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日馬富士のモンゴル会での貴ノ岩への暴行問題と常識破りの貴乃花親方の正義感

大相撲の横綱の日馬富士(伊勢ヶ浜部屋)が前頭の貴ノ岩(貴乃花部屋)に暴行して頭部への骨折などの重症を負わせた問題が起きていた。


発覚して詳しい事情が直ぐには掴めなかったけれども少しずつ明るみに出されて来て白鳳の制止を「うるさいよ」と怒鳴り、殴り続けて被害届出された日馬富士の酒癖を観たらついに真相を覚えたと頷けるくらい理解が進んだ。


モンゴル会というモンゴル出身の力士が集まって懇親を深めるための酒席で起きていたらしくて日馬富士は只単に酒癖が悪いに過ぎなかったと思う。もしも貴ノ岩が下らない口振りで馬鹿にしていたとすれば被害者面を見せるのも大概にして欲しいと幾許かは呆れるはずだった。暴行問題の張本人――日馬富士は直ぐに謝罪したり、はっきり認めていたので、本心だろうと合点したんだ――とはいえ、精神的な屈辱を強いるばかりの嫌がらせに苛まれて可哀想だったのではないかと疑念が全く生じなかったわけではなかったんだ。されど完全に覆された様相を呈している。


この関係者によると、日馬富士は、1次会から貴ノ岩をよく思っていなかったようだったという。


「貴ノ岩は挨拶をしたつもりだったが、日馬富士は『なんだ、あいつ』とちょっとムッとしたシーンがあったそうだ。2次会では、ビール、日本酒、焼酎、すごい量がテーブルにならんだ。最初、日馬富士と貴ノ岩は離れた場所にいたが、ビールをつぎにまわった貴ノ岩たち若手といつしか位置が近くになっていた」


最初は同席していた横綱、白鳳が「俺ももう年だよ」と皆を笑わせ、それを受けて鶴竜も「俺は休んでいるのでもっとダメだ」とツッコミを入れてなごやかだった。


その時、貴ノ岩や照ノ富士が「これからは若者の時代ですか」などと軽口を言い、皆がガハハッとなった。白鳳は「俺はまだまだ50回は優勝する」と笑っていたが、日馬富士は貴ノ岩の言い方が気に入らなかったようだ。


白鳳の制止を「うるさいよ」と怒鳴り、殴り続けて被害届出された日馬富士の酒癖 via AERA dot.

知らなかったし、初めて聞いてモンゴル会は面白そうだと驚いた。参加者の大部分が「ガハハッ」では正しく和気藹々としかいいようのない酒席が繰り広げられていたんだろう。


テレビのインタビューで創始者の旭鷲山(元力士)もモンゴル会で互いに争ったりするような騒動はかつて皆無だったと心境を重々しく述べていた。


暴行問題については被害者の貴ノ岩は加害者の日馬富士に向かって「軽口」を叩いてなかったので、そうした責任は専ら前者ではなくて後者が負わなくてはならないという印象がとても強まって来た。


日々、気に入らない何かが多くて堪り兼ねたとしても酔っ払って不法に出しているのでは社会的に頂けないし、酒癖が悪いと受け取られてしまう素行なのも明らかだろう。


決して偶々ではなくて以前から酒癖が悪いと周囲の人たちには気付かれていたようで、出入りを断られる店もあったり、人間的に酔っ払った際の危険度は相当に懸念されていたらしい。


大相撲の力士の最高位の横綱として求められる品格を踏まえると本当にあるまじき醜態を晒し切ったとも過言ではないのではないか。


歌川国輝の相撲

日馬富士の貴ノ岩への暴行問題の真相に触れて個人的に良いと思ったのは被害者の所属する貴乃花部屋の貴乃花親方の動向だった。情報で「こればかりは許さない」という言葉が出て来た。只単に酒癖が悪いに過ぎなかったかぎり、もはや大怪我に苦しむ貴ノ岩に落ち度はない。相手が横綱で大相撲を象徴する存在だから泣き寝入りするとかビビって公に示さないなんて方向へ進んでは情けないように不安視されるところで、人々のために正義感を素晴らしく発揮していると感心させられたんだ。


警察に被害届を出したと逸早く伝えられていたけど――現段階では傷害事件として捜査中らしい――しかし記者会見などを開いてなかったから何を考えているのかは曖昧だった。


貴乃花親方を初めて素敵だと見直した。世の中の不正に対して真っ向から打つかって行く姿勢が人間的に美しい。苟も大勢のファンに夢を与えるのが力士の仕事ならば横綱から新弟子まで一般人よりも手堅く対応するべきかも知れないし、本当にちゃんと弁えた道理によって行動できているから尊敬するに足りる人柄だと認める。


世の中も同じように変わると嬉しい。誰かに嫌がらせを受けて自分が悪くないにも拘わらず、黙って悲しみを余儀なくされる人は少なくないはずだ。さもなければ憐れむべきいじめだってもうちょっと救われるのではないか。様々な場面での《組織への隠蔽体質》が気がかりだ。何とかならないものかと心から願わずにいないよ。


貴乃花親方が大相撲のために不正を見過ごさず、一人ではたとえ逆らっても他の人たちから排除され易くて不味い生活こそ目に見えて酷いと真っ先に避けたくなるにせよ、善意で立ち向かって打開するという試みが人間的に美しいし、きっと社会にとっても潔いと胸に染みるに違いない。


味方なのか、兄の花田虎上(元力士:若乃花)も日馬富士のモンゴル会での貴ノ岩への暴行問題について「これが本当であれば協会が判断するうんぬんではなく刑事事件として警察に任せる程の事だと私は思いました」と同調していたんだ。


当事者の二人の間では和解が成立していたらしいので、貴乃花親方は第三者として敢えて割って入った格好なのがやはり正義感のせいとしか捉えようがないけど、違法行為だから社会的な責任を果たすために勇んでやっていると受け取る。


況んや大相撲を運営する日本相撲協会という組織へ報告しなかったところが凄いし、ある意味、常識破りの展開になっているから何なんだと一つのスキャンダルとして世の中でも格段に大きく取り沙汰されると思う。


人間にとって組織と社会は居場所として根本的に違うと学ばされる、新しく。組織内の不正は違法行為のかぎり、警察を介入させずに法治国家の日本で誰も社会的な責任をきっちり果たせない可能性が高いはずだ。皆が国民として自己矛盾を避けられないのが先ずは事実だといわざるを得ない。暴行問題と非常に良く似た感じでいじめも学校や会社などへ報告するだけで被害者と加害者がいつも何事もなかったみたいに穏便に済まされたりしなければ再発を防ぎ易いかも知れなかったと気付いてしまう。


貴乃花親方が個人的に心配したのは貴ノ岩の大怪我での死だろう。または治り切らずに相撲を引退するかも知れない。事前に和解していたから日馬富士はもはや関係ないとなるのは如何わしい。万一、酒癖が悪くて不幸な結果に後から結び付いた場合に無実ではどうしようもないわけなので、少なくとも苦しんでいる時点で、早々に察知して暴行問題の責任の所在こそ誠心誠意で明らかにしておきたかったのではないか。


立場上、親方にとっては当たり前の弟子への親心としても簡単に理解できるにせよ、たとえ当事者でなくても傍観しない気持ちは世話の焼き過ぎとはかぎらないし、正義感として道理的に必要なんだ。


参考:問題の酒席は20年続く「モンゴル人飲み会」 旭鷲山の関取昇進を機に 3代目若乃花、日馬富士暴行騒動に「刑事事件として警察に任せる程の事」

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