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些細な日常

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中々の読書感想文用の小説集

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学校の課題などの読書感想文用に文字数が少なくて速く読める短編か中編小説から中くらいの難易度で主に中学生か高校生に向いたような作品を紹介すると共にそれぞれのあらすじと読書感想文を書くときのヒントを纏めた。 Saint Catherine of Alexandria reading by Onorio Marinari / Public domain エドナ・ファーバーの帰って来た男 トマス・ベイリー・オールドリッチのマージョリー・ドー オリーヴ・シュライナーの夢の生活と現実の生活;小さなアフリカの物語 F・スコット・フィッツジェラルドのベンジャミン・バトンという奇妙な症例 ジェイムズ・ジョイスの痛ましい事件 どれも僕が 和訳した英語の海外の小説集 から選んでいて内容の読み取りが平易と思われる順番で並べている。 その他に 中学生以下のための易しいもの と 高校生以上のための難し…

易しい読書感想文用の小説集

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学校の課題などの読書感想文用に文字数が少なくて速く読める短編か中編小説から内容が比較的に易しくて主に小学生か中学生に向いた作品を紹介すると共にそれぞれのあらすじと読書感想文を書くときのヒントを纏めた。 Reading boy by Eastman Johnson / Public domain L・フランク・ボームの素晴らしいポンプ ラドヤード・キップリングの豹はどのように斑点を得たか オスカー・ワイルドの星の子 ヘンリー・ローソンの家畜追いの妻 サキの侵入者 どれも僕が 和訳した英語の海外の小説集 から選んでいて内容の読み取りが平易と思われる順番で並べている。 その他に 中学生以上のための中々のもの と 高校生以上のための難しいもの も用意している。 L・フランク・ボームの 素晴らしいポンプ 作者 L・フランク・ボーム (1856〜1919) 国籍 アメリカ 作品 素晴らしいポンプ (1901…

鈴蘭の集落で童心に返りながらヒラタアオコガネも見付けた詩人への思い

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公園の山の鈴蘭が、大分、咲いて来た。可愛いと思う。まるで天使が宿っているようだ。純真無垢な白い花、そして緑の健やかで大きな葉、人間にとって心に羽根が生えた様子を形象的に彷彿とさせるせいか。ならば鈴蘭は天使の家だろう。数多く咲いている集落ももはや幻想の国に他ならない。鈴蘭を見ていて微笑ましいのは天使たちの住む素晴らしい世界を感じ取って心を擽られているわけだ。詩的だし、気に入るのも当然だ、個人的にいって。 童心に返る。動物が好きで、取り分け可愛いと良かった。昆虫は小さいからいうまでもなく、気に入っていた。 鈴蘭にも小さな昆虫を見付け出したのは非常に面白かった 調べると ヒラタアオコガネ らしい。体長1センチ程で、条の付いた背中が緑色や褐色の光沢を放つ。特徴的なのは全身を縁取るような毛並みだ。光の加減で見えない場合もあるけれどもふさふさしている。 黄金虫 の仲間でも他…

鈴蘭の蕾に待ち遠しい初夏へのカメラ考察

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森へ行くと鈴蘭が蕾を覗かせていた。四日前の 写真撮影 で立ち寄ったら茎だけだったから早いと驚いた。もう直ぐに満開だろう。初夏の息吹きを感じる。鈴蘭の花が待ち遠しくも写真に収めるならば来週一杯こそ最高に違いない。再来週以降も暫くは枯れないにせよ、雨風で汚れたり、蜘蛛の巣が張ったりするので、真っ白なままを端的には狙い難そうではないか。 しかしやはり本当に厳しいのはピント合わせだ、カメラにおいて 鈴蘭の蕾を撮りながら一年振りに思い知らされる現実だった。天気は快晴で、シャッタースピードも四桁の1/1000sだから手振れの心配はなかったのに仕上がりに気乗りしないのは描き込みなんだ。似た花のスノーフレイクは四日前の写真撮影でもまずまずだったけれども鈴蘭は小さい分だけ写りが悪くなってしまう。白一色の花でコントラストも低いかぎり、カメラはフルサイズのセンサーでなければ描き…

コットの幻想的に心を潤わせる絵の真実

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コット は十九世紀のフランスの画家で、当時、 絵の主流だった新古典主義 の終わり頃に出て来ていた。 Springtime by Pierre Auguste Cot / Public domain 新古典主義は元々は先代のロココ様式という雅やかで装飾的な絵に反発して生まれたといわれる。宮廷芸術とすると王室が文化的に栄えていた時代を象徴していたわけだけれどもフランス革命と共に衰退して行く流れの中で取って換えられた絵のスタイルが新古典主義だった。 目下、音楽では モーツァルトが王室を離れて初めてプロを目指していた 時代だったし、奇しくも芸術家としてそれぞれの生き方が感性的に響き合ってしまう。逸話によれば児童期にシェーンブルン宮殿で出会って結婚を無邪気にも申し出たとされる マリー・アントワネット がオーストリアからフランスへ出向いて ルイ十六世 の王妃に就いてからまさかのギロチ…

観葉植物の写真を透過光で撮る

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雪も降って冷え込みも、可成、厳しい一月中旬、しかしながら今日は晴れて室内への光の流れがいつになく良かった。 日差しの角度が好ましくて写真日和とも過言ではない感じがしてしまった。 窓辺の観葉植物の葉に光が透過されて幻想的な世界が浮かび上がって来た カメラも α5100 と Touit 2.8/50M で室内ではシャッタースピードが上がらなくていつも苦しんでばかりなのに楽勝だった。上手く行けば1/1000sも越えるくらいだから十二分の明るさだろう。 珍しく絞った、レンズを幾らか。カメラの面白さを久々に味わった。屋外で撮影してないし、近頃は室内で開放絞りばかり使わざるを得なかったので、明るさを減らさないためにレンズは全く絞れないという不自由さから解き放たれて嬉しい気持ちがした、本当に。 ピント内が少しぼやけているようだけど、しかし良いのかも知れない。屋外の太陽の下でビシッ…