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些細な日常

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そばとうどんのかけときつねとたぬきと月見

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そばとうどんのメニューで、かけとたぬきときつねと月見という種類がある。それぞれ、何を意味しているのか。僕が初めて気付いたのは小学校低学年の駅の立ち食い蕎麦屋だった。今も見かける店先の食券のメニューにあった。面白いと引き付けられた思い出があるけど、振り返ると詩的な表現だった。改めて意味と語源と成り立ちについて纏めておく。 目次 かけそばとかけうどんとは何か そばとうどんのかけの意味 そばとうどんのかけの語源 そばとうどんのかけの成り立ち きつねそばきつねうどんとは何か そばとうどんのきつねの意味 そばとうどんのきつねの語源 そばとうどんのきつねの成り立ち たぬきそばとたぬきうどんとは何か そばとうどんのたぬきの意味 そばとうどんのたぬきの語源 そばとうどんのたぬきの成り立ち 月見そばと月見うどんとは何か そばとうどんの月見の意味 そばとうどんの月見の語源 そばとうどんの月見の成り立ち かけそばとかけうどんとは何か 箱根そば b…

吉岡里帆のグラビアに感じる色の白いは七難隠すの美しさ

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近年、最も好きな女性芸能人というと 吉岡里帆 で、去年の 恋人にしたい女性有名人ランキング で、初めて一位に入ったり、二十代後半の見た目が最も良いだろう今こそ全盛期を迎えたと思う。 僕が吉岡里帆を初めて知ったのは2016年の UR都市機構 の「URであーる」というCMで、全てが良いと思える本当に心から引き付けられる俳優が久々に出て来た――芸能界で 天使好きな国分佐智子 以来の衝撃か――と喜ばしく感じた。 しかしその後に驚かされたのはかつて男性誌のグラビアで、水着などのセクシーな姿を披露していてさらに全国的な人気を得てからも同じことをやっていたと分かって飛んでもなく優れた女性芸能人だと改めて感激した。 吉岡里帆の有名になってもグラビアを続ける心意気 ロングロングバケーション | 集英社 俳優だと無名時代に売れるために男性誌のグラビアで水着やヌードをやる女性は少なくなくて大抵はそのまま、売れずに消えて行くような感じがする…

松尾芭蕉の三十八歳頃の深川時代の俳句の作風

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松尾芭蕉 の約三十年に亘る俳句人生で作風の変遷が幾つかあってどんなものかを探るために本稿は三十八歳頃の深川時代の俳句について考える。 俳号は芭蕉で季語は野分の秋の句 芭蕉 by NISHIYORI 芭蕉野分して盥に雨を聞夜哉 仮名と訳文 ばしょうのわきしてたらいにあめをきくよかな 芭蕉の木が台風に吹かれて盥に雨漏りの音を聞いている夜とはな 松尾芭蕉/ 武蔵曲 松尾芭蕉は延宝八年(1680年)の冬に江戸(東京都)の日本橋から深川の草庵へ移り住んだ。弟子の 杉山杉風 が提供した生簀の番小屋か何かだったらしい六畳一間の小さな茅屋だった。この転居の理由ははっきりしない。俳諧宗匠として点業(俳諧の優劣を付けて報酬/点料を貰う)生活に嫌気が差したとか江戸でしょっちゅう起きていた火事で焼け出されたなどの説がある。 何れにしても草庵に入ってから深川時代が始まり、もはや仕事もせずに弟子から差し入れを貰うことを宛にした――本人は 乞食…

松尾芭蕉の三十七歳頃の日本橋時代の俳句の作風

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松尾芭蕉 の約三十年に亘る俳句人生で作風の変遷が幾つかあってどんなものかを探るために本稿は三十七歳頃の日本橋時代の俳句について考える。 俳号は桃青で季語は秋の風の秋の句 Trichonephila clavata by Koo Bearhill / CC BY 蜘蛛何と音をなにと鳴く秋の風 仮名と訳文 くもなんとねをなにとなくあきのかぜ 蜘蛛は何といってどんな音を立てて鳴くのか、この秋の風に。 松尾桃青/ 俳諧向之岡 (仮名と訳文は筆者) 松尾芭蕉は故郷の伊賀(三重県)から江戸(東京都)へ下った暫く後の延宝五年(1677年)か延宝六年(1678年)に宗匠立机を果たして職業俳諧師として一門を形成するようになる。連句興行や運座(秀句を互選する会)を開いたり、弟子を取って俳句を教えたり、点業(俳諧や連歌の優劣の判定)を行う。 最初の頃、日本橋の知り合いの借家か何かに住んでいたと考えられるので、日本橋時代と呼べる。 桃青…

