぐに謝罪したり、はっきり認め…

小池百合子が立候補しないのに国政の政権交代を主張して希望の党を結成した心

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希望の党は本当に謎だった。 小池百合子 が結成したと発表した記者会見をテレビで観ていて国政の政権交代を目指す(政権選択のために候補者を適切な分だけ擁立する)と添えていたから普通ではあり得ないと思った。既成の政党が分裂した後の大きな会派でもなければ不可能ではないか。一から始めて国会の与党になるなんて聞いた例がなかったんだ。 小池百合子は何を考えて希望の党を結成していたのか 小池知事が国政新党 「希望の党」代表就任を表明|TOKYO MX 最初から自分が立候補するつもりもなかったんだ。それは分かり易い、ただし。というのは東京都知事だから途中で職務を投げ出すわけには行かなかった。終わったら総選挙に出て希望の党の国会議員になるのかも知れないと頷く。 後から希望の党の代表として国政に参加すると考えると今直ぐに政権交代を目指すとした心構えに混乱する。 自分が国政に直接的に加…

嫌いな人間は本当は人生で役立っている

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面白いのは良さを持っている、好きなだけではなくて嫌いな人間でも。だから余りに逆らい過ぎると自分こそ良さを失いながら死ぬしかなくなりもするのではないか。 地獄の道理、すなわち閻魔の悪知恵ならば流石にやはり人間を破滅させるように神から上手く作り出されていると驚く。 懇意、止めてくれれば助かるのに人間だけが確実に生き延びるのも不合理なためだろう。 人間同士でも力関係があって嫌いな人間が強いほどに人生は厳しくなるわけなので、弱いままで倒れないためにはそうした力を認めながらむしろ自分にしっかり取り入れて完全には敵視しないように努めるべきだと思う。 なぜ人は人を嫌うか 根源的には思想に反するせいで、人々は敵対する。世の中で討論会にかぎらないし、さもなければ却って真実を見落とし兼ねない。 思想は人間の存在を形成している。生死を懸けて宗教戦争でも何でも起きるわけだ、互いに嫌い…