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些細な日常

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クロザピンで治療抵抗性統合失調症から回復した軽度の知的障害者

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姪の四回目の外泊があってついに普通だと感じた。 治療抵抗性統合失調症のクロザピン の投与から九ヶ月くらい経っている。待ちに待った瞬間とも過言ではない。何しろ、明るい印象で、接しながら違和感は殆ど受け取らずに済んでしまっていた。 言動そのものは変わらないのに普通でもはや病気ではないと、精神科への入院以来、初めて気付かされずにいないのはなぜか。 姪の全ての反応が速くなっている 以前と比べて僅かながらでも生きる喜びが増したようだ。物事の捉え方に支障が全くないのが健康を思わせるし、病んだ精神でもなく、普通だと感じさせる状態に結び付いているに違いない。 今はもう軽度の知的障害者が、一人、いるだけだといって良い、姪と会っても目の前には。精神科ではグループホームへの入居をちょっと前から考えていたけれども実際に幾つか見に行くような流れに変わって来ている。退院する日は順調に近付…

愛を込めてあげるプレゼントに透き通った血の流れを感じ取るための鏡ならば知らないわけもなかった

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姪が家に三回目の外泊に来た。又更に回復したようで、安心した、 治療抵抗性統合失調症 から。もはや見た感じは病人とは思えない。雰囲気の明るさを大きく取り戻していた。 妙な話、死体とは及び付かないというか、僕が目撃したのは 透き通った心の持ち主 と 父親 が実際だったけれども病による死の影のような不吉さは心に微塵も降りかからずに済んだし、触れ合いの感覚も相当に安らがずにはいなかった。 一つだけ気がかりなのは喋り声が何かに押し詰められてそうに潰れていると思った。 人によって性格から身に付いていて必ずしも珍しくないし、喋り方の個性的な特徴として何一つ危ぶまれはしない。しかし姪には相応しくないのではないか。かつて 激かわのお洒落さん だったはずだし、芸能人でいえば 北川景子 のような印象を与える暮らし振りが望ましいと考えてしまう。 心のどこかに思い悩みが潜んでいるために声を潰すに違いな…

精神科の深過ぎる思い遣りの医師が持たせる印象は頼もしいかぎりで本当に良い

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姪の 治療抵抗性統合失調症のクロザピンの記事 の下の方に後日の回復している記事を関連としてリンクした。訪問者が検索エンジンから「治療抵抗性統合失調症」や「クロザピン」のキーワードで現れた場合にどうなるかと知りたいはずだから是非とも欠かせないはずだった。 僕も事前に色んなサイトで病気と薬について詳しく調べながら最も気になるのは姪が実際に回復するかどうかだったので、恩返しみたいな気持ちもするけれどもやっておかないと勿体ないし、ブロガーとして詰まらないと思った。 病院に説明を聞きに行ったらクロザピンはとても激しい副作用を正確に抑えるために容態の確認を徹底して仔細に行うから通常の薬よりも反対に安全性は高いといわれた(個人的には上手く行っても糖尿病にかかる恐れを小指の先でも避ける/寿命を健康の理想からなるべく縮めない将来のために最も受け入れられないと感じるんだ)。投…

明るい笑い声もオドラデクを思わせるうちはまだ安定しない精神だ

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姪が入院中の精神科の病院から家に二回目の外泊に来た。前回よりも随分と元気で安心した。疲れが減った。病院から外へ出ることが殆どなくて家に来るのも十年振りで、前回は相当に疲れていたらしい。病院に戻ってから一週間くらい寝込んでいたと聞かされた。大変な疲れによってまるで倒れるように動けなくなったに違いない。 二回目の来訪では微妙な変化でしかないけれども明るい笑い声に真実味が増して生きる喜びの兆候が膨らんだのが非常に嬉しい。全体的な気分としてはどうも カフカ の「オドラデク」を思わされて小説的には面白いけれども人生的には厳しいと悩まされざるを得ない。 それは、屋根裏部屋や建物の階段部や廊下や玄関などに転々としてとどまる。ときどき、何カ月ものあいだ姿が見られない。きっと別な家々へ移っていったためなのだ。けれども、やがてかならず私たちの家へもどってくる。ときどき、私たち…

綺麗な心で生きる天使は驚きの望み通りだ

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誰かに殺される感じがする。 姪と再会した 後から不吉なのかも知れない。本当にもはや天使なので、離れてしまうと気持ちが逆に恐ろしくなるみたいだ。一人で大丈夫なのかと心配の極致に達しているせいで、世界に殺気が漲っている。 振り返ると望み通りだった。元々、天使として姪とは触れ合っていた。願ってはいなかったし、普通に人間で良かったわけなのに果たしてそうなってしまうというのが驚きだ。僕の思いが伝わったせいだろう。 姪は天使の人生を選んだならば素晴らしい 応援するしかない、他でもなく。綺麗な心を個性として尊重しながら接するべきだ。将来が楽しみだし、軽度の知的障害でも天使のかぎり、姪は幸せな暮らしを手に入れるに違いない。愛される存在には平和こそ訪れる。 安心しながら神を有り難く信じるほどに誰かに殺される感じも減って行くようだ。 かつて赤ちゃんの姪が天使だった。僕が天使として姪…

軽度の知的障害での自立心と社会への適応

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姪が精神科の外泊で家に来て又帰って行った。 治療抵抗性統合失調症としてクロザピンを投与されて 非常に心配されたけれども数ヵ月を経ながら別段に異常は見受けられなかった。 十年振りに再会して性格は相当に暗くなってしまった。病院や保護施設で見知らない人たちと暮らすのを絶望しているせいではないかと感じた。 姪は軽度の知的障害なので、親離れが難しくて必要以上に悩んでいるようだった。再会して二十代中盤なのに考え方は小学校低学年と変わらないとはっきり分かった。十年前は中学生だったけれども違和感は少なかった。現在では精神と身体の食い違いが目立った。 どうすれば自立心を養い育てられるか A Woman in Blue Dress Walking on White Sand by Leah Kelley / Pexels 生い立ちで性格が歪んでいる部分から優しさを与えて矯正するしか…

治療抵抗性統合失調症でクロザピンの使用に同意した理由

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姪が死ぬかも知れない。精神科に一年ちょっと入院していて治療抵抗性統合失調症として クロザピン (商品名: クロザリル )の使用を求める同意書が家に送られて来たんだ。重篤な副作用があるから万一を踏まえれば避けるには越さない薬ではないかと思う。 先ずは断ったけれども医師の説明を聞いて仕様がないと受け入れざるを得なかった Mental health consultation by SerenaWong / Pixabay 統合失調症は長引かせると脳に損傷が広がる可能性がある。幻聴が出ているらしいので、もう危ないかも知れなかった。精神の変調だけならばともかく、感覚の異常は脳から来ていると考えられそうだ、個人的な見解だけど。 元々、姪は軽度の知的障害と診断されて保護施設に入っていた。何年か、暮らしていたもののそこからグループホームに移り住むことができなくて精神科に入ることに…