松尾芭蕉の二十四歳頃の貞門派の俳句の作風

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松尾芭蕉 の約三十年に亘る俳句人生で作風の変遷が幾つかあってどんなものかを探るために本稿は二十四歳頃の貞門派の俳句について考える。 俳号は宗房で季語は山桜の春の句 奈良長谷寺の桜が満開 by みいみいE うかれける人や初瀬の山桜 仮名と訳文 うかれけるひとやはつせのやまざくら 浮かれる人が凄い、初瀬の山桜に。 松尾宗房/ 続山井 (仮名と訳文は筆者) 句中の「初瀬」は奈良県桜井市の長谷寺の桜の名所を指す。 古典に傾倒する 貞門派 として次のような短歌に準えて詠まれたようだ。 憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを 仮名と訳文 うかりけるひとをはつせのやまおろしよはげしかれとはいのらぬものを 連れない人を、初瀬の山颪よ、そんな酷くあって欲しいと祈らないのに。 源俊頼 / 千載集 (仮名と訳文は筆者) これは 百人一首 にも選ばれているから日本で最も秀でた和歌の一つといえる。平安時代に尊ばれた 物の哀れ を良く表している。祈っ…

松尾芭蕉の十九歳頃の最初の俳句の作風

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松尾芭蕉 の約三十年に亘る俳句人生で作風の変遷が幾つかあってどんなものかを探るために本稿は十九歳頃の最初の俳句について考える。 俳号は宗房で季語は年内立春の冬の句 梅の花 by ERINGI51 春や来し年や行きけん小晦日 仮名と訳文 はるやこしとしやいきけんこつごもり 春が来たのか、年が過ぎたのだろうか、小晦日に。 松尾宗房/ 千宜理記 (仮名と訳文は筆者) 松尾芭蕉の俳号が宗房だった十九歳頃に詠まれて、記録上、最初の俳句と見做されている。 奉公で伊賀上野(三重県伊賀市)に暮らしていた十八歳頃から俳人の 北村季吟 に主君の 主計良忠 と共に師事して俳句を始める。すると師匠の北村季吟が俳人の 松永貞徳 に由来する 貞門派 という俳諧の流派に属していたためにそうした影響を受けて詠むことになる。当時の世の中の主流の流派でもあったらしい。貞門派は古典に傾倒して知識や教養を披露したり、俳言という和歌や連歌にはない俳諧ならではの俗語や漢…

小股の切れ上がった良い女とは何を意味するのか

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最近は全くといって良いくらい聞かなくなった言葉だけれども数十年くらい前までは男性が好きな女性のタイプを表すときなどに「小股の切れ上がった良い女」と聞くことがあって何を意味するのかと戸惑わされた。 普通に考えて小股は女性の可愛らしい股、または短い歩幅だとしてそれが切れ上がったら股裂きみたいに酷いし、あり得ないので、本当に意味の分からない言葉だと感じて甚く驚かされて直ぐに忘れられなくなった。 いつも身近で聞いた言葉ではなくてテレビで「小股の切れ上がった良い女」と誰かがいったのを聞いただけだから問い質すこともできず、結局、脚の付け根の辺りがハイレグの水着みたいにシュッと持ち上がった印象を与えるのが好きなのかと想像するだけだった。 数十年振りに、今、思い返しているのはなぜかというとYouTubeの動画を観ながら初めて分かりかけた感じがしたためなんだ。 目次 イ・ダヘの最高過ぎるショートパンツ姿 小股の切れ上…

葛飾北斎の神奈川沖浪裏の知る思いと高齢化社会の人生

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江戸時代の日本の浮世絵師を代表する存在の一人、 葛飾北斎 の富士山を題材とした優れた名作の 富嶽三十六景 の中で最も印象深い一枚の浮世絵(木版画)が 神奈川沖浪裏 だと感じる。 葛飾北斎が七十歳くらいで描いた 神奈川県沖波裏 Behind the Great Wave at Kanagawa by Hokusai Katsushika / Public domain 一度、見たら容易に忘れないというと些細な日常で発覚したのは二回目の気持ちで、古代エジプトの至宝: ツタンカーメンの黄金のマスク 以来の美しさへの著しく謎めいた驚きなんだ。 それぞれを比較すると作品の素材が違うし、創作のジャンルも同じではないのは明らかで、共通するのが何といっても芸術的な衝撃の一言に尽きる。 葛飾北斎の 神奈川沖浪裏 は瞬く間に目を引くツタンカーメンの黄金のマスクの余りに鮮やか過ぎるほどの色彩感覚を持たないけれども全てが静かに胸に迫るところが…

俳句の規則:字数と季語と切れ字

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概要 俳句の規則 俳句は、十七文字という短い詩の中で、季節を感じさせる言葉(季語)を使い、切れ字で語調を整えて表現する伝統的な日本の文学形式です。 句の基本的な構成要素 字数を十七文字に揃える:俳句は大きく三つの部分に分けられる。上句(かみく)と中句(なかく)と下句(しもく)だ。それぞれが五字、七字、五字と字数制限を持っている。一般的に俳句は五七五と呼ばれる。 季語を一つ入れる:俳句には季節/春夏秋冬を表明する言葉があって一般的に歳時記という本に載っている。 切れ字で語調を整える:俳句の五七五から季節を如何に詠むかというところで切れ字という手法が使われる。 俳句の例 五月雨をあつめて早し最上川 この句は、芭蕉の『おくのほそ道』に収められており、俳句の規則を完璧に満たしています。 字数:5-7-5 季語:五月雨(夏) 切れ字:体言止め「最上川」 現代では俳句も他聞に漏らさず、定形詩としての意味合いは薄れているにせよ